さて、ようやく皆様にThe Lancaster Hanoi(ランカスターハノイ)のご紹介ができます。
2013年11月にグランドオープンしてまだ間がない出来たてほやほやの高級レジデンスです。
いろんなお客様からこの「The Lancaster Hanoi(ランカスターハノイ)」のお問合せをいただいておりました。
もちろん何組ものお客様をご案内させていただきましたが、まだ完全に完成したわけでもなく、家賃もプロモーション価格と通常価格との間で揺れ動いており、インクルードサービスの中味も定まっておらずと、なかなか皆様に統一情報を提示できずにおりましたが、ここにきてようやく固まってきましたので、今回の稿で開陳いたします。
まず、間違わないでいただきたいのですが、「The Lancaster Hanoi(ランカスターハノイ)」は完全100%のサービスアパートではありません。
どちらかというと、同じKim Ma周辺エリアにあるHoa Binh Green(ホアビングリーン)のように個人オーナー向けの分譲マンションとして売りに出されたコンドミニアムと投資会社が管理するサービスアパートと混在しているアパートです。
全体で290戸ある部屋のうち、サービスアパートとして契約できるのは100戸です。
残りは個人オーナー向けに分譲されています。
もちろん個人オーナーが外国人向けに賃貸に出してくるケースもあります。
ですが、当社はまず100件のサービスアパートを中心に皆様にご紹介させていただきます。
もう一つ。
この「The Lancaster Hanoi(ランカスターハノイ)」はオーナーにとって4棟目のアパートです。
ハノイ以外の3棟はホーチミンで運営しています。
もちろん、利益が出ているからハノイに進出してきているわけで、3棟とも閑古鳥が鳴いているようではとてもハノイに駒を進める計画など出てこなかったかと思います。
アパートメント事業を軌道に乗せるだけの財務力、サービス力、そして腕力のあるオーナーだと言えるでしょう。
特選物件でもご紹介していますが、再度初めて訪問していただいた方の為に、詳細情報と位置図を付けておきます。
- 【アパート名】The Lancaster Hanoi(ランカスターハノイ)
- 【エリア】 Ba Dinh(バーディン)地区
- 【住所】20 Nui Truc Str, Giang Vo Ward, Ba Dinh Dist, Hanoi
- 【建物規模】28階建て全室290部屋(うちサービスアパートは100戸)
- 【竣工年】2013年11月
- 【賃料・面積】下記の家賃は1年契約の場合です(1年未満の契約期間の場合は若干家賃が上がります)
※2014年6月から、賃料が変更になっています。
・Studioタイプ(45㎡):1,600$
・1bed(75㎡):2,200$
・2bed(88㎡):2,400$
・2bed(94㎡):2,600$
・2bed(118㎡・123㎡):2,950$
・3bed(110㎡):2,700$
・3bed(126㎡):3,050$
・3bed(138㎡):3,150$
・3bed(142㎡):3,350$
・3bed(160㎡・180㎡):3,700$
・4bed(172㎡):4,000$
・4bed(300㎡):6,800$
上記家賃に含まれますサービスは以下の通りです。
- 税金(レッドインボイスは出ます)
- 管理費
- ハウスキーピングサービス(週3回の清掃+バスタオル、ハンディタオルの交換)
- リネン交換(週2回のベッドシーツ、ベッドカバー、枕カバー交換)
- ソファー、椅子、ソファーカーペットの洗いメンテナンス(6ヶ月に1回)
- 朝食(1階ベトナムレストラン):お部屋に付き1人分まで(日・祝日以外ご提供)
- インターネット使用料(光インターネット;WIFI付き)
- ベトナムケーブルテレビ視聴料
- 日本番組視聴料(15CHで1週間遡ったプレイバック自動録画機能付き)
- 電気代、ガス代、水道料金(部屋の間取りによりインクルード額が変わります)
・Studioタイプ:50ドルまで家賃に含む
・2ベッドルーム:70ドルまで家賃に含む
・3ベッドルーム:80ドルまで家賃に含む
・4ベッドルーム:100ドルまで家賃に含む - フィットネスジム、室内プール、サウナ、ジャグジー使用料
※単身者だけに限らずご家族連れも全員使用量はフリーになりました! - 19Lの飲み水ボトル代(全室固定の月に2本まで)
- 室内遊戯施設(卓球、ビリヤード)使用料
- キッズルーム使用料
※ハウスキーピングサービスには洗濯、アイロン掛けサービスは含まれていません。
室内に用意してある乾燥機能付き洗濯機でご自身でお願いします。
※ハウスキーピングサービスを付けない場合は少し家賃を下げることができます。
しかし、掃除機はご自身でご用意いただく必要があります。
※「おはん」の和食の朝食サービスをご利用いただけます(有料です)。
7階の「おはん」が長らく営業していましたが、都合により閉店します。
従来の朝食サービスや夜のおつまみセットなどのサービスは無くなります。
その代わり、1階にできたベトナムレストランのお食事が、サービス対象になります(一部屋に付きお一人まで)。
※ドライクリーニングを必要な方は、1階受付までお申し込み下さい。
「ジャパンクリーニング」さんのサービスをご提供できます。
あと、このレジデンスはガス調理です。
電気のIHクッキングヒーターは備えてありません。
では、The Lancaster(ランカスター)の位置図を、次のGoogle Mapでお確かめください。
近くの買物施設、日本企業が日本人の為にOpenしているスーパーマーケット「スーパー富分」の位置図も「ショッピングカートアイコン」でご紹介しています。
また、近場の日本人医師が常駐している、優秀な総合病院の位置も、会わせてご紹介しておきます。
フィットネスジム、サウナ、ジャグジー、それに室内スイミングプール利用料については、最初「一人につきいくら」と細かい計算を積み上げないといけませんでした。
しかし、最近はご家族全員が均等に屋内施設を利用できるように改良されました。
よりお客様よりに歩み寄ってきてくれています。
見ての通り、新しいので全ての設備が最新のものばかりです。
特徴をご説明しやすいランカスター独自の室内仕様を、次の写真で確かめてください。
また、巻末には室内の様子をYouTube動画でご確認できるようにしています。
ご参考ください。
最初ウォシュレットは標準装備とご説明致しましたが、間違いでした。
これはオプションサービスです。
申し訳ありません。
また、1点気になるのは最新設備に関わらず、キッチンの火力はガスです。電気のIHではありません。
火力はプロパンと行っても、ここはサービスの行き届いている「ランカスター」です。
たとえガス切れが発生しても、24時間対応のレセプションに言えば、直ぐに補てんしてくれますのでご安心してください。
プロパンガスの業者さんが駆けつけてくるまで待たなければいけない・・・そのようなことはありません。
また、調理器具がフラットトップと言っても、
- IHクッキングヒーター
- 電熱線のラジエントヒーター
の2種類あります。
IHなら火力も強いですが、ラジエントヒーターでは天ぷらも揚げることができないくらい、火力は弱いです。
いまだにラジエントが多い事を考えると、プロパンでもガスの方が奥様にはたすかるかと思います。
電気代の節約にもなります。
さて、単身者様、あるいはアグレッシブなご夫婦様がお住まいになるアパートとしては、特に問題ないレジデンスかと思います。
問題はお子様帯同で来られるご家族様にとってどうかです。
まず考えられる問題点を挙げてみます。
- 新設アパートだけに日本人学校や幼稚園バスが巡回してくれるかどうか
- お子様が遊び回れるスペースがあるかどうか
- 買い物の利便性はどうか
この3点かと思います。
まず、学校の巡回バスです。
2014年1月25日現在で日本人は約10組契約をしているようです。
グランドオープンしたばかりですから、この数字は仕方がありません。
ただ、これからテトが明け、2月後半から4月にかけてまとまった数の日本人赴任者がやってきますので、一気に契約件数は増えることは予想できます。
ハノイ日本人学校に通う生徒様は今現在おられませんので、最悪近くのRose Gardenのバス停まで通わないといけなくなるかもしれません。
しかし現在調整中とのこと。交渉の余地は残されているとお考えください。
これから「The Lancaster Hanoi(ランカスターハノイ)」に入居される予定のご家庭もおられます。
その方の動向次第では、日本人学校のバスが「The Lancaster Hanoi」まで巡回してくれる可能性が高いんです。
諦めないで、まず当社「ハノイリビング」までお問い合わせ下さい。
なお、日本人学校のバス乗り入れが実現したという情報が入れば、真っ先にこの稿でご紹介させていただきます。
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つい先ほど確認できたのですが、「The Lancaster Hanoi」に日本人学校のバス停が出来るようです。
時期は日本人学校に通学されるご家族がチェックインされる時期に合わされるとのことですので具体的には言えませんが、ごく近い時期に実現できそうです。
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また、幼稚園バスについては複数の園がありますので、個別に確認しないといけません。
詳しい情報は常にチェックしておりますので、この件もご質問のある方はお気軽に当社までお尋ねください。
これは「The Lancaster Hanoi」側に聞かれても分からないかと思います。
続いてお子様の遊び回れるスペースがあるかどうかです。
まず、こちらのビデオ動画をご覧下さい。
見ての通り、レジデンスの周りに遊び回れるスペースはありません。
室内にスペースを作っています。
こんな感じです。
小さな幼児ちゃん用にキッズルームを作ってくれています。
もう少し大きなお子様向けには、こんなスペースがあります。
あくまでも室内です。
あと、近くに「ハノイホテル」があります。その直ぐ際に「Giang Vo湖」があります。
この周回をよくマラソン人が走っています。
それくらいでしょうか。
足を伸ばしてCau Giay地区に新しい綺麗な公園が出来ています。
そういうところへ車で行くとか、あるいは日本人学校の友達がたくさん住んでいる近くのレジデンスへ遊びに行くか。
- Coco Flower Village:47人
- Golden Westlake:24人
上記に書いたCOCOは立て替えの話が上がっています。
これからお客様へのご紹介はあり得ません。
また、近くのThuy Khue通り沿いにある「Golden Westlake」ですが、昨今、様々な問題が噴出してきており、ここも当社とすれば新規のお客様にご紹介は致しません。
こう考えると、Kim Maエリアに日本人学校へ通われるお子様が住まうアパートは、
上記3件に加えて、今回ご提案している「The Lancaster(ランカスター)」くらいになります。
大事な買物の利便性の件です。
アパート1階にスーパーが出来ています。
また、美味しいパン屋さんもOpenしています。
が、やはり家庭の献立を満たすほどの充実度ではありません。
近場の大きなスーパーに行きたい場合は、タクシーで10分くらいの場所に、
- 「Vinhomes Metropolis」内にある「VinMart」
- 「LOTTE CENTER HANOI」の地下1階にある「LOTTE Mart」
- 日本企業が日本人に向けてOpenさせた日本人のためのスーパーマーケット「スーパー富分」
があります。
大分充実してきました。
タクシー利用も、アパートの前に常に待機してくれています。
以前の稿ハノイで「家族用ファミリーカー」を安く確保する方法についてでもお伝えしましたが、奥様がタクシーをご利用される場合、プリペイド式のタクシーカードが簡単に手に入ります。
プリペイドなので複雑な手続き等はありません。
旅行者もよく利用されるシステムですので、買い物の際「お釣りが無い為に損をした」などというストレスもなく気軽に使えるのでお勧めです。
いかがでしょうか。
ここまでで「住んでみたい!」と思われますか。
新築でハノイ中心地「Kim Ma」エリアに建つレジデンスです。
ここを起点としてどこにも比較的近くアクセスができる利点があるかと思います。
このKim Ma周辺に寄っておかないといけない方、Kim Ma周辺に住む必要のあるご家族は、予算が合えばご検討してもらっても良いと思うんです。
あと「ハノイ西部」がご家族帯同者に人気がある理由です。
これはアパートの敷地内にスーパーマーケットや各種飲食店、専門店、スイミングプールからフィットネスセンター、美味しいパン屋さんから有名なカフェ、またはオフィスビルとも併設されるなど、有り余る敷地にものを言わせて大規模な総合コンドミニアムが「ハノイ西部」に新築されたことが大きな原因だと思います。
CROWNE PLAZA WEST HANOI RESIDENCES(クラウンプラザハノイ)をはじめ、INDOCHINA PLAZA HANOI(インドシナプラザハノイ)やCALIDAS LANDMARK72(カリダスランドマーク72)などといった大規模物件です。
住んでいる敷地の中で「全てが完結する」って、やはり便利ですね。
もちろんFraser SuitesやSedona Suitesでも敷地内に店はありますが、その「種類の多さと新しさ」で比較すると、上記のレジデンスに歩があるかと思われます。
そのほかの理由は、やはり「ハノイ日本人学校」がハノイ西部にあることは大きいと思います。
お母さんが学校に頻繁に通うことも出てくるかと思いますので、近いに超したことはありませんね。
日本人向け幼稚園も桜モンテッソーリ「子供の家」やなかよし幼稚園など、「ハノイ日本人学校」の近くに開園されて、便利になってきました。
西部のもう一つの魅力は、西部を走る外周道路に高架ができたことです。
これでノイバイ空港方面や5号線へのアクセスがスムーズになり、郊外の工業団地への通勤が楽になったこともあげられます。
家賃が多少高めのしかし任期の高い「タイ湖東岸エリア」でもなく、日本人学校に近いハノイ西部でもないエリアに建つ「The Lancaster Hanoi(ランカスターハノイ)」。
先に申し上げましたが、「都心の便利さ」を求めてあえてハノイ西部から移られる方もおられるかと思います。
奥様の習い事も、ハノイ中心地に住んでいれば何かと便利ですよね。
この「都心の利便性」は確実に体感できるのではないでしょうか。
あとは皆様の価値観次第ですね。
家賃相場を簡単に説明しますと、4人家族がお部屋を探す場合、100㎡前後の3ベッドルームをご希望される方が多いですね。
この「100㎡前後の3ベッドルーム」という切り口で比較をしてみましょう。
もちろん、朝食サービスからフィットネスジムやプールなどが常備されているレベルのアパートでの比較です。
- 【タイ湖東岸エリア】Fraser Suitesの3ベッドルーム(125㎡):4,200$
- 【ハノイ西部エリア】Vinhomes Gardeniaの3ベッドルーム(110㎡):1,800$(コンドミニアムですが諸々サービスを入れてこの金額)
- The Lancaster(ランカスター)の3ベッドルーム(110㎡):2,700$
同じ条件で比較をすると、こういう結果になります。
ハノイ西部は、最近分譲された「Vinhomes Gardenia」が今HOTです。
安いですね。
昔のINDOCHINA PLAZAのようです。
しかし、じわーっとまた家賃は上がって行くと思います。
日本人学校に近い以外に「韓国人学校にも近い」ので、結構韓国人がたくさん住んでいます。
この記事をタタキにして、ご家族皆様で話し合ってみてください。
ご質問はいつでもお受けします。
以上、ハノイのBa Dinh地区に完成した実力派オーナーが運営する新築サービスアパート「The Lancaster Hanoi(ランカスターハノイ)」のご紹介でした。
では、ランカスターの室内の様子を、次のYouTube動画でお確かめください。
■「The Lancaster」2bed(118㎡)3,200ドルの室内風景(その1)
■「The Lancaster」2bed(118㎡)3,200ドルの室内風景(その2)
■「The Lancaster」2bed(123㎡)3,250ドルの室内風景
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