ハノイリビングの佐々木です。
最近、オフィス近くから家までウォーキングとジョギングをしながら帰っています。
ひたすら歩いて、走って、だいたい30分くらい。
体は疲れますが、運動不足解消には良いと信じて続けています。
そんな帰宅コースの途中で通り過ぎる、気になるお店があります。
それが日本のうどん屋さんです。
名前は「日の丸うどん」。
ハノイにラーメン屋さんはある程度ありますが、うどん専門店というのは正直初めて見ました。
Kim Maの大通りに面していて、気軽に入れそうな雰囲気です。
堅苦しさがない外観が気に入り、とある日のお昼休みに行ってみました。
中は意外と広く、50人以上は入れそうな奥行きのある空間でした。
カウンター席とテーブル席に別れています。
このカウンター席や落ち着いた木目の家具、気取らない雰囲気などが、まるで日本のうどん屋さんにいるかのような感覚にさせてくれます。
カウンター席の向こう側には、うどんを作る機械が置いてありました。
ここで手作りをしているのでしょう。
これは期待大です。
「いらっしゃいませ!」
接客スタッフは皆ベトナム人のようでしたが、元気な日本語で迎えてくれました。
メニューを見ると、シンプルなかけうどんに、てんぷらなどのトッピングを追加していくスタイルです。
日本で最近よく見かける、讃岐うどんのお店と同じですね。
うどんの麺には、通常のうどんのほか、抹茶うどんもありました。
そして基本のうどんは、ぶっかけ(冷)やかけ(温)などのほか、カレーうどんやおろしぶっかけなどもあります。
トッピングは10種類以上と豊富でした。
てんぷらは、イモやエビなどのほか、オクラや卵など、種類が豊富です。
ちなみに、基本のうどんメニューのほかに、丼物とそのトッピング、うどんすきなどもありました。
がっつり食べたい時は丼物、夕ご飯ならうどんすきなども良いですね。
今回は、とりあえず最初なので、基本のぶっかけうどん(50.000VND)と、レンコンてんぷら(10.000VND)、ちくわてんぷら(15.000VND)を注文。
待つこと5分くらいで出てきました。
こんな素早さ、手軽さも、忙しいビジネスマンにはいいですね。
極太の麺がつるつるに光っていて、すごくおいしそうです。
器には、わさびがついています。
じつは私は、日本でもうどんのおいしい地域の出身なので、うどんにはうるさいのです。
しかし、地元はこんなスタイルのうどんではないので、もの珍しさと期待感いっぱいで食べてみました。
麺はかなりこしがあります。
つるつるでのど越しがとても良かったです。
「これは日本“風”のうどんではない、本当の日本のうどんだ!」
そう思ってしまいました。
汁は、味が濃いめです。
讃岐うどんとは、こういうものなのでしょうか。
でもこの濃いめの汁に、すだちの酸っぱい汁を絞り入れると、ポン酢のようにさっぱりして食べやすくなるから不思議です。
そういえば、フォーもそうですね。
肉のだし汁に、すだちを絞ると香りや味が良くなり食べやすくなります。
脇役・すだちの力を感じるところです。
てんぷらも、さくさくでおいしかったです。
揚げ物なので油はありますが、先ほどのすだち入りのうどんだれにつけて食べると食が進みます。
日の丸うどんさんのトッピングの中には、てんぷらだけでなく、牛バラや鶏ももなどもありました。
次は肉類にも挑戦してみたいものです。
よくラーメン屋さんに行くと、おいしそうにラーメンをすするベトナム人を見かけます。
でもうどんはどうなんでしょうか・・・。
そう思い、周りを見回すと、何人かのベトナム人がうどんをすすっています。
よくあるベトナムの麺は米から作るので、こしはいまひとつですが、日本の麺はこしが勝負です。
この食感、どう感じているのか気になります。
とあるカップルは、うどんそのものよりも色々なトッピングを頼んで楽しんでいる様子。
2人でトッピングの皿6つほどを並べて、それぞれ違う味を楽しんでいました。
楽しみ方も、海外に出れば様々です。
今回、私が払ったのは75.000VND。
300円ちょっとで満腹、満足です。
そんな満足感に任せて、今回は日の丸うどんさんの概要を調べるのをすっかり忘れて出てしまいました。
次は調べておきます!
日の丸うどん
住所:269C Kim Ma, Ba Dinh, Hanoi
日本の味そのままです。
ぜひ行ってみてください。
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