※小さくて見づらいと思いますので、画面右肩にある「Full Screen」のマークをクリックし、大きな画面で見てください。
先日ハノイにあるローカルの歯医者さん「Rang Ha Noi」のご紹介をさせていただきましたね。
その時にハノイにある有名で質の高い医療の受けれる総合病院をいくつかご紹介しました。
よく考えてみると、まだ病院情報をきちっと皆様にお知らせしていなかったので、今回の稿で触れてみることにしました。
冒頭にあるMAPに9件の病院を落としてみました。
ハノイ在住の方からすると、当たり前のように有名な病院が多いですね。
しかし、これからベトナムハノイに赴任される方、特に小さなお子様帯同で来られるご予定の方にすれば、身近に安心して掛かることのできる「お医者さん」があるのかどうか・・・とても大きな関心事だと思います。
あえて全くハノイが分からない方向けに一応まとめて見ました。
- ハノイフレンチホスピタル(総合病院)
※フレンチホスピタルは動画も作成されています。ご確認ください。
- ファミリーメディカルプラクティスベトナム(総合病院)
- Raffles Medical Vietnam Hanoi Clinic
(旧 International SOS Clinic;総合病院) - Vinmec International Hospital(総合病院)
- Lotus Clinic(ロータスクリニック)(総合病院)
- さくらクリニック(総合病院)
- ハノイ三国歯科(Mikuni Dental Clinic Hanoi)(歯科医院)
- なごみデンタルクリニック(歯科医院)
- Rang Ha Noi(歯科)
日本人赴任者様がハノイで健康診断を受けたり、急な腹痛(一度はほぼ必ず・・・洗礼を受けていただくことになります)に見舞われた際、大体ご利用いただくのがこれらの病院です。
リストに挙げた歯医者さんの「Rang Ha Noi」は全くのローカル病院ですが、それ以外は日系ないしは外資のノウハウを取り入れた総合病院です。
前回「海外旅行傷害保険」と「WellBe(ウェルビー)サポート」についての稿で「WellBe(ウェルビー)」が推奨している病院をご紹介しましたね。
「WellBe(ウェルビー)サポート」というのは、
「海外旅行傷害保険では行き届かない、しかし現場では必ず必要なサポートサービスを提供してくれる医療サービス」
です。
詳しくは以前の稿をご参照ください。
お客さんの症状に合わせて適切な医療機関を紹介してくれるんですね。
従って、医療技術がしっかりしていることと、医療費が常識の範囲であること、この条件に見合う病院を予め選定してくれています。
基本緊急時の対応で効果を発揮するサービスですから。
ちなみに、
- ハノイフレンチホスピタルは「脳疾患、産婦人科、出産」
- VietSing International Clinicは「内科」
- Vinmec International Hospitalは「心疾患、消化器、出産」
というように使い分けているようです。
特に最近できたVinGroupの「Vinmec International Hospital」の評判は良いですね。
ただ、どんな病院にも「得手不得手」があります。
Vinmecの産婦人科は一級品の技術で、当社の女性日本人社員もVinmecで出産させていただきました。
しかし、整形は発展途上で今頑張っておられるようです。
あと、「WellBe(ウェルビー)サポート」が推奨している病院は、
- ハノイ医科大学付属病院「心疾患、整形外科、神経内科」
- 越日眼科病院「眼科」
- オーストラリアンデンタルクリニック「歯科」
などもあります。
こうして病院の名前を挙げ連ねていますが・・・
私自身がお世話になったことが未だ一度もありません。
自慢をしても仕方がないのですが(笑)
今のところ大きな病院にかかることもなく、「WellBe(ウェルビー)」や「海外赴任者保険」のお世話になったこともありませんので、実感として病院の善し悪しをご紹介できないのがとても歯がゆいです。
ただ、まずは「安心していただける病院」というざっくりな基準で選ばせていただきました。
そして、この安心してかかれる病院の近くにあるアパートを探している方が多いんですね。
今までご紹介してきた全てのアパートを落としたMAPに、今回の病院も付加させていただきました。
次の地図をご覧ください。
このままだとごちゃごちゃして見にくいので、地図の右肩にある「地図を表示」のマークをクリックしていただき、大きく広げて見てください。
病院のマークは「十字マーク」にしています。
病院だけの地図は冒頭に掲載しております。
こうやってみると、ハノイ市街いっぱいに広がっていますね。
契約するアパートの近くに、果たして安心の病院があるのかどうか・・・
皆様の契約アパートの近くにある「十字マーク」を探してみてください。
念の為、このMAPのピンの説明を再度しておきます。
各エリア事にカテゴリー分けをし、家賃額に応じてピン色を変えて表示をしています。
- 紫色ピン:高級一押し物件。家賃額の上下に幅があります
- 緑色ピン:3,000ドル台の高額物件(紫には至りません)
- 茶色ピン:2,000ドル台の物件
- 赤色ピン:1,000ドル台の物件
- 黄色ピン:1,000ドルまでの低額物件
- 青色ピン(建物アイコン):通常のオフィス
- 緑色ピン(建物アイコン):レンタルオフィス
この色別ピンを見て、視覚的にお探しの物件を探しやすくしています。
他に、
- ショッピングセンター
- 病院
- 学校(インター、日本人学校、日系幼稚園など)
- ホテル
- レストラン
- 街中の美味しいベトナム料理店
- 理美容室
等々、全てえ青色アイコンにして分かり易くピン表示しました。
ご覧頂いた後、具体的に内覧したいとお考えの方は、お気軽にハノイリビングまでお問合せください。
あと、最後に健康保険料の負担について少し。
私も現地採用の深田君もハノイリビングで健康保険の負担をしておりません。
通常日本では会社と個人でそれぞれ負担をしますね。
もしもの際に医療サービスを安く受けることができる為のものです。
日本では当たり前に「国民皆保険」が確立されていますね。
当社のローカルスタッフは皆会社で負担しています。
しかし我々日本人赴任者はまあ・・・大体は「海外赴任者保険」のようなものを会社で負担してもらっているかと思いますから、いざというときの医療は保険で対応できます。
しかし、深田君のような日本人現地採用者さんは、限られた費用のなかでベトナムハノイで生活をしていかないといけません。
中には何の保険も負担されていない人もいるようです。
「じゃあハノイでの医療を受けるのに、ローカルスタッフ達と同様毎月健康保険料を支払っておけば良いのでは」
と思うのですが、その保険の対象となる医療機関がまた・・・
ローカルの人達も行かないようなレベルの低い病院しか、医療費控除の対象にならないようです。
今回ご紹介したような病院にかかっても、
「医療費対象外」
で全額自己負担になってしまいます。
「国が特定した病院」が対象ですがかなり「どローカル」な病院しか利用できないので、そんな病院に日本人はおそらく行きません。
間違いのないよう、今回ご紹介したような医療機関を利用することになります。
こちらハノイで日本人が「健康保険料を払っていてもかかる医者が・・・無い」となるので払っていないんです。
まだお金持ちしか高度医療サービスを受けることの出来ない国なんですね、ベトナムは。
こんなに貧富の差が激しい共産主義の国も珍しい・・・
高度成長前の国によく見かける光景なのかもしれませんが。
しかしベトナムは若い世代がこれから台頭してきます。
今の若い人達が自身の子供の為に、当たり前のように安心して医療を受けることのできる社会を実現していって欲しいものです。
以上、これからハノイに来られる方に安心して頂く為の、「間違いの無い病院」のご紹介でした。
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