ハノイリビングの田口です。
冒頭のYouTube動画は、ベトナムハノイのTay Ho地区(タイ湖東岸エリア)にあります、シンガポール系サービスアパート「Fraser Suites」の敷地内で現在工事中の新棟、「Tower B」の販売促進動画です。
2008年の竣工以来、Tay Ho地区のスタンダードサービスアパートとして、その地位を守り続けている「Fraser Suites」。
長年、ハノイで活躍される日系企業幹部の皆様の定番アパートとして、そのサービスを落とすこと無く提供し続けてくれています。
もちろん、Fraser Suitesよりも新しいサービスアパートも出てきています。
Somerset West Point Hanoiしかり、Oakwood Residence Hanoiしかりです。
しかし、今だにその人気の根強さの秘密は、
- タイ湖東岸エリアの全住民が買物先に選ぶ「Syrena Shopping Center」を敷地内に有していること
- 同じく敷地内には、日本人医師を有する「Raffles Medical Hanoi」があり、有事のSOS対応が抜群であること
- シンガポールにて培われた「世界標準のホテルサービス」を維持し、お客様に対するホスピタリティを落とさないこと
この3つが有るからだと思います。
どんなに土砂降りの雨が降っていても、部屋から普段着で雪駄を履いて、館内を通ってSyrena Shopping Centerへいける便利さ。
小さなお子様連れには、本当に助かる「買物至便な動線」。
ハノイでも有数の品揃えを誇る「VinMart」には、Kim Maのスーパーでは見たことのない種類の野菜や果物が並んでいます。
また、圧巻は「ANNAM Gourmet Market」という、日本で言えば「成城石井」のような独特の品揃えがそそられるスーパーが入っていることです。
世界中から取り寄せられたビールやワイン。
そして多種多様なチーズ。
ダラット産のオーガニック野菜や果物・・・
舌の肥えた世界中のExecutiveクラスの居住者を受け入れ続けてきた結果、このSyrena Shopping CenterのQualityは「厳しいお客様に育てられ」、結果かなりのレベルに到達していると実感します。
Fraser Suitesを語る時、この併設されている「Syrena Shopping Center」の充実度を外すわけには行きません。
「Fraser Suites」の人気を支えている、「基幹サービス」だと言っても過言ではありません。
中に入るテナントは、2008年よりずっと弱肉強食の厳しい競争の振るいにかけられ、入れ替わりの果てに生き残ってきた「猛者のような岩盤店」ばかりです。
では、その「Syrena Shopping Center」の館内の様子を、次のYouTube動画でお確かめください。
そのFraser Suitesですが、とにかくその人気故に、いつも空き住戸がなく、長期短期のお客様を上手く組み合わせて、常に稼働率を100%近くを維持しています。
私達も急に、
「来週Fraser Suitesの2ベッドルームにチェックインしたいんですが、空いていますか?」
とせっついたご依頼をいただく事がありますが、さすがにそれは厳しく、少し待っていただくことになります。
弊社に依頼をしていただければ、多少広い部屋になっても、目的の部屋が空くまでは同じ家賃でお住まいいただきながらWaitingしてもらう対応なども、当社よりFraserに交渉することは可能です。
そうなんです。
Fraser Suitesが保有する総戸数186部屋では、ハノイの需要に供給が追いついておらず、もっと部屋を増やしてお客様を呼び込みたいという希望を、以前から持っていようです。
敷地にはこれ以上の余裕はありません。
そうすると、残る最後の手は、同じく敷地内にある低層の「Elite Fitness」を取り壊し、中層階の別棟を建ち上げ、部屋数を増やすことしか残っていなかったんです。
「いつからやるのか」
ここが焦眉の問題でした。
Fraser Suitesはあくまでも管理会社として運営を任されていますが、実際この土地と建物のオーナーがいるんです。
もちろんそれはベトナム企業です。
そのベトナム企業オーナーが、建築計画を左右する主導権を持っていますので、Fraser Suitesの窓口に聞いても明快な答えが返ってきません。
有る日突然、工事が始まりました。
そんな感じでしたね。
できる限り音を抑えて、既存のお客様にご迷惑を掛けないように。
そしてようやく外側が完成しました。
新しい棟の名前は「Tower B」。
先ずは概要を以下にまとめます。
- 【階数】12階建て(1フロア10部屋)
- 【総戸数】96部屋
- 【1フロア(10部屋)の間取り構成】
・Studio(37㎡):4部屋(総数38部屋) → 2,100$〜2,200$
・1bed(49㎡):4部屋(総数39部屋) → 2,500$
・2bed(3階91㎡、残り全て98㎡):2部屋(総数19部屋) - 【家賃に含まれるサービスの内容】
・税金
・管理費
・ハウスキーピング料(週3回の室内清掃)
※洗濯は付きません
・リネン交換(ベッドシーツ・枕カバー・布団カバーの交換は週3日)
・タオル(バスタオル、ハンディタオル)交換
※ハウスキーパーが入るタイミングで毎回
・コンチネンタルビュッフェスタイルの朝食(日曜日・祝日以外毎日)
※ゲストの朝食代については後述を参照してください
・インターネット(光インターネット;Wifi)使用料
・電気料金(1$/㎡:49㎡であれば、49$が家賃にインクルードされます)
・日本チャンネル視聴料(民放、BS、CS全35CHを1週間自動録画&遡り再生機能付き)
・フィットネスジム使用料(24時間オープン)
・プール、スチームサウナ使用料
・フロント、コンシェルジュ、メンテナンス及びセキュリティーの24時間対応サービス
・ビジネス地区およびショッピング地区への無料シャトルバスサービス
※イオンモールへのバス便は毎日運行しています
1フロアの配置図面を付けておきます。
見ていただければわかりますが、全体的にStudioタイプ(37㎡)と1ベッドルーム(49㎡)の単身者向けのお部屋が全体の80%を占めます。
従来の建物は逆に2ベッドルーム以上の部屋が全体の80%ですから、Fraser Suitesも「新棟は単身者をメインターゲットに」据えているようです。
1フロア10部屋の内、左右両サイドの角部屋が2ベッドルームなんです。
面積は98㎡と旧棟の2ベッドルーム(105㎡)に比べると少し狭いですが、新しい角部屋なので、眺めは良いと思います。
さて、肝心の「完成時期」と「家賃」は、申し訳ありませんがまだ未定なんです。
一応現時点で確認できている、大体の家賃を入れておきます(2ベッドルームは回答が入り次第、こちらに追記します)
冒頭の動画では、「今年2021年の前半には完成」というようなことが、概要欄に書かれていますが、実際のスケジュールは未発表です。
Fraser Suitesの担当マネージャーに聞き倒したところによると、
「内装工事を低層階から順次行って行き、12階まで完成するのはもう少し時間がかかります」
とのこと。
詰まり、低層階から契約を取っていくやり方のようなことを言ってます。
もちろん、Fraser Suitesのことですから、階下にお住まいのお客様がいるのに、上階でドリル音が鳴り響くなどとうことは絶対にありません。
家具や電化製品の据え置き作業で、多少の音は出るでしょうが、お住まいのお客様のご迷惑にはならないように進めて行くはずです。
この手の情報は、いつもの事ですが、コロコロ変わります。
毎度お客様にご説明をしなければなりませんので、常にヒアリングを掛けています。
もし、Fraser Suitesの新棟(Tower B)にご興味のある単身の方。
角部屋の2ベッドルームを狙いたいとお考えの方。
いつでもご相談に乗らせていただきます。
お気軽にお問合せください。
以上、Fraser Suitesの「Elite Fitness Gym」建て替えで新たに生まれる新棟(Tower B)の今までにわかっている情報を共有させていただきました。
ご参考にしてください。
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