以前も使いました、この「ハノイリビング」女性スタッフ写真。
焼肉櫻で山盛り美味しい和牛を食べた後の、至福の1枚です。
さて、ちょっと前に我々日本人はお正月を終えましたが、ここハノイではこれから旧正月のテト休みに突入します。
私達日本人にすれば今年2回目のお正月となります(笑)。
今年は政府の意向でテト休みが長くなるようです。
公の発表では、
2014年1月28日~2月5日
勿論、「ハノイリビング」のテト休暇もこれに習います。
しかし店は閉めておりますが、電話は通じるようになっております。
万が一何かトラブル等が発生すれば、以下の連絡先までご一報ください。
▼▼▼
日本人直通番号
094 300 6323
▲▲▲
過去2年間、テト休みの留守番は私がやっておりました。
何も起きないのですが、たまにガスが出ないとか、水が出ない、または止まらない。電気が付かない等。
生活インフラについての緊急連絡をいただくことがあります。
お部屋の内覧業務はアパート側が休みのため出来かねますが、弊社経由でお住まいになっていただいてますお客様には年中無休で生活面のトラブル対応をいたします。
何か不測のことが起きましたら、ご一報ください。
対応いたします。
ハノイで仕事をしているベトナムの皆さんが大挙して故郷に戻ります。
ハノイに住む約7割の人達が地方出身者です。
もう・・・ハノイがすかすかになります。
まさに民族大移動。
私の住んでいるアパート前の大通り「Nguyen Chi Thanh通り」が「車両とバイクの影が無くなる」という爽快な光景を見ることができる時です。
私達が今東京や大阪に対して思う実感以上に、こちらの人はハノイという街の可能性を信じ、夢を託して上京してくる人が多いように思います。
しかしハノイという大都会で、定職に就くということはそれほど簡単なことではありません。
特に地方から来る若者達は、先祖代々ハノイで住む人達によくある「人脈のコネ」などありません。
「どうせお父さんが会社に大枚をはたいてくれるので、私はその会社に勤めることになるの」
こんな親の人脈と資金力の上にあぐらをかいて楽するハノイ在住の若者も結構います。
しかしお金で子供の職を確保できるような「コネ」など、地方出身者に有るわけがありません。
地道に一歩ずつ這い上がっていく選択枝しかありません。
まずハノイの大学を卒業しなければなりません。高卒を受け入れる会社は少ないし、思うようなサラリーは取れないからです。
したがってご両親の両肩には、ずしりと重い学費負担がのしかかります。
数年間ハノイで勉強するために、地方出身の若者達はアルバイトをしながら友達や兄弟と一緒にルームシェアをして生活します。
しかし、それでも全員が職に就けるわけではありません。
外資系企業を目指して勉強しますが、頭一つ抜け出るためには更なる語学の勉強を極めなければなりません。
そしてその中からごく限られたTOP数%の若者が「外資枠」を勝ち取ります。
残りはベトナム企業か、アルバイトをしながら勉強を続ける・・・
スピードの差こそあれ、ハノイで勉強し、職に就いて、キャリアを磨く人、夢を捨てずにアルバイトをしながら勉強を続けて良い職を目指す人、いろんな考え方を持った若者達がひしめき、寄り添うようにハノイで生活しているんです。
住むアパートの家賃も、こちらの若者にとって信じられないくらいの高額です。
それでもハノイに来て頑張っている子供たちは、故郷で生活をしている(大半は農業ですね)両親にとって自慢の息子、娘なんですね。
そんなご両親のために、また故郷で待つ兄弟の為に、元気な姿とハノイ土産を持って帰省するのがテト休みです。
近場の人は別ですが、そう度々両親の顔を見に帰ることもできませんから。
爪の先に火をともすような生活を、贅沢を戒めながら続けます。
そしてそのなけなしのお金でお土産を買い、家族に喜んでもらおうと頑張るんですね。
一部のうつけ者はともかく、総じてベトナムの若い人達はよく頑張ります。
その背景には、先に挙げた「故郷離れた家族への想い」が深く静かな「原動力」になっているように思います。
しかし「分からない為」にとんでもない失敗もします。
「サービスとは」
がピンと来ていない若者に、営業をさせてもちんぷんかんぷんです。
当たり前です。
別にベトナムに限ったことではなく、日本でも同じですね。
雇用主がきちっと熱意を持って教えてあげているのかどうか、ここだけだと思います。
大学を卒業し、日本語を勉強し、面接をパスして入って来た「ハノイリビング」のスタッフ達。
それだけでも、TOP数%です。
優秀な若者達です。
彼らを生かすも殺すも、あとは使う側の気持一つだと思います。
「ハノイリビング」のスタッフ達は、舌を巻くぐらい「頑張り屋揃い」です。
私の力量不足で、まだまだ彼らの能力を充分引き出せてはいないな・・・と反省することしきりの今日この頃です。
ベトナムハノイの若者に負けないように、日本人らしいクオリティを発揮しないといけません。
テトは強制的に休日ですので、強制的に自分を見つめ直す時間が頭の上から降ってきます。
少しでもパワーアップして、ハノイリビングのスタッフに「頼りになる日本人」になれるよう頑張ります。
テト明けもどうぞよろしくお願いします。
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