ベトナム発ビジネス情報雑誌「Access」への投稿記事をアーカイブさせていただきます。
順にバックナンバーをこちらのサイトでアップしていきます。
何を考え、どんな内容で書かせていただいているかは、こちらの稿で説明させていただいております。
ご参考ください。
なお、他のバックナンバーをご覧になりたい場合は、次のリンク先をご確認ください。
▼▼▼
ハノイリビングの田口です。
今日は不動産関連の話ではありません。
「華麗なるベトナム生活を目指して」というタイトルで記事を書かせていただいておりますが、この「華麗なるベトナム生活」に欠かせないものの一つに「安全な水」が有ると思います。
今日は「完璧に安心な純水」を創り出す「浄水器」のお話をします。
多方面の方から「ベトナムの水道水(上水)」について、その現状をお伺いさせていただきました。
その都度、目から鱗のお話。
日本じゃ考えられない状況です。
ベトナムの予算が厳しいので、計画的な水道管メンテナンスが行き届かない現状、そう簡単に改善されることは期待薄かと思います。
その間、我が身を守る為の対策として、今回ご紹介する「家庭用浄水器」に頼ることになります。
記事の内容が被るかも知れませんが、少し内容に追記を加えて、Access雑誌のバックナンバーとしてアップさせていただきます。
かくいう私もこの浄水器のユーザーです。
人から聞いた話では、核心に触れる良さを伝えることはできません。
今回は一ユーザーの立場で書かせていただきます。
「しゅん」という新鮮な野菜BOXを家庭にデリバリするサービスがあります。
利用されている方も多いかと思います。
その「しゅん」がこの度「逆浸透膜(RO)浄水器」のリースサービスを始めたんです。
買い取りではなくリースです。
いつでも解約は可能だということです。
詳しくは、次の稿にその効果やサービス料金について書かせていただきました。
「しゅん」が「逆浸透膜(RO)浄水器」のリースサービスをお手軽価格で始めました
逆浸透膜・・・聞いたことが無い方も多いかもしれませんが、簡単に言いますと、
「海水から真水を作る技術」
です。
おそらく今現存するあらゆる浄水器の中でもTOPレベルのろ過能力を持つ浄水器かと思います。
「Waterサーバーがあるからいいのでは」
そう思われる方もいると思います。
ただ、どこのメーカーとは言えませんが、19LのWaterボトルもその品質にはばらつきがあるようです。
倉庫の奥に長い間転がっていた「汚れたボトル」も混ざっている・・・そんなこともあるようです。
水道水もまた同じ。
これはハノイにある水処理技術を売りにしている専門業者さんに聞いた話ですが、同じハノイと言っても、エリアによってかなり水道水の純度にばらつきがあるそうです。
あなたが今お住まいのエリアの水は、どれくらいの不純度合いかなど、我々が知る由もありません。
水の不純物濃度を簡単に測定する機械(水質検査用の測定器)があります。
名前を「TDSメーター」と言います。
温度計のような大きさで、水に入れると数値を表示します。
その単位はppm。
このppmという単位は、水の中に溶け込んでいる不純物の濃度を示しており、基本的には数値が低いものほど不純物が少ないことを意味します。
不純物というと汚いもののように聞こえますが、水に溶けている「ミネラル分」もこれに含まれるので、数値が高いものが一概によくないと言えるものではありません。
「数値が高いものが汚れているとは一概に言えない」
まあ、こんな説明は、日本や欧米諸国のような水の純度が保たれている国にだけに当てはまる言い方です。
ベトナムのように、場所によっては水道水に赤さび、雑菌はもちろんのこと、ヒ素や重金属まで含まれる国の水道水の場合、
「ミネラル分は水を美味しくさせるから除去したくないんだけど」
などと悠長なことを言っている余裕はなく、根こそぎ浄水器でろ過してしまったほうが安全です。
では、今回ご紹介させていただく「逆浸透膜(RO)浄水器」を使えば、どれくらいの純度の水を飲むことができるのかですね。
日本の水道水は大体70ppmから110ppm。
一般的に言われているのは、150ppmを超えると飲料水の用は果たさない。
ちなみに私のアパートの水道水は、268ppm。
とても飲めたものではありません。
で、Waterサーバーの水。計ると120ppmでした。
日本の水道水よりほんのちょっと不純物の多い水を飲んでいることになりますね。
これらの数値を頭に入れていただいて・・・
今回私のアパートに設置した「逆浸透膜(RO)浄水器」でろ過された水を計ると・・・
なんと18ppm!
驚くべき純度です。
268ppmの水道水から3本のフィルターを経由して生み出される水が18ppmとは、驚異の「ろ過能力」です。
この浄水器で作られる水は当然軟水です。
それも超がつくほど。
世界遺産の日本食は日本の軟水が支えていますね。
お茶、コーヒーをはじめ、何と言っても軟水で炊くお米は本当に美味いです。
実際自宅で炊いてみましたが、お米がもちもちです。
今まで120ppmのWaterサーバーの水で炊いていたんです。
18ppmの超軟水ですから美味くなるのは当たり前です。
毎朝、がぶがぶ水を飲む毎日。
60%の体内水を浄化するつもりで。
新築のサービスアパートに入居された方からたまにこんなクレームをいただきます。
「バスタブに水を張ったんですけど、何か色がついているみたいで・・」
おそらく赤さびです。
日本だと水道管は塩ビ管が主流ですが、こちらは未だ鉄管を使うようです。
それも新築だから新しい材料を使うのかと言えばそうでもありません。
材料費を少しでも浮かす為に、前の現場で残っていた錆び付いた鉄管をそのまま使うことなど充分考えられます。
道路の下に敷設されている水道管も、予算不足から計画的な入れ替え工事がなされていません。
公共浄水場から各家庭へ送られる精度は、日本は97%。先進国の中でもTOPレベルです。
一方ベトナムは約50%。途中で漏れているんです。
漏れると言うことは逆に亀裂から不純物が入ってくるということ。
結果268ppmの不純物混ざりの水道水になります。
それを自然の湧き水のような純水に変えてくれる「逆浸透膜(RO)浄水器」です。
空気の汚れは、日本製のきめ細かいマスクを付けるか、空気清浄機を入れるくらいしかありませんが、水についてはお金で解決できます。
綺麗な水を飲んで、健康にご活躍ください。
◆少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです。
↓ 1クリックよろしくです!
にほんブログ村