素敵な日本人女性が運営する家賃270＄の素敵なサービスアパートのご紹介

ハノイリビングの田口です。

タイトルを「家賃の270＄の素敵なサービスアパートのご紹介」とさせていただきました。
ちょっと今まで私が見てきたアパートとは違う、まるっきりコンセプトが違うお部屋です。
しかし、部屋を見させていただいて感じることは、

「良いアパートだなぁ」

思わず唸ってしまいました。

住まいを探す際に大事にしているポイントというものが、人それぞれありますね。

• 築浅で綺麗であること
• 家賃が安いこと
• フィットネスジムやスーパーなど付帯施設が充実していること
• 同僚が近くに住んでいて、お互い助け合える距離感が確保されていること

しかし今回ご紹介するアパートは、「どなたでも受け入れ可能」ではありません。
ある程度住人を選びます。

まあ、それはそうでしょう。
270＄で万能なアパートなど、どう考えてもありえません。

ではその理由をご説明する前に、アパートの概容と位置図を先ずはご説明しますね。

• 【アパート名】Dam Trau Home Apartment
• 【エリア】Hai Ba Trung（ハイバーチュン）区
• 【建物規模】5階建て全室4部屋の小規模サービスアパート
  ※3階と4階に2部屋ずつ部屋を準備しています
• 【家賃と面積】全室Studio（23㎡）：270＄
  ※室内にキッチンが付くタイプは320＄
• 【家賃に含まれるサービス】
  ・管理費
  ・ハウスキーピングサービス：週3回の掃除、洗濯、アイロン掛け、お皿洗い
  ・リネン（ベッドシーツ、枕カバー）交換：週1回
  ・インターネット利用料（光インターネット；WIFI付き）

場所は次のGoogle Mapでお確かめください。

私がなぜ、このアパートが「素敵だな」と実感したのでしょうか。
取材を終わって振り返って考えると、答えは直ぐに出て来ました。

アパートのオーナーさんが素敵なんです。
もうハノイで20年以上お過ごしの女性オーナーさんです。
このオーナーのセンスで、このアパートは仕上がっています。
随所にオーナーの「女性目線」が効いているんですね。

先に、素敵なオーナーさんのご紹介をする前に、このサービスアパートの安さの理由をご説明しておきます。

建物はベトナムによく見かける昔ながらの戸建てを、綺麗に内装を施し、大切に使っておられます。
今風に大改造したわけでも無く、逆に昔のベトナム建築の風情をそのまま残したような建物です。

オーナーさんの本業は、「引越業」と「ベトナム情報誌『ビナBOO』の発刊事業」で、その本社事務所が2階にあるんです。
オーナーさんご自身も5階にお住まいです。
3階と4階が空いているので、勿体なく・・・空きスペースを有効活用する為にサービスアパートにしたんですね。

本業を補完する考えの延長で思いついたことですので、欲張りなお気持ちなど微塵も持たれていません。
だから安いんです。
他に安い理由を包み隠さずお伝えします。

• 室内にキッチンがありません（2階の共同キッチンを活用していただきます）
• トイレとシャワーは1フロアに1箇所。1フロア2部屋ですので2人で共同でご利用していただきます
• エレベーターが付きません（3階と4階 が対象フロアです）
• レッドインボイスが出ませんので、個人契約のお客様のみ対象ですね
• 室内にテレビは付きません。5階の共用ルームでご観賞ください

「日本人向けのサービスアパート」という尺度で測ると、確かに機能が足りていないかもしれません。
しかし、家賃はサービス付きで270＄です。

本業とはカテゴリーの違う「アパート賃貸業」を一部のフロアでやっているだけです。
当然ノウハウはお持ちではありませんが、オーナーの判断基準で、

「住みやすいアパートってなんだろう」

これを追求して部屋を作ってくれました。
女性目線が光っているので、自然にきめ細かいところまで行き届いたサービスアパートになりますね。

キッチンが部屋に無くても、2階に共同のダイニングキッチンがあります。
そこには大きなダイニングテーブルをはじめ、調理器具も冷蔵庫も全ての台所機能がそろっています。

たった4部屋しかないサービスアパートです。
そんなに取り合いになる事もないかと思います。

もう一つ。
5階の1室を、お客様の為の多目的スペースとして解放してくれています。
使い方は自由。
テレビもソファーも空調設備もありますので、快適にご利用できますね。

女性オーナーの気配りが効いています。

さて、このサービスアパートに合ったお客様とは、どんな方なのでしょう。
私の経験から申し上げます。

先ず、会社契約ではなく個人契約のお客様ですね。
レッドインボイスが出ませんので、会社で赴任された方ではなく個人的にベトナムハノイで仕事をする為に、単身乗り込んできた方。

次に場所がHai Ba Trung（ハイバーチュン）区の東側です。
交通費が出る会社勤めの方なら良いのですが、「移動費は自腹で」という条件下で働かれている方なら、お仕事場所がHoan Kiem（ホアンキエム）区かHai Ba Trung（ハイバーチュン）区にある方。

もっとイメージ先行で申し上げますと、

• 手弁当で来られている日本語学校の先生
• ボランティアの一環で来られている方
• ホーチミンとハノイを行ったり来たりされる方で、それぞれのアパート家賃を低く抑えないといけない方
• こちらのベトナム人材の送り出し機関と組み、頻繁にベトナム人訪日希望者の面談でベトナムハノイに来なければいけない組合の方

こんなような方々が対象ではないでしょうか。
レッドインボイスは出ないと申し上げていますが、この女性オーナーの本業に絡めた領収書名義であれば、例えば「引越代金」や「倉庫賃貸料」というような形で出す事はできます。
本業ではありませんので、「アパート賃料」という名目では出せないと言うだけです。

では、今回ご紹介する女性オーナーの優しい思いやりがあふれるサービスアパートの周りの様子と室内風景を、次のYouTube動画でご確認ください。

いかがでしょうか。
ピンとくる方はおられますか。

「現場を見てみたい」

と言う方は、お気軽にハノイリビングまでお問い合わせください。
ご案内させていただきます。

最後に。
この女性オーナーの本業を、少し詳しくご紹介しておきます。

ベトナムでの引越業務は、何と2001年からはじめられています。
オーナーの芝さんが「ベトナム歴20年以上」であることを考えるとうなずけますね。
日通さんやヤマトさんなど、当たり前のように今は日系企業が業務を展開されていますが、その草分けは、芝さんの「ロイヤル」なんです。
それだけ「積み重ねられたサービス力」が売りの引越屋さんです。

良心的な価格で頑張っておられます。
海外の引越ももちろん対応できます。

ハノイリビングも、芝さんから「代理店仕切り」をいただいております。
皆様のお引越のお見積も可能です。
お気軽にお問い合わせください。

以上、当てはまるお客様は一部かもしれませんが、クリア出来る方には心強く、優しい女性目線が嬉しいサービスアパートのご紹介でした。

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