詳しい写真や建物の外観、教室の様子などは、日本人向け幼稚園『桜モンテッソーリ「子供の家」』が本日開園!の稿をご参照ください。
お客様からハノイの幼稚園についてご質問をいただく機会がよくあります。
小学生と幼稚園のお子様を持つご家族がハノイに赴任される場合、お子様の学校関連のご質問は当然のことながら「最重要課題」となりますね。
学校の場所や巡回バスの有無によっては、住むアパートのエリアが必然的に限定されることにもなります。
お客様にとって感心の高いチェック項目となるのは当たり前のことですし、私もお子様帯同で来られるお客様には、アパートのご紹介の前に必ず入学予定の学校をお聞きすることにしています。
ハノイで幼稚園をご検討される場合、「さくらようちえん」を避けて通ることはできません。
「さくらようちえん」・・・と呼ばれている幼稚園はハノイに2つ有ります。
- 長くハノイで開園、運営されているのが、「さくらHoa Anh Dao幼稚園」
- 昨年開園した「桜モンテッソーリ幼稚園」と来年1月から新設される『桜モンテッソーリ「子供の家」』
この2校です。
先に挙げた「さくらHoa Anh Dao幼稚園」は以前当サイトにてご紹介させていただきましたね。
※ベトナムハノイの「さくらHoaAnhDao幼稚園」のご紹介
その「さくらHoa Anh Dao幼稚園」。
タイ湖の東岸に位置し、日本人の生徒さんが100%を占め、日本の指導要綱に則った日本人の先生による教育機関です。
唯一「日本人専門の幼稚園」として、長きに渡りハノイで活躍されています。
今回ご紹介させていただくのは、もう一つの「さくらようちえん」、主にベトナムの子供たち対象の『桜モンテッソーリ幼稚園』と日本人向けの『桜モンテッソーリ「子供の家」』です。
まずは今新校舎へ移った「桜モンテッソーリ子供の家」と「ハノイ日本人学校」、それに近くの日系100%の「なかよし幼稚園」との位置をお確かめください。
『桜モンテッソーリ幼稚園』は昨年開園した幼稚園で、ベトナム人のお子様中心の保育園・幼稚園一貫教育期間です。
2歳児から小学校入学までの間のお子様が対象です。
敷地は広いグラウンドがある訳ではありませんが、ビルディングの1階から最上階まで、各フロアに1教室ずつの設計です。
今やハノイ中心街で、たくさんの企業も集結してきている「Cau Giay地区」のど真ん中ですので、有り余る敷地でのびのびと・・・という訳にはいかないのが現実です。
ですが、限られたスペースをうまく生かして、園児教育をされています。
たまたま取材で訪問させていただいたのがお昼ご飯時でもあったので、どの教室でも机を並べて給食タイムでした。
お子様の撮影も「みんな目立ちたがり屋さんばかりなのでOKですよ」と快く許可していただきました。
現在約90名の園児を抱える『桜モンテッソーリ幼稚園』。
ベトナム人の先生による、主にベトナム人の園児を中心に「モンテッソーリ教育」を軸として展開してきました。
その『桜モンテッソーリ幼稚園』が今度は増加傾向にある日本人向けの保育園・幼稚園教育プログラムを持つ学校を新設することとなりました。
それが、『桜モンテッソーリ「子供の家」』です。
この『桜モンテッソーリ「子供の家」』。
開園は2013年1月15日となっています。
校舎や教室の写真をたくさんご紹介しようと思ったのですが、今急ピッチで仕上げ工事に入っているので、今回の写真は全て『桜モンテッソーリ幼稚園』のものです。
◆『桜モンテッソーリ「子供の家」』概略
※円換算は、1円=249VNDで計算しています。
- 【住所】Lot B2 – BT5 My Dinh II Urban Area, My Đinh Ward, Tu Liem Dist, Hanoi(「ハノイ日本人学校」より徒歩5分の距離)
- 【開園日時】2013年1月15日
※現在随時申込み受付中 - 【授業時間】月曜日から金曜日の午前8時から午後4時まで
※半日制のプログラムもあります。 - 【年度スタート】4月初旬(日本に合わせています)
- 【対象】日本人園児向け
- 【クラス編成】
・3歳未満のクラス 1クラス
・3歳から6歳まで 2クラス - 教師
・日本人 3人
・ベトナム人(日本語堪能な先生もおられます) 10人
・英語のネイティブ 1人 - 【体験入園費】1.100.000VND(4.420円)
- 【お問い合わせ先】長崎園長先生:+84-983-761-281
※以前は金田先生でしたが長崎先生に代わっています。 - 【メールアドレス】contact@sakuramontessori.edu.vn
では、簡単に入園費から月謝、その他経費等費用がどれくらい掛かるのかご紹介します。
◆『桜モンテッソーリ「子供の家」』学費について
※円換算は、1円=249VNDで計算しています。
- 【入園費】2.200.000VND(8.840円)
- 【設備費・教材費】2.640.000VND(10.600円)/年間
- 【月謝】※まとめ払いは割引があります
・10.500.000VND(42.170円)/毎月払い
・31.500.000VND(126.510円)/3ヶ月一括払い
・59.850.000VND(240.360円)/6ヶ月一括払い
・113.400.000VND(455.430円)/12ヶ月一括払い - 【食費】※朝食と昼食が出ます(1ヶ月分一括支払い)
70.000VND(280円)/日 - 【送迎費】※3ヶ月分一括支払い(往復送迎の場合)
・6KM以内 1.760.000VND(7.070円)/月
・7KM~12KM 2.200.000VND(8.840円)/月
・13KM~20KM 2.640.000VND(10.600円)/月 - 【時間外費用】※時間外は午前7時50分以前と午後4時10分~5時30分までの時間帯
・(総時間外)3ヶ月で59時間以下の場合:90.000VND(360円)/1時間
・(総時間外)3ヶ月で60~90時間の場合:80.000VND(320円)/1時間
※時間外費用は毎月一括払い
時間外費用と送迎費以外は、必須費用です。
送迎費は巡回バスやタクシーなどを使って、先生方が迎えに来てくれます。
ここは「さくらHoa Anh Dao幼稚園」にはない特典ですね。
また、月謝には
- 月間課外活動
- 夏の水泳活動
- 造形活動
- イベント
- 誕生日プレゼント
なども含まれています。
食費は月謝と同時に1ヶ月分先払いとなります。
食費は先払いですが、後ほど休んだ日数分返却されるという仕組みです。
ただし、前日の通知が前提で、当日の朝の急な休み通知の場合は、50%の返金となるようです。
給食は朝食と昼食の両方を出す園側の姿勢から出た決まりですね。
また兄弟そろって入園する場合、送迎費(バスサービス)は二人目以上のお子様分は3割引き、また学費は5%引きとなります。
最後に休暇ですが、GW・夏休み・冬休みは5日間~10日間の休みがあります。
他に細かい規則はありますが、詳細は長崎園長先生に直接お尋ねいただければ結構かと思います。
いろいろと細かい数字を挙げさせて頂きました。
簡単に『桜モンテッソーリ「子供の家」』の特徴をまとめますと、
- 日本語教育システムによる日本人対象の日本語保育園・幼稚園であること
- ネイティブ外国人による英語教育カリキュラムも含まれていること
- 日本人の先生と日本語に堪能なベトナム人を含むたくさんの先生がサポートしてくれること
- 完全給食制(朝食+昼食)であること
- 巡回バスやタクシーの送迎サービスがあること
- ハノイ日本人学校から徒歩5分の立地なので、小学生と幼稚園のお子様をお持ちのご家庭には「通学通園至便」となること
- 教育プログラムが「モンテッソーリ教育」を柱としたものであること
ということだと思います。
では、この『桜モンテッソーリ「子供の家」』の根幹を支える「モンテッソーリ教育」について簡単にご紹介させていただきます。
今回直接金田園長先生とお会いし、詳しく園のお話をお聞きすることができました。
※現在の園長先生は長崎さんに変わっています。
「田口さん、子供の発育において6歳になるまでがとても大切な時期なんです」
欧米で人気の高い「モンテッソーリ教育」とは、一言でまとめますと
「視覚、聴覚、触覚、臭覚、味覚の五感が著しく発達する特別な時期である3歳から6歳の間を中心に、無理なく自然に自立できる人間形成を目指す」
となるようです。
子供の体や脳の発育に合わせて、独自に考案された教具を使用して子供の発育を大人が援助する教育方法です。
詳しくはこちらのサイトをご参照ください。
金田園長先生とお昼前に入った喫茶店で、熱い想いをお聞きして出たのが午後2時。
時が経つのも忘れて「モンテッソーリ教育」のすばらしさを語られました。
「子供に理屈や理論など通じません。日常生活の中で行う基本動作の反復練習・・・これを根気よく先生が付き添い、一人でできるまで続けて行きます」
日本ではあまり耳にしなかった「モンテッソーリ教育」ですが、実際日本国内でも数百件近い学校が取り入れて、幼児教育に生かされているそうです。
細かい教育論を語るほど私は詳しくありませんので、先にご紹介したサイトの説明に任せることにしますが・・・
お伝えしたいのは、私が直接お目に掛かった金田園長先生の教育に対する熱意です。
子供の発育と脳との関係とか、幼児教育が如何に大切かなどは、いろんな場面で耳にしてきましたし、皆さんも概ね認識されていることと思います。
もちろん分かるのですが、問題はそれを実際に施す先生方の熱意やスキル無くして成り立たない教育方だということですね。
看板だけで、実際は普通の幼稚園と何ら変わらない・・・
こんなケースもあるかと思います。
挨拶、食事、着替え、歩行、排泄、清潔。
日々行う生活の中で、つきそう先生がその子供にあった指導を根気よく続ける。
この理論を支える為に、この『桜モンテッソーリ「子供の家」』は1クラス15人の少人数制で、日本人の先生が必ず一人と、サブでついてくれる日本語を理解するベトナム人の先生が10人。
そして英語のネイティブスピーカーが一人という布陣です。
もちろん生徒さんの数が増えてくると、それに対応して人員を増やされるとのこと。
また、この「モンテッソーリ教育」を施すには有資格者が必要ですが、当校は国際モンテッソーリ幼児(3歳~6歳)教師資格者が1名と、国際モンテッソーリ乳幼児(0歳~3歳)資格者1名の計2名の先生で対応されます。
ハノイには日本人向けの幼稚園が「さくらHoa Anh Dao幼稚園」だた一校なので、クラスによってはインターに入りながらWaitingをされている方々も多いと聞きます。
どんなアパートでも、やはりベトナム人向けのローカルアパートと、日本人向けのアパートとでは求められるサービスの質が全く異なってきます。
それだけ日本人が納得するサービスというものは、レベルが高いということ。
ましてや幼児教育の現場では、大切なお子様を安全に預かることに加えて、それほど安くない授業料に見合う質の高い教育を提供していかなければならないという難しさが伴います。
金田園長先生と長い時間お話をさせていただき、そのサービスの話をお聞きするにつけ、安心して日本のお客様にお勧めできる学校だと実感致しました。
今現在運営中の「桜モンテッソーリ幼稚園」。
ベトナム人向けですが決して安くない授業料を取られています。
しかし、この盛況ぶりです。
校舎を1階から屋上まで見学させていただき感じたのは、やはり先生方の優しい表情と、子供たちの明るい笑顔・・・
「居心地の良さそうな幼稚園だな」というのが第一印象です。
ベトナム人対象とはいえ、欧米のお子様から一部日本のお子様まで、幅広い国籍のお子様を預かっておられます。
しっかりとした教育理念とそれを支える先生方の熱意で成功を収めている金田園長先生が、いよいよ満を持して日本人向けの日本語幼稚園を開園されます。
日本人の赴任家族様にとって、お子様の学校の選択枝が増えることは、とても喜ばしいことだと思います。
特に、小学生と幼稚園児を持たれるご家庭にとって、ハノイ日本人学校(小学校)から徒歩5分の距離に日本人向けの幼稚園が開園されるということが、如何に助かるか・・・・
何かに付け学校行事で足を運ばなくてはならない場合など、方向が同じであればとても安心で効率的です。
私は子供を3人持っております。
全員幼稚園は家の近くのお寺が経営する私立の幼稚園にお世話になりました。
若い先生方が毎日どろどろになって一生懸命子供の相手をしていただき、家の子供たちも何のストレスなく楽しい幼稚園生活を過ごせたと思います。
日本は子供の数が減少傾向ですので、競争も激しく、サービスの中味や特徴を全面に出して勝負しなければなりませんね。
必然的に質の高い幼稚園しか生き残らない結果となり、良い幼稚園に巡り会えるチャンスが増えることになります。
ベトナムハノイは今、着実に日本人が増えてきています。
しかし日本人相手に日本語で教育してくれる幼稚園は何度も申し上げておりますが、「さくらHoa Anh Dao幼稚園」と今回ご紹介した『桜モンテッソーリ「子供の家」』の2校だけです。
選択枝が限られる中、やはり安心して大切なお子様を送り出せるかどうかの見極めはとても大事かと思います。
『桜モンテッソーリ「子供の家」』は、来年1月15日からの開園ですので、具体的な評価の出来る人は未だいません。
それだけに問い合わせもたくさん頂くんですね。
今回、そんなお客様からのリクエストに答える為、『桜モンテッソーリ「子供の家」』の取材に行かせていただきました。
私が言えることは、現在の「桜モンテッソーリ幼稚園」の先生方と子供たちの雰囲気、そして園長先生である金田さんのお人柄と「モンテッソーリ教育」賭ける熱意等々・・・
直接お話をお伺いして得た実感として、私の子供をもしハノイの幼稚園にいれなくてはならないとなった場合、金田園長先生に委ねても良いと思いました。
具体的なお問い合わせは、全て金田園長先生が受けていただけます。
もし、興味を持たれたら一度直接尋ねてみてはいかがでしょうか。
以上、日本人向け日本語教育に特化したベトナムハノイの保育園・幼稚園『桜モンテッソーリ「子供の家」』のご紹介でした。
◆少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです。
↓ 1クリックよろしくです!
にほんブログ村