今日は、もう一撃で終わる軽~いお話です。
タイトルの通り、ハノイの生卵・・・
ハノイに来て約2年と半分が過ぎようとしていますが、恐ろしくて一度も口にしたことはありません。
口にできるのは、自分が安心だと思える日本食レストランくらい。
Hai Ba Trung(ハイバーチュン)の「紀伊」や、Kim Maの「大阪居酒屋べんてん」くらいでしょうか。
あっそうそう、焼肉櫻や焼肉こころのユッケなんかも、よく食べますが当たったことはありません。
私は納豆が大の好物で、ハノイで買うと高いのは分かっているのですが、定期的に食べないと体が禁断症状をおこしますので、つい買ってしまいます。
ネギを山盛り入れて食べるんですね。
しかし、日本ではそこで当たり前に生卵をかけてアツアツご飯とお味噌汁で食べるのですが、ハノイにきて生卵など・・・
無理だと諦めていました。
以前新鮮な野菜、鶏肉、生卵が手に入る「naturally(ナチュラリー)」のご紹介をさせていただきました。
この店にいけば、間違い無く安心な生卵は手に入ります。
ただ、Sedona Suitesの直ぐ近く、ちょっと遠いですね・・・私の住むKim Maエリアからは。
会社が終わり、帰り際にふと生卵が欲しいと思ったとき、この近辺で売っている生卵を食することができれば何もいうことはありません。
しかし・・・大丈夫か??
ずっとこんな思い込みをしていました。
結論から言えば、大丈夫だそうです(笑)。
汚いのは殻についた雑菌で、卵の中身はまず問題ない、そうです。
これは私がいつもお世話になっております、散髪屋さんのお姉さんから聞いたお話です。
その方はハノイ在住4年、私よりも先輩に当たります。
そして趣味が「料理」。
もちろん生卵も頻繁に使われます。
しかし、真夏のクソ暑い時に、スクーターの後ろに大量の生卵を積んで、とろとろ運んでいる様子を見かけるにつれ、
「この国で生卵を口にするのもイチかバチかやな」
そう思い込んでいました。
何度もいいますが、殻につく雑菌が危険なんです。
つまり煮沸してしまえば大丈夫だということです。
この話をお姉さんから聞いたとき、思わず鏡越しにお姉さんの顔を凝視してしまいました。
「じゃあ、そのまま割ってご飯にかけて食べれるの?」
ただ、さすがに中味が絶対安全かは、日本基準で考えると危険だと。
そりゃそうでしょう。お店で売っている時も常温で置いているくらいなので。
なんか不安です。
不安そうな顔をしている私をみて、そのお姉さんはこう言いました。
「そのまま食べるのではなく、少し火を入れて半熟卵にして食べれば大丈夫ですよ」
なるほど、白味が多少ぷるんとなるあの状態ですね。
卵の殻の表面も雑菌処理できて一石二鳥かもしれません。
「だけどどうやって作るの、半熟卵?」
さて、今日はこの作り方をご紹介しておきます。
簡単です。
散髪屋のお姉さんがいろいろ研究して調べて確立したレシピです(笑)。
- まず、お店で生卵を買います。お姉さん曰く、「スーパーなんかよりローカル市場においてある生卵の方が新鮮」とのことですが、私は日系スーパーで1個3.000VND(15円)くらいで買いました。
- 1リットルの水と100mlの継ぎ足し用の水を準備し、卵を沸騰したお湯にそーっと入れる為のお玉も用意しておきます。
- 1リットルの水が沸騰した瞬間、火を止めて、すぐに100mlの水を注ぎます。
- そして直ぐにお玉で生卵を入れてください。
- 入れ終わってから10分間待ちます。
- 10分後お湯から卵を取り出して完成。
たったの10数分でできます。
1点注意は、
「1リットルと100mlのつぎ水」という割合で一度に作れる半熟卵は5個までが限界
だそうです。
この比率は絶妙らしく、欲張って5つを超える数の卵をいれると失敗するそうです。
料理大好きのお姉さんが強調されていたので、間違いないと思います。
そして、できたら冷蔵庫に。
3日経ってもとろーんとした半熟卵のままです。
実際私が作って試したので間違いありません。
もっと一気に作ろうとすれば、2リットルに200mlのつぎ水であれば10個できそうですが、やったことがありません。
あまり一気に作っても、そんなに頻繁には食べないので、私の場合1リットルで5つがちょうど良い量かと思っています。
大量に日本から持ってきたレトルトカレーがあります。
週に一回のペースで食べています。
そして大好物の納豆。
これでもかと作った半熟卵をぶっかけてやりました。
味は・・・まあまあです(笑)
日本で食べ慣れている生卵よりも、こっちのは味が薄い感じですね。
しかし、無いよりは断然まし(笑)。
その散髪屋のお姉さんも、
「今までたくさんの人にこのレシピを教えてきたけど、一回もお腹壊したって言われたことが無い」
と豪語されていました。
実績に勝る安心感はありませんね~。
もちろんハノイに限らず東南アジアのクソ暑い国ならどこでも通用する「技」かと思います。
以上、ちょっとした豆情報でした。
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