ハノイリビングの田口です。
今日はハノイでもTOPクラスの契約増加率と稼働率を誇るレンタルオフィスのご紹介です。
新たなご紹介物件ではありません。
何度もこのサイトでもご紹介させていただいたKim MaエリアにあるCSC Executive Business Centerです。
2012年11月建築の新しいオフィスビル「ICON 4 Tower」の16階の1フロアにレンタルオフィスの「CSC Executive Business Center」がテナントとして入っています。
このレンタルオフィス、日本企業占有率が80%。
日本企業にとても目立っているレンタルオフィスなんです。
「レンタルオフィス」と通常のオフィスの違いはもうご存じだと思います。
念の為簡単に説明しておきますね。
- 【通常のオフィス】
・契約期間は最低でも2年以上
・最低契約面積は100㎡以上(区割りにより50㎡ほどのスペースも出てくることはあります)
・内部は基本スケルトン(内装が仕上がっていない;コンクリートむき出し)なので、内部造作の費用が必要
・契約終了時には原状復帰義務が付せられる - 【レンタルオフィス】
・契約期間は1年でもOK
・最低契約面積は既に準備されているブースに寄る(3~4人までの小規模スペースが中心)
・内装は既に完成されており、またオフィス家具も整えられているのでその日から使える
・契約終了時には特に費用負担は無い
アパートで例えて言うなら、家電製品から家具から全て揃ったサービスアパートを契約するのと同じ。
レンタルオフィスは手軽でカバンとパソコン一つだけあれば、契約したその日から利用することができます。
現地法人を設立する前に、まず駐在員事務所からスタートされるケースが大半です。
その駐在員事務所として活用される企業様が圧倒的に多いですね。
Kim Maエリアで一番新しいオフィスは「LOTTE CENTER HANOI」ですが、今回ご紹介させていただく「CSC Executive Business Center」はその次に新しいオフィス棟です。
その「CSC Executive Business Center」。
たくさんのお客様を今までご紹介させていただきましたが、ほぼ「ノークレーム」です。
「オフィス側の対応に全くストレスを感じない」
こういう声をよく耳にします。
具体的に実例を皆様にご紹介します。
珍しく停電が発生した時のことです。
「CSC Executive Business Center」のBack Upは100%ですので、瞬時に電気が回復する予定だったのですが、そのバックアップシステムに不具合があり、エアコンが効かなくなりました。
結果的にその日の夕方に復旧したのですが、昼前から夕方まで、エアコンが効かない・・・
多湿なハノイのオフィス。
一人一台のパソコンがボイルされたように熱くなるなか、エアコンの効かない時間がどれだけ辛いことか、ハノイで生活されている方であればご理解いただけるかと思います。
しかし、全くのノークレーム。
その時のオフィス側の対応は、まさに「お客様側に立ったきめ細かいもの」でした。
まず全てのお客様のオフィスに大型の扇風機を運び込みました。
そして、停電回復の為の作業進捗連絡をオフィスの営業担当者が全顧客に何度も足を運び、細かく伝え続けてくれました。
かなり手厚い対応だったようです。
「きめ細かかったようです」って人から聞いたような言い方をしていますが、実際この停電騒ぎが起きたことを、私は知りませんでした。
お客様から1本のクレーム電話も鳴らなかったからです。
皆さん、怒るタイミングを持てないくらい、完璧なフォローだったようです。
最後に各オフィスへお詫びのワインが届けられたそうです。
「CSC Executive Business Center」は女性の辣腕社長がマネジメントしています。
海外生活も長く、サービスに対する意識は私たち外国人と同じです。
「何をすれば喜ばれて、何が一番許されないことなのか」
きちっと理解されている社長さんのようです。
道理でノークレームなはずです。
その辣腕女性社長の「剛腕ぶり」を象徴するように、今の16階フロアは既に入居率は100%に近づいてきました。
現地法人化する前の駐在員事務所のニーズはまだまだ根強いようで、止まらない需要に応えるため、更に15階のフロアを新たにレンタルオフィスフロアとして新設する決断をされました。
基本的に今までの16階のフロアとそんなに大きな違いはありません。
既に綺麗に各オフィスブースが完成しており、契約と同時にすぐ業務を開始することができます。
昨年の7月、当社のサイトでご紹介させていただきました。
Kim Maエリアに新築のレンタルオフィスがOpenしました!
このときはまだプロモーション中でしたので、家賃が若干安くご提示させていただいておりました。
レンタルオフィスの需要増加と契約率のアップで、家賃は若干上方修正されています。
あと、大事なお知らせがもう一点。
「Virtual Office」に対する政府の規制が強化されました。
「Virtual Office」というのは、オフィスという「箱」を持たず、会社設立の為に必要な「住所」と「電話番号」の取得の為だけに契約する形態のことです。
オフィススペースが全くありません。
住所と電話番号を得る為だけの契約です。
「なるべく安く起業したい」、という希望のかたの為にご提案していたサービスです。
以前はこのやり方が「オフィススペースという実態の無い契約」ということで、会社設立申請が通りにくくなっていたんです。
書類が途中で引っかかってしまうんですね。
ところがです。
「CSC Executive Business Center」側の「工夫」により、引き続き「Virtual Office」での申請が可能となりました。
恐るべしCSCさんの役所に対する粘り腰です。
CSCさんのノウハウが効いています。
従いまして、会社設立をされる為に、その予算に合わせて3種類の選択枝があるということです。
結局今までご紹介してきた家賃の種類は変わらないのですが、その家賃額が今回変わります
では、新たに家賃改定をしました「CSC Executive Business Center」の概要と位置図をまとめておきます。
なお、以下にご紹介します家賃額は全て「税込表記」です。
- Virtual Office(会社設立に必要な住所と電話番号を取得するだけの契約)
※含まれるサービスの内容に応じて次の3種類の家賃となります。
・Package1:74.8ドル/月
・Package2:96.8ドル/月
・Package3:140.8ドル/月 - Shared Office(図書館のように机と椅子電話機1セットだけ):220ドル/月
※会社設立経費を抑える為の契約形態です。 - Service Office(通常のオフィススペース)
※パソコン1つお持ちいただくだけでその日から仕事が可能です。
業務に必要な家具からインターネット、エアコン、会議室(有料)、共有ドリンクサービスなど全て完備されています。
・77ドル/㎡/月:窓があるタイプ
・66ドル/㎡/月:窓が無いタイプ
場所を再度お知らせしておきます。
では、順に契約形態に合わせて、分かり易く説明させていただきます。
繰り返し申し上げますが、この「Virtual Office」は物理的なオフィス空間はつきません。
あくまでも「CSC Executive Business Center」というレンタルオフィスから「オフィススペース」ではない「サービス」を受けることができるということなんです。
次の3種類のパッケージから選ぶことができます。
◆Package1:74.8ドル/月で受けることのできるサービス
- 「会社住所」の提供サービス(主に会社設立の為に必要になります)
- 受付レセプションで会社の受け取りサインの代行サービス(主に配送物に対して)
- かかってきた電話応対(受付にて)
- 受付レセプションスペースの利用(商談スペースは除く)
- 手紙や小包の受け取りもしくや発送代行(受付にて)
◆Package2:96.8ドル/月で受けることのできるサービス
- Package1のサービス全て
- 光インターネット(WIFI)の利用サービス
- 共用スペースにあるコーヒーやお茶、お水の利用サービス
- 受付レセプション横の商談スペース(Office lounge)の月8時間まで無料利用サービス
◆Package3:140.8ドル/月で受けることのできるサービス
- Package1と2のサービス全て
- 会議室を月2時間無料利用サービス
- 月3日一人掛けの机と椅子(インターネット利用可)の利用サービス
- A4サイズで30ページまで白黒印刷
140.8ドル/月だせば、月に3日だけ一人掛けの机に座り、コーヒーを飲みながら、WIFIインターネットを利用してオフィス内で仕事ができます。
しかしどちらかと言うとこの「Virtual Office」サービスのメリットは、会社設立申請以外に、会社の体裁を維持する「電話応対」や「郵送物の受け取り発送」などのサービスがメインの目的となるようです。
あくまでも会社設立費用を抑えたい方の為のサービスです。
Shared Office(図書館のように机と椅子電話機1セットだけ)で220ドル/月。
一人用の机と椅子、そして電話機1セットってどれくらいのスペースか分からないですね。
大学の図書館みたいですね。
この写真の机と椅子セットで一人分の利用が可能です。
これでも会社設立ができます。
もちろんVirtual OfficeのPackage3:140.8ドル/月に含まれるサービスは網羅しています。
いつでもオフィスへ行き、一人で黙々と仕事をこなすことができますね。
- 窓があるタイプ:・77ドル/㎡/月
- 窓が無いタイプ:・66ドル/㎡/月
通常のレンタルオフィスです。
今回新たに拡充した15階のオフィスブースはほぼ窓が付いているタイプでした。
下記にご紹介しております動画に詳しいので、参照して下さい。
一般的な通常のオフィスは
大体20ドル/㎡前後
これくらいが平均の㎡単価ですね。
しかし、内装工事や2年以上の契約などと大がかりです。
オフィス開業までにやらなければならない諸手続の費用を全て含んだのがレンタルオフィスの㎡単価だということです。
では、上記の賃料に含まれますサービスを以下にまとめておきます。
- 企業ネームの作成と案内看板への登録
- ビジネスライセンス取得のための住所提供
- 受付サービス
- 受付電話サービスと転送サービス
- ファックス番号と電話番号の無償提供
- WIFIインターネットのフリーアクセスサービス
- 書類・小包の受け付け受け取りサービス
- 飲み物(コーヒー、お茶)の無料利用サービス
- 利用可能時間内での電気料金(エアコン含む)
- 毎日の室内清掃サービス
- 2人用から5人用の机と椅子(Workstations)、可動式のキャビネット、電話機の提供サービス
- オフィスキーとアクセスカードを2部づつ提供
では、新しい15階のオフィススペースをビデオ動画で撮影しています。
ご確認ください。
4人くらいのスペースを数多く増設されています。
ちょうどそれくらいのニーズが一番多いんだと思います。
また、何より嬉しいのは、歩いて行ける近さに日本食の安いレストラン「おふくろ亭」があること。
私のお客様もよく通われています。
お昼は日本食以外にベト飯もベトナム人スタッフのために準備している「おふくろ亭」。
日本人の胃袋を満たしてくれています。
まだハノイにはレンタルオフィスが少ないのが現状です。
通常のオフィスは掃いて捨てるほどありますが。
世界中にそのネットワークを広げて、World Wideで展開しているサービスオフィス「Regus Hanoi(リージャス ハノイ)」のような高級なレンタルオフィスもあります。
Hoan Kiem、オペラ劇場の近くです。
今ある中で新築に近く、なおかつリーズナブルなレンタルオフィスと聞かれれば…
その答えは私の中では今回ご提案の「CSC Executive Business Center」となります。
日系企業の契約率が高く、日系企業が80%を占めているこのレンタルオフィス。
その実績から判断しても、筆頭に挙げさせていただくことをご理解願います。
いかがでしょうか。
もっと詳細お確かめになりたい方は、お気軽にお問い合わせください。
宜しくお願いします。
◆少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです。
↓ 1クリックよろしくです!
にほんブログ村