今だにハノイ在住者のブログを賑わせている「VINCOM MEGA MALL ROYAL CITY」。
今日は、オーナーより連絡が入り、部屋を見にいきました。
大変セレブな実業家オーナー。
「VINCOM MEGA MALL ROYAL CITY」を数件購入し、全て賃貸に出したいと言っております。
「是非、日本のお客様をご紹介して欲しい」
モデルになる部屋をご紹介してもらいました。
今回の稿に登場する写真と動画を見てもらえば、オーナーの「鼻息の荒さ」もご理解いただけるでしょうか。
ご紹介した家具・電化製品のレベルを他の保有住戸でも「必ずキープします」と自信たっぷりに断言されていました。
今回ご紹介するオーナーさんとの契約は「個人契約」ではなく「企業契約」となります。
つまり会社の社長さんであるオーナーが、自分の会社名義で賃貸するということです。
社長さんが直々にお出ましになりました。
まとめて購入された部屋の詳細をご紹介します。
家賃額には、
「税金+管理費+上記写真と同じレベルの家具・電化製品」
が含まれています。
「VINCOM MEGA MALL ROYAL CITY」はベトナム人富裕層を狙った分譲マンション(コンドミニアム)です。
従ってサービスアパートではありませんので、ハウスキーパーサービスとかインターネット使用などをご希望であれば、別途費用が発生します。
- 2ベッドルーム(88㎡):1.350ドル
- 2ベッドルーム(96㎡):1.500ドル
- 2ベッドルーム(109㎡):1.600ドル
- 2ベッドルーム(115㎡):1.700ドル
- 3ベッドルーム(136㎡):1.700ドル
- 3ベッドルーム(180㎡):1.900ドル
「おいおい、115㎡の2ベッドルームと136㎡の3ベッドルームが同じ1.700ドルな訳無いだろう!」
そうですね(笑)。
今日お金持ちのオーナーさんと話をしたのですが、実はオーナーさん、未だ家賃額を決めかねているそうです(笑)
でも、
「こんなもんかな~」
となんとか聞き出した家賃額です。
3ベッドルームでもう少し微調整が入るか、もしくは2ベッドルームの家賃を調整するか・・・
多少辻褄が合わないところはありますが、いずれにせよこの家賃に近い金額でご提供はできます。
先にご紹介している写真は、115㎡の2ベッドルーム、1.700ドル(税金・管理費・フルファニチャー)のお部屋です。
では、同じ部屋をビデオ動画に収めて来ましたので、ご覧下さい。
いかがでしょう。
よくお客様から、
「田口さん、ネットでVINCOM MEGA MALLが700ドルとか800ドルとかで出ていますが、これは何でしょう?」
こんな問合せをいただきます。
その答えは、
「家具も税金も管理費も・・・必要なものをそぎ落とした後の、何も無い箱だけ貸した場合の家賃です」
となります。
ネットの表記も「ええ加減にせえよ!」と言いたくなるようなダンピング表記を、「客寄せパンダ」的に掲載しているんですね。
ほとんどベトナムローカル業者のサイトです。
つまり、
「オーナーが手取りとして欲しい額」
をそのまま表記している訳です。
そんな家賃額、日本人の我々には何の参考にもなりません。
今回ご紹介しているオーナーが揃えている家具や電化製品類。
全部でいくらくらい掛かっていると思いますか?
冷蔵庫からベッド(2セット)からソファーセット、ダイニングテーブル、テレビ(2台)、DVDプレーヤー、電子レンジ、高そうなリビングとダイニングのシャンデリア・・・
最低でも50万円から100万円は掛けていると思います。
つまり、5.000ドルから10.000ドル。
通常オーナーは最初の1年で元を取ろうとしますから、12で割ると・・・
月に420ドルから840ドル
若干スケベ根性を出して利益も乗せているかもしれませんが、これをオーナーが手取りとして元々欲しいと考えていた800ドルに足していただくといくらになりますか。
1.220ドルから1.640ドル
これが通常「VINCOM MEGA MALL ROYAL CITY」の標準的な「家具付き・電化製品付き(フルファニチャー)」のアパート家賃となってきます。
本来はこれに税金や管理費も入りますが、とりあえず分かり易いように家具や電化製品だけで計算してみました。
オーナーとしてはやはり、
「100ドルでも高い家賃で貸したい」
と思うわけです。
しかし一度投資した家具や電化製品に、後々「金魚のフン」のようにちまちまと経費を掛けたくないんです。
直ぐに壊れたり、交換したり・・・
となると、
安物よりも長く使える良いモノを、
値段が張っても丈夫で長持ちするモノを、
選ぶんです。
今後たくさん出てくる空き室と自分の部屋とをお客様に比較されるケースが出て来ますね。
揃えている家具や電化製品を無理してでもグレードの高いモノにしておけば、契約を取りやすくなりますし、結果「空き室期間」を短縮することができます。
今後長く貸家業をして利益を上げたいと考えるオーナーにすれば、良いモノを揃えるということは「一石二鳥」で当たり前の選択だということです。
「田口さん、昨日オーナーさんと直接話をしたんですが・・・
税金・管理費・家具も全部入れて1.000ドルくらいで貸すと言われたんですが・・・大丈夫なんでしょうか」
これはつい最近お客様からいただいたご質問です。
そのオーナーさんは、次の2つの内どちらかだと思います。
- 全く相場を知らない「勘違いオーナー」
- 家具を買うだけの資金力が無い「息切れオーナー」
どちらにせよ、お客様にはあまり良いオーナーではありません。
相場の知らない「勘違いオーナー」は、しかし近いうちに本当の相場を知ることになります。
その後は・・・全くお金を出したがらない「しぶちんオーナー」に変身してしまいます。
何かが故障しても、なかなか直そうとしなかったり、オーナーかお客様かどちらの負担になるのか判断が付きにくいような問題が発生したら・・・
まず費用負担を承諾しません。
例えば、小さな血気盛んなお子様がいるご家庭でテレビが故障した場合、
「それは子供さんが原因でしょ」
と取り合わなかったり・・・
洗濯機の修理にのらりくらりと1ヶ月くらい掛かったり・・・
引き出しの取っ手が外れたまま、1年間そのまま放ったらかしにされたり・・・
我々が「やいやい」言っても頑として動かない、難しいオーナーになってしまいます。
次の「息切れオーナー」も同じこと。
お金がないんですから、対応できないということです(泣)。
清水の舞台から飛び降りるつもりで、なけなしの貯金をはたいて「VINCOM MEGA MALL ROYAL CITY」を買ったんだったら・・・
しかし、そんな「崖っぷちオーナー」見たことありませんが(笑)
今回ご紹介する部屋のオーナーさんは、潤沢な資金力に裏打ちされた「余裕たっぷりオーナー」です。
会社名義で契約書を取り交わすことができるので、安心していただけるかと思います。
とはいえ、ベトナム人ですので、「オーナーとしてのお金の使い方」に我々日本人では理解できないことも起きる可能性があります。
そこは、「賃貸くんフルサポート」をお付けしますので、ご安心ください。
「文化の違いによる勘違い」被害からお客様を守るのが、私達の役目です。
いろんな風説が飛び交う、今注目のコンドミニアム「VINCOM MEGA MALL ROYAL CITY」空き住戸のご紹介でした。
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