私事ですが、先日、友だちがハノイへ遊びに来ました。
「ベストフレンド」といえる人で、とっても大事な友だちです。
彼女も海外に住んでいるので、会うのは３年ぶりでしょうか・・・短い旅でしたが、精一杯時間を作って会い、思い出作りにいそしみました。
その中でもとくに思い出深かったのが、ニンビンにある、Hoa Lu（ホアルー）とTam Coc（タムコック）への日帰り旅行です。
すばらしかったので、ここでご紹介したいと思います。
・・・と言って始まったこの文章ですが、当日は迎えのバスが45分の遅刻。
「おきざりか？！」
と思い焦っていたら、やっとこさバスが来ました。
後で同じツアーにいた日本人の方に聞いたら、この方は１時間待たされたそうです。
「これもベトナム文化体験か～」
と、３人で苦笑いでした。
さて、ホアルーです。
ガイドさんによると、ホアルーはハノイに遷都する前に首都だった所だそうです。
ここに初代皇帝のDinh Tien Hoang（丁先皇）祠など立派な建物が残されています。
建物はさすが王を祀る場とあり、瓦に龍や獅子などの装飾が施されていました。
中にはDinh Tien Hoangの像が。
撮影禁止だったので写真はありませんが、ホアルーの皇帝の凛としたお姿が見られます。
ホアルーのDinh Tien Hoang祠です
ホアルーの建物へ続く入り口です
ホアルーで見た獅子の装飾です。動き・表情がありますね
ホアルーで見た大岩。サザエみたいだったので撮りました
ホアルー到着後、すぐに発見！おしゃれした牛にまたがったおじさんは、カメラ目線でポーズしてくれました。
昼食後、タムコックへ。
ここタムコックでは、巨大な岩山に囲まれた湖を、小船で往復します。
これがまた絶景。
“陸のハロン”と呼ばれるだけあり、墨絵のような景色が広がっています。
当日は霧がかった天気で岩山周辺が白く煙っていたので、まるで仙人が出てきそうな雰囲気でした。
タムコック船着場
タムコックの奇岩
タムコッククルーズ
こうした洞窟を３つくぐっていきます。
船の折り返し地点にいる、物売りのおばさん。
船に乗っていると、時に他の船や岩とぶつかりそうな瞬間も。
静かな風景の中をゆったり巡るので、中には船の上で居眠りする人もいましたが、これもちょっとしたスリルということで楽しめます。
船の折り返し地点では、船に乗ったおばさんたちが、ジュースやお菓子を売りまわっています。
「（船のこぎ手の）彼、疲れてるから、このジュース買ってあげて」
行商のおばさんには珍しく流暢な英語に、思わず買いそうになりました。
しかも私ではなく、がんばっているこぎ手さんのために買えという、日本人の情に訴えかけてくるとは、なかなかのやり手です。
でも私はこぎ手さんには別途チップをあげようと決めていたので、一度はお金にかかった手を引っ込めたのでした。
そんなこんなで、のんびりのクルーズを終えて再び乗り場だった所に到着。
充実の約１時間強でした。
歴史、自然散策がセットになったホアルー、タムコックツアー。
全体的に観光地はこぢんまりとしていますが、歴史と自然を楽しみたい方には最適な旅行地だと思います。
とくにタムコックでは小さな船でのクルーズ、しかも洞窟も通るので、大喜びのお子さん連れの方もいました。
友だち、家族で楽しめるツアー。おすすめです。
下記に、今回の旅行のスケジュールをまとめておきます。
【AM８：45】バスに乗り込む（予定は７：45～８：00でした）
【AM11：00】ホアルー到着、観光（ガイドさんの説明を受けながらDinh Tien Hoang（丁先皇）祠など見学）
【PM12：00】ホアルーを出発
【PM12：30】タムコック到着、昼食（ブッフェ形式）
【PM13：30】タムコッククルーズ（約１時間～１時間半）
【PM15：00】クルーズ終了、サイクリング（参加したい人のみ）
【PM16：10】ハノイへ出発
そして、ホアルーDinh Tien Hoang（丁先皇）祠と、タムコッククルーズの地図です。
ハノイとの位置関係も、ご確認ください。
より大きな地図で ホアルーのDinh Tien Hoang祠、タムコッククルーズ を表示
ホアルーDinh Tien Hoang（丁先皇）祠
【住所】Truong Yen, Hoa Lu Dist, Ninh Binh
タムコッククルーズ
【住所】Ninh Hai, Hoa Lu Dist, Ninh Binh
以上、ホアルー、タムコックへの日帰り旅行レポートでした。
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