最近、ご家族帯同でハノイに赴任されるお客様からのお問い合わせで、学校の巡回バスに関する質問を立て続けにいただきました。
一番多かったのは、やはり「ハノイ日本人学校」と「さくら幼稚園」のバス便についてです。
※この稿で使っている写真は先日スタッフと行った「ローカル道ばた食堂」での風景です。
内容と何の関係もありませんが・・・気にせずお読みください(笑)。
「Golden Westlakeに住もうと考えているのですが、さくら幼稚園のスクールバスは来てますか?」
「子供をハノイ日本人学校に通学させたいのですが、巡回バスの範囲でアパートを探して欲しいんです」
どちらのご質問も微妙に間違っていますね(笑)
まず、「さくら幼稚園」です。
日本人入園率が100%で、ハノイでも唯一の日本人のための幼稚園です。
もちろん園長さんも日本人の方です。
「さくら幼稚園」にはスクールバスがありません。
そうです、無いんですね。
ですので、巡回しておりません。
「さくら幼稚園」へ通園するには次の3パターンになります。
- ご主人が会社から貸与されている運転手付きのレンタカーを利用して通園されるパターン
- お住まいになっているサービスアパートにさくら幼稚園行きのスクールバスサービスがあるパターン
- 上記1,2でも無い場合、路線バスを利用して通園するパターン
1が比較的多いみたいです。
一度ご主人が先にレンタカーで出勤し、すぐに自宅までもどし、奥様とお子様を乗せてさくら幼稚園へ向かう。
このパターンです。
会社側もある程度ご家族連れには寛大な対応をされているのだと思います。
2はスクールシャトルバス便サービスが備わっているサービスアパートにお住まいの場合に限り、利用できます。
ただ、余り数は多くありませんね。私が記憶している「さくら幼稚園」行きスクールバスサービスを提供しているサービスアパートは、
- Fraser Suites Hanoi(フレーザースイートハノイ)
- Sedona Suites Hanoi(セドナスイートハノイ)
- Rose Garden Tower(ローズガーデン)
- JANA GARDEN TERRACE(ジャナガーデンテラス)
これくらいでしょうか。
シャトルバスサービスを展開できるアパートというのは、ある程度のパワーが無いと、なかなか運営できるモノではありません。
経費が掛かるからですね。
おまけにその中でも「さくら幼稚園」行きのスクールバスサービスがあるとなると、かなり限定されてきます。
3のパターンは・・・大変だと思います。
しかし、奥様が必死で付き添って行かれている方もおられます。
異国ハノイで子供に不自由を掛けたくない・・・ここは家族全員で「バックアップ体制」を敷かないといけないところですね。
「ハノイ日本人学校」につきましては、逆に10数台の保有巡回バスを使ってお子様のピックアップをしてくれます。
このおびただしい数の巡回バスを駆使して、毎月変わる生徒さんを完全にピックアップできるよう、運行スケジュールを都度調整しながら配車してくれます。
以前直接「ハノイ日本人学校」へ取材に行かせていただきました。
※その時の取材結果は「ハノイ日本人学校」のご紹介の稿をご参照ください。
毎日山ほど来る日本の父兄からのメール問い合わせの回答、
そして、生徒さんの出入りの度に行う10数台のスクールバス路線の見直し、
これを全て教頭先生が一人でされています。
「メールの回答は毎日午前中の時間をかけてやっています。
あと、バスの配車・・・入学が決まり、住所が決まり、でもそこから最短でも2週間は時間が欲しいですね」
それだけ配車の段取りは大変みたいです。
ただ教頭先生が言われていたのは、
「なんとか、皆さんの居住アパートには巡回できるようにしますが、バスが入っていけないエリアにお住まいの場合は、近くの広い通りまで出てきていただきたいです」
とこれが内実です。
生徒さんの為に日々ご苦労されているご様子でした。
お子様の為のスクールバス。
ベトナムはそんなに重犯罪がおこらない国であることは確かですが、毎日のことですので利用できるものは何でも利用して安全をキープしたいですね。
以上、ご質問の多かった「ハノイ日本人学校」と「さくら幼稚園」の巡回バスに関するお話でした。
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