前回、ハノイにある世界に2校しかない(ニューヨークとハノイ)国連学校「United Nations International School of Hanoi(ユナイテッドネーションズ・インターナショナルスクール・オブ・ハノイ;通称UNIS)」のご紹介をさせていただきました。
まさにこれからUNISに入学手続きをされようとしているご父兄の方々から、たくさんのお問い合わせをいただきました。
また、実際にUNISに通われたことのある方と、具体的な授業の進め方や、入学に対する「メリット、デメリット」を確認する機会を持つことができ、少なからずお問い合わせをいただいたお客様にささやかではありますが、アドバイス的なお話も出来るようになりました。
UNISのメリットについては、先の稿でもご紹介した「国連インターナショナルスクール「UNISハノイ」の学校紹介」で詳しく書かせて頂きました。
しかし、デメリットと思われる点もあるようです。
これは学ばれるご家庭やお子様の主観的な話ですから、100%全員に当てはまると言うわけではありません。
が、お話をお伺いした奥様からは・・・
「UNISは長く通うことができるのなら良いんですけど・・・私達のように数年の短期間だけ、通り過ぎていくだけなら・・・日本に戻って困らないように、家庭学習をかなり頑張らないと、帰国後の受験対策がとても大変です」
という意見です。
「長く通うことができれば良い」というのは、「人生を如何に楽しく過ごすか」そんな考え方を教えてくれるのがUNISのメリットの一つだと。
そういう「生きる知恵」「横のつながり」を得ることができる学校なのでしょうね。
ただ、実際3年ほど勉強された方からお聞きした話では、「意外とのんびりとした校風」のようです。
お子様、特に中学生のお子様を持つご家庭とすれば、帰国後に待っている高校受験をクリアしなければいけません。
「人生の生き方」ももちろん大事ですが、目の前の受験もハノイに居ながらにして「対策」したいところですね。
UNISの取材を通じて、逆にあぶり出されるように感じたハノイでの「日本の受験対策」の物足りなさ。
なんだかんだと言っても、やはり日本は「学歴社会」ですから、中学受験や高校受験を疎かにできないですね。
有名学習塾もちらほらとハノイに進出してきているようです。
しかし・・・
これは実際にお子様を学ばせたお客様から聞いた話ですが、
「マンツーマンというけど、自力学習を課し、ついてこれる子だけを引っ張り上げる」
そんなやり方だそうです。
初めから自力でできる子など、塾に行く必要も無いかと思いますが。
ハノイでのお子様の学力維持について、今回は皆様に自信を持っておしらせできる情報をお届けします。
なんと、ここハノイに具体的な受験対策を徹底した個別指導で行ってくれる学習塾があるんです。
- 【塾の名前】数英塾(すうえいじゅく)
- 【指導教科】※希望教科があれば対応してくれます
・小学校3年生から6年生:算数
・中学校1年生から3年生:数学、英語
- 【場所】No.629 Kim Ma,Ngoc Khanh Ward, Ba Dinh Dist, Hanoi
- 【授業時間】
・月から金曜日:午後4時から午後9時まで(最終コマは午後8時から)
・土日:午前9時から午後8時まで(最終コマは午後7時から)
- 【入学金】2013年度は無料
※独自教材も2013年度については無料対応してくれます
- 【学費】※週2回が基本ペースです
・60分枠を希望の方:25ドル/60分
・90分枠を希望の方:37ドル/90分
※別個に夏期講習等の別メニューもあります。
- 【お問い合わせ先】016-8285-6529 (窓口:ウチダさん)
- 【メール】sueijyuku@gmail.com
- 【ホームページ】http://www.sueijyuku.com/
私がいつも通っている日本人が運営するヘアサロン「MIYU SPA(美優SPA)」に行ったとき、今回の「数英塾」のチラシをたまたま見つけました。
早速電話をして先生にお目にかかり、いろいろお話を伺うことができました。
長年技術者として企業を勤め上げられた先生。
その多忙な時間を縫うようにお子様に対する教育にも熱心に取り組まれたそうです。
「勉強をしなさい」
と全く言ったことがないと先生。
しかしお子様は全員有名大学に合格。
小さい時から父親として言い続けてきたことが、
- 間違いを「マーク」すること
- 理解出来たことはやらない
- チャレンジはすぐやること。何かが揃ったらやるという考え方はしないこと
「これをずっと言い続けてきただけです」
塾に訪ねて来たご父兄にまず尋ねることが、「今まで塾や学校でやってきた問題集を見せて貰う」ことだそうです。
一度解いた問題について、間違わない問題と必ず解けない問題と区別して、何度もチャレンジしているお子様は非常に少ないそうです。
「解ける問題ばかりやるんです」
なんでもない当たり前のことですが、出来ない問題をできるようにする「追い込み方」が生ぬるいんですね。成績の伸びない子供は。
「それをマンツーマンで徹底的に私が見ていきます。必ずその生徒さんの欠点を理解した上で指導していきます」
ハノイに来ている大手進学塾とはやり方が全く違うと感じました。
この数英塾のコース案内ですが、
- ベーシックコース:学校の補習を目的とした指導
- アドバンスコース:学校で学ぶ学力では解けない難しい問題を解けるようにする指導
- 受験対策コース:志望校合格に照準を合わせた勉強を指導
の3タイプ。
60分ないし90分の一コマを週に2回かそれ以上の頻度で、徹底指導してくれます。
「まずはその生徒さんがどこで間違うのか、必ず『クセ』がありますので、そこの分析からやります」
技術者の落ち着いた眼差しと、穏やかな語り口で言葉を繋がれる先生。
元々技術者ですので、数学はお手の物。
かつ、20年を超える海外赴任生活から英語も自分のものにされています。
厳しいサラリーマン生活という実体験から得た生きた「数学」と「英語」を体得された先生です。
最後に「英数塾」の受験対策について書かせていただきます。
まず、生徒さんが個別に持つ「間違うパターン」の理解、これはもう何度も申し上げていますね。
次に生徒さんの志望校を聞き、その志望校の過去問題を先生が全て解いて「傾向を分析」します。
そして、生徒さんの志望校合格に向けた「オーダーメイドの学習」をスタートさせます。
「志望校の『偏差値の高さ』と『難易度』は必ずしも一致することはありません。どこの学校にチャレンジするにしても『基礎体力』は大事です」
たまに難問奇問のオンパレードのような試験問題を出す学校はありますが、その奇問に反応するような勉強方法ではなく、基礎をしっかり積み上げることは大事だとも言われています。
その上で「傾向と対策」を入れていくのが英数塾のやり方のようです。
週に2日からの学習。
「どんなに生徒が増えても、1コマで同時に見る生徒の数は2人までが限度ですね」
大きな6人掛けのテーブル2つにそれぞれ1人ずつ生徒を座らせ、その間を行き来しながら濃い指導を生徒に与えていくやり方。
まさにマンツーマンか1対2の完全個別指導をモットーにする塾です。
「1つの教室に何人も詰め込んでやるのなら、大手進学塾と何も変わらないですからね、私達のやり方は全然違うんです」
先生を信じて付いていけば結果は必ずでる、結果を出すための完全個別指導を1年以上生徒さんに施していくんです。
「もちろん生徒さんも楽ではありませんよ」そう先生は話されます。
具体的な志望校を伝えて、その合格に先生と一緒、まさに二人三脚で走ってくれる英数塾の教育方針。
月謝の払い甲斐のある個人塾だと思います。
一度ご連絡して、ご相談してみてはいかがでしょう。
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