ハノイリビングの田口です。
とうとう手に入れました。
限りなく美味しい軟水、山の頂き近くで取れる湧き水のような純度の高い水。
「なんだい、どこで売ってるの?」
そう思われるでしょ。
自宅の「湧き水」です(笑)。
湧き水のような綺麗な水を、なんと不純物の多いハノイの水道水から高度浄化して作り出す「逆浸透膜(RO)浄水器」を設置いたしました。
「どこの業者のサービスなの?」
はい、日本のサービスです。
安心、安全な野菜をBOXで各家庭までデリバリしてくれる「しゅん」サービスはもう皆さんご存知だと思います。
以前、このブログでもご紹介させていただきました。
「しゅん」という主に食材デリバリサービスが本業の会社が、専門外の「家庭用浄水器」を手懸けるサービスに乗り出しました。
もちろんどんな形状の台所でも、何とか粘り強く設置してくれる専門の技術サポート会社さんが後ろに控えています。
今まで何度かご紹介してきました、高度な水浄化設備の設計・製作・施工を得意とするDEWX VIETNAM CO.,LTD(デュークスベトナム)さんです。
元々このDEWX VIETNAMさんが取扱を始めた製品なんです。
そして、アパートのキッチンシンクに穴を空けずにシンク下の浄水器とシンク上の浄水蛇口を繋ぐ方法を開発してくれたのも、このDEWX VIETNAMさんです。
浄水器のご紹介をさせていただく前に、サービス会社「しゅん」の新しい取扱品目について、簡単にお話ししておきます。
「しゅん」が取り扱う野菜は、日本人スタッフによる徹底した日本方式の生産、品質管理を経て生み出されます。
皆様の口に入る食材を、ベトナム人任せには一切していない、ということです。
ここが一番肝心なポイントですね。
ハノイ近郊にある約200名ほどの生産農家と契約し、抜き打ちの農薬検査だけではなく、定期的に日本人技術指導者が生育状況をチェックしてくれているんです。
また、日本からベトナムに渡り、極上レタスやイチゴ、キュウリなどを生産してくれている日本人農家の方々がいます。
その日本人農家とも提携を結び、しゅんで引き取ってデリバリしてくれています。
「しゅん」のホームページをご覧いただければ分かりますが、短期間で品数が一気に豊富になっています。
以下が「しゅん」サービス自慢の食材群です。
- 安心、安全な日本人チェックの入った「野菜BOX」
- 生でも食べられる卵(「中岡さんの卵」、「カンさんのもちもち卵」)
- 日本基準の精米管理が自慢のお米(「富士桜」、「寿司米」)
- 日系焼肉レストラン「焼肉櫻」管理の美味しいお肉
- 日本産、ベトナム産の新鮮なお魚
- 日本人の中岡さんが作った「ラーメン」、「焼きそば」、「うどん」
- ホーチミンの有名店「Pizza 4P’s」がダラット高原の自社牧場で作ったこだわりのチーズ各種
- 「Jamut Sao」中根さんの手作り「リングケーキ」と「ロールケーキ」
- 大豆(遺伝子組み換えではない)、米の生産、醸造全て篠塚さん農家が携わり作った無添加・保存料無しの「玄米麹みそ」
- 日本人の那花さんがベトナムに来て堆肥から農薬の徹底管理の末栽培に成功した「日本種いちご(数量限定)」
- ダラット産の日本品種の極上「アールスメロン(数量限定)」
そそられるサービスラインアップです。
日本に居てても「食べたいな〜」と思う食材ばかりです。
しかも、全てにおいて日本品質が保たれています。
上記のホームページにも詳細は書かれていますが、詳しいお問合せは直接「しゅん」までご確認ください。
日本人が対応してくれます。
まずこれら全ての食材のデリバリーサービスを受ける為には、2,000,000VND(約1万円)の入会費(退会時には返金)が必要になるようです。
お確かめください。
- 【電話番号】043-2474-383
- 【携帯(日本語対応】090-456-0141
- 【メール】info@syun-vn.com
- 【ホームページ】http://syun-vn.com
さて、食の安心をデリバリーする「しゅん」さんが、この度浄水器のリースサービスを始めました。
その目的は、
「美味しい野菜を安心な水で洗っていただくため」
です。
ベトナムの水道水が如何に汚れているか・・・
その詳細は、「日本製の蛇口取り付け型浄水器」がベトナムで手に入ります!で細かくお話しさせていただきました。
日本では考えられない人体に害のある成分が検出されます。
そしてエリアによって、またアパートによってその汚れ度合いは大きく違います。
私は、ベトナムハノイで一番水の汚れ度が高いアパートを知っています。
そこをお勧めするときは、必ずこの「しゅん」さんの浄水器をご紹介するようにしています。
「どうして、アパートによって極端に水道水の汚れ方が違ってくるのか」
我々日本人には理解しがたいですが、ここベトナムでは普通にあり得ることです。
付近の道路下の水道配管に亀裂があるため汚れているのか、アパートの水タンク内が極端に汚れているのか、その原因はわかりません。
実は以前の稿で、今回ご紹介する浄水器を「購入することができるお話」を既に書かせていただきました。
「不純物除去率」脅威の97.5%!家庭用浄水器で軟水を自由に作り出せます!
そうです。
この稿でご紹介した製品なんです。
そして同じ製品ですが、今回は「購入」するのではなく月々一定額を支払う「リース契約」が可能になったというお話しです。
「ちょっと待ってよ、浄水器本体のリース料は安いかもしれないけど、フィルターが高いんでしょ。オフィスの複合機みたいに使用枚数でお金を稼ぐ、あのやり方ではないの?」
そう私も思いました。
違うんです、フィルター代は月々のリース料に全て含まれます。
何本取り替えても、料金は変わりません。
具体的な料金は、この稿の最後にご紹介していますので、ご参照ください。
では、ご紹介製品「逆浸透膜(RO)浄水器」の能力について、再度簡単にご説明しておきます。
水に含まれるいろんな不純物の中に「有機化合物」があります。
石油から作られるもの、洗剤、シャンプーなど、もっと簡単に言えば「マツキヨ」で売っているものにはほぼ全てに有機化合物が含まれます。
これらが家庭の雑排水に混じって川に流れ出します。
そして川から浄水場を経由して再び我々の口に帰ってくる。
公共の浄水場でも、この有機化合物という成分は除去できないのだそうです。
天然の石けんなどを世界中の人達が使えば、少しは濃度も薄まるのでしょう。
しかし実際は石油から作られる安いシャンプーを使う人が多いですね。
ここベトナムでも同様、有機化合物商品が出回っていることと思います。
そんなベトナムの方々の環境に対する意識の向上や、道路下に張り巡らされているシーラカンスのような水道管のリプレイスなど・・・
待っていても埒があきません。
自分の部屋の「水際」でカットするしか手は無いと思うんです。
今日ご紹介する浄水器は、公共の浄水場でもカットできない「有機化合物」でさえ除去できます。
水道の蛇口に付ける浄水器よりも更に高度な「ろ過機能」を持った製品です。
まさに驚異の不純物除去能力です。
前回の稿でも使いましたが、分かり易い図なのでもう一度利用させていただきます。
この図の一番下、あらゆる不純物を取り除く技術を支えているのが、逆浸透膜(RO)という、通常より100倍目が細かいフィルターなんです。
この製品の元になったのは「海水を真水に変える技術」。
この技術は最初アメリカで軍事利用の為に開発されたそうです。
どれだけ凄いフィルター能力があるのか、DEWX VIETNAM CO.,LTD(デュークスベトナム)の岡田さんに実際に私の部屋で「水質測定」してもらいました。
まず、測定に使った計測器が、左の写真にあります「TDS測定器」です。これは水に含まれる「不純物」の濃度を計る計測器(単位はppm)です。
「不純物」をもう少し分かり易く説明しますと、一定の水道水のしずくをガラスの上に落とし乾燥させた後に残る残渣(ざんさ;のこりかす)のことです。
この残渣(ざんさ)がどれだけ多く含まれているか、これを測定する機械だということですね。
「のこりかす」の中には、ゴミ、微生物、カルシウムなどが含まれます。
もちろん硬水の方が軟水よりもカルシウムやマグネシウムなどの残渣(ざんさ)が多いので数値は高くなります。
このTDS測定器の表示結果が150ppmを超える数値だと、不純物がかなり多く含まれて飲料用には適しません。
いいですか、「150ppm」という数値が基準になりますので、先ず覚えてください。
続いて、私の部屋の水道水を測定してみました。
すると、
268ppm・・・とても飲料水のレベルではありません。
しかし岡田さんにお聞きすると、この268ppmという数値は大体ベトナムハノイの平均値なんだそうです。
特段私のアパートだけが「汚れている」という訳では無いようです。
ちなみに日本の水道水は大体平均どれくらいかと言いますと、地域によっても随分違いますが大体、
70ppm〜110ppm
くらいだそうです。
ベトナムの水道水と雲泥の違いです。
次に私の部屋のWaterサーバーの水を測定してみると、
120ppm・・・
綺麗な水だと思い、ここ4年以上がぶがぶ飲んでいたLaVieは、日本の水道水よりちょっと汚れた水だったということです。
しかし、これは私の部屋のWaterサーバーの数値です。
皆様の場合も全く同じだとは断定できません。
しかしお聞きすると、Waterボトルの水も平均値はこれくらいなのだそうです。
ただ、中には極端に汚れているものも混ざっているそうです。
「LaVieだから安心」
と言うわけでもないということですね。
では、今回の「しゅん」さんの「逆浸透膜(RO)浄水器」の水を測定してもらいました。
恐る恐るみると・・・
なんと、18ppm!!
268ppmが18ppmまで浄化されています。
「逆浸透膜ろ過力」、恐るべしです。
思わずWaterサーバーの電源を引っこ抜きました。
もう私の部屋でLaVieを飲むことは完全に無くなりました。
18ppmという純度は何に例えることが出来るのでしょうか。
「超軟水」ですね。
日本料理の味が引き立つ数値だということです。
何度か飲み干してみましたが、何と言うか「すーっと」体に入っていくような気がしました。
「超軟水」だという思い込みも有るかもしれませんが(笑)。
「しゅん」さんがご提示されている、今回の「逆浸透膜(RO)浄水器」をお勧めするメリットを以下の6点です。
- まず何と言っても高度にろ過された「純水」を飲むことができる
- ハノイの不純水道水から純度の高い軟水となるので、赤ちゃんのミルク、炊飯後のお米、お茶・コーヒーの味が変わります
- 2ヶ月に1回スタッフが水質チェックと場合に寄っては面倒なフィルター交換(無料です!)を行いますから手間いらずです
- リース契約なので転勤が決まっても「いつでも解約、撤去」することができます(1年未満の解約の場合のみ、撤去作業料が掛かります)
- 台所のシンクに一切穴をあけない「独自技術」を使用するので、アパートオーナーの反対に遭うことはありません
- 専門会社「DEWX VIETNAM CO.,LTD(デュークスベトナム)」さんの全面協力を受けられるので、設置工事も安心です
最後にいくら掛かるかですね。
簡単です。
まず、「しゅん」の会員になっていただく必要があります。
次に月々のリース料の支払いですが、2ヶ月前払いとなります。
- 「しゅん」会員加入費:2,000,000VND(約1万円;退会時に戻ってくるデポジットです)
- 月々のリース料
・通常タイプ:550,000VND(約2,800円)/月
・最新コンパクトタイプ:750,000VND(約3,800円)/月
先ほども申し上げましたが、月々約2,800円ほどでフィルター交換を何回受けてもこの料金は変わりません。
また、2ヶ月に1回はフィルターの汚れ具合をチェックしに、スタッフさんがきてくれます。
その時交換しなければならないかどうか、判断してくれますので安心です。
通常タイプと最新コンパクトタイプの違いは、着脱式のフィルターの付け外しが最新コンパクトタイプの方が簡単だということです。
しかし、毎回スタッフに来てもらい付け替えをやってもらいますので、私は通常タイプを選択しました。
フィルター能力は通常タイプも最新コンパクトタイプも同じです。
そしてリース料は2ヶ月前払いです。
550,000VND × 2ヶ月=1,100,000VND
これに会員加入費2,000,000VNDを足して、
3,100,000VND(約15,600円)
これが初期加入費のトータル額です。
その後は2ヶ月毎に1,100,000VNDのお支払です。
人間の体の60%は水です。
毎日体に入れる水に、今回私はこだわりました。
ここベトナムハノイで「しゅん」さんが「逆浸透膜(RO)浄水器」のリースサービスを開始してまだ期間も経っていませんが、ニッコーホテルさんや焼肉櫻さんで既に導入されているそうです。
日本ではもっと多くの導入実績があるのだと思いますが、一番私達が目につくのは、スーパー内で売っている水です。
容器だけ買って、水を注ぎ込んで持って帰るあのサービスです。
あの水は「逆浸透膜(RO)浄水」で作られているそうです。
早速米を炊いてみましたが・・・確かに美味い!
120ppmのWaterサーバーのLaVieより、残渣(ざんさ)の少ない18ppmの「超軟水」で炊いたご飯の方がその炊きあがり加減、さすがに味音痴の私でも味の違いは分かります。
もちもち感がlaVieと違う。
冷蔵庫の奥で出番の少なかった「塩昆布」や丸美屋の「ふりかけ」が、一気に無くなりそうな予感がします。
いかがでしょうか。
特にお子様のおられるご家庭は、検討の価値があるのではないでしょうか。
以上、野菜BOXはじめ、食材デリバリーサービス「しゅん」の「逆浸透膜浄水器リースサービス」のご紹介でした。
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