「Keangnam(カンナム)」という名を聞かれると、いろんな建物が思いつくかと思います。
今ままでこのサイトでいろいろとご紹介してきました。
- Keangnam Hanoi Landmark Tower(カンナム ハノイ ランドマーク タワー):コンドミニアム
- CALIDAS LAND MARK 72:サービスアパート
お客様の口から「カンナム」と聞くと、上記の2件のアパートと今回ご紹介するオフィスと・・・
何を差して言われているのか確認しなくてはなりません。
全て敷地内に同じ「Keangnam(カンナム)」が建てた建物だから、ややこしくなります。
Keangnam(カンナム)は「京南」と表記されますが、韓国のゼネコンです。
建築会社の名前がそのまま建物名にくっついているんです。
今までオフィスのご紹介を主にAクラスと呼ばれる一流の事務所から順にサイトにアップしてきております。
日系の都市銀行さんから商社、大企業が軒並み入居するビルが、ここでいう「Aクラス」です。
- PacificPlace(パシフィックプレイス):58ドル/㎡
- Hanoi Tower(ハノイタワー):44ドル/㎡
- HCO BUILDING(Melia Hanoi):40ドル/㎡
全てHoan Kiem(ホアンキエム)区にあるオフィスビルですね。
完璧Aクラス、文句の付けようがありません。
文句が言えないくらい・・・高いですが(笑)。
では、ハノイ西部でAクラスとなればどこになるのでしょうか。
タイトルにも書きましたが、やはり「Keangnam Hanoi Landmark Tower」になってくるかと思います。
では、何を持ってオフィスのランクを「A」と決めることができるのか。
これは私が考える基準です。
- まず我々日本人も含めて全スタッフが「働きたい」と感じるレベルの高級さが漂っていること(優秀なローカルスタッフの採用にも影響してきます)
- オフィスのフロア数に見合うだけのエレベーター数が確保され、朝・昼・夕の混雑時でもストレスなく上り下りできること
- 直ぐ近くに一流ホテルがあり、急な出張者やお客様、会社役員の受け入れに気を遣わないこと
- 停電時のバックアップがしっかりしていること
- 管理会社のサポートがしっかりしていること
順に「Keangnam Hanoi Landmark Tower」と照らし合わせてお話します。
まず1は、ハノイ西部のランドマーク的な建物です。
「文句は言わせないよ」と自身を持って面接できるかと思います。
2は、合計31基あります。
それぞれエレベーター毎に、混雑を緩和させるため行き先の階がきまっています。フロア数とエレベーター数のバランスは取れているかと思います。
3は、インターコンチネンタルホテルが開業予定です。
そのまま同じ建物内の5つ星ホテルにご宿泊していただけます。
4は、もちろん100%BackUpですが、大型発電機が3台設置されています。
インターコンチネンタルホテルが入ろうかという建物で、停電トラブルはほぼ無いかと思います。
5.この管理会社のサポートがどこまでか・・・未知数です。
2010年完成したばかりで、現在順次世界の大手企業さんが契約しておられます。
日産のグループ企業、KPMG、丸紅グループの企業、HYUNDAIグループの企業、ポスコ・・・
名だたる大企業さんが選んでいるので、そうそう下手なことはできないかと思います。
しかし、ここはじっくり見極めていかないといけないかと思います。
では、オフィスの「Keangnam Hanoi Landmark Tower」の概要と念の為に地図を付けておきます。
- 【住所】Plot E6, Pham Hung Road, Cau Giay District, Hanoi
- 【エリア】Cau Giay(コウザイ)地区
- 【家賃:㎡単価】31ドル/㎡(税金・管理費・エアコン電気代込み)
※小規模スペースは38ドル/㎡、120㎡以上は31ドル/㎡が基本単価 - 【面積】30㎡から3000㎡
※広いフロアから区割りをする際、「最低仕切り可能面積」は120㎡
※1フロア借りると3000㎡確保できます - 【建物規模】72階建て(オフィススペースは12階から46階)
- 【築年数】2010年建築
- 【最低契約期間】3年
- 【フリーレント期間】1ヶ月(税込管理費は必要です)
※面積が大きい場合は3ヶ月も交渉可能 - 【手付金】1ヶ月(保証金の一部に充当可)
- 【保証金】3ヶ月(契約満了時に返却されます)
- 【前家賃】3ヶ月毎
- 【その他の支払項目】
・インターネット利用料(お客様側でプロバイダーと直接契約していただきます)
・電話通話料+FAX使用料
・電気代(照明とコンセントは終日、エアコンの電気代は時間外のみ利用した分だけ請求) - 【利用可能時間】
・平日:8:00から18:00
・土曜日:8:00から12:00
※日曜日及び時間外利用は事前通知があれば可能(エアコンも使えます) - 【利用可能設備】
※駐車料金は有料(月極110ドル/1台)
※スクーターの駐車料金は月極で5.5ドル/1台
※エアコンの電気代は上記利用時間内は無料(時間外の利用料金は0.11ドル/㎡/時間で計算されます。)
※照明、電源利用の電気代は賃料に含まれません。使った分だけ請求となります。
※インターネット・固定電話利用はお客様で直接契約を結んで支払っていただきます
※エレベーターは階層に合わせて3カ所に分かれており合計31基あります。
※給湯室(パントリー)あり
※床は電気線やネットケーブルなどを埋設できる特殊床です。
※退去時は必ず入居時の状態に原状回復して引き渡さないといけません。 - 【警備員】常駐
- 【受付】有り
- 【発電機】有り(100%Back Up可能)
- 【日本企業入居率】20%(2013年9月時点)
日本人入居率は2013年9月時点で20%ですが、契約面積率で置き換えると60%と、圧倒的に日系大手企業の契約が進んでいるということです。
では、地図です。
もうお分かりですね。
より大きな地図で Keangnam Hanoi Landmark Tower【事務所】のご紹介 を表示
今回オフィス棟をご紹介しています。
以前同じビル内にあるサービスアパートをご紹介した際に、参考として建物の共用部分を撮影した動画があります。
建物が同じですので、参考にはなるかなと思います。
ご確認ください。
サービスアパートをご検討される方向けの説明で、申し訳ありません。
この写真をご覧いただければ分かると思いますが、小さなオフィススペースの区画もちゃんと用意されています。
最低で30㎡くらいの小規模オフィススペースからあります。
また、床は全てケーブル敷設のための「上げ床」になっています。
オフィス内を電線コードがのたうち回ることなど全くありません。
ではそのあたりの様子を撮したビデオ動画をご覧下さい。
25階のフロアを撮影しています。
いかがでしょうか。
最低の仕切り面積は120㎡からと言われています。
ベトナムNo1の高さを誇るオフィスビルです。
続いて珍しく小規模スペースも用意されています。
映像でご確認ください。
内部造作もそんなにお金を掛けないでも済みそうな仕上がり具合です。
ご参考にしてください。
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