最上階付近は霞んでしまうほどの高層ビルです
ハノイリビングの田口です。
さて、今日は9月2日Grand OpenしましたLOTTE CENTER HANOI（ロッテセンターハノイ）の共用スペースの様子をビデオ動画にてお伝えします。
ハノイにお住まいの方なら知らない人はいません。
ハノイのどこにいても目に付く地上65階の超高層ビルです。
ハノイにおられない方の為に、地図を付けておきます。
既にOpenを済ませているLOTTE Department Store（LOTTE MART）はもう皆様行かれたことがあるかと思います。
以前「いぶし銀佐々木」さんの下記の投稿記事でご紹介させていただいておりますね。
Kim Maにグランドオープン、Lotte Center Hanoi内のスーパーに行ってみました
今日ご紹介させていただく「共用施設」というのは、
- 7階にあるフィットネスジム、屋外プール、サウナ、ジャグジー、屋外バスケットボール場、BBQスペース
- 38階にあるキッズルーム兼リラクゼーションスペース
です。
7階には目玉となる「ゴルフショット練習スペース」があるのですが、残念ながらまだ準備中でご覧いただくことが叶いませんでした。
もう少しお待ちください。
アテンドしていただいた日本人サポート窓口担当の大島さん曰く、
「ゴルフ練習場は若干有料にする予定なんです」
理由は、CALIDAS LANDMARK72（カリダスランドマーク）のように無料開放すると、順番を守らず数人で長時間独占使用される方が出てくる可能性があるからとのこと。
「何時間でいくら」
受付でちゃんと管理をされるようです。
さすがに考えられているところがきめ細かいですね。
単にゲージ内でのショットの練習場ではなく、打ち込む画面がスクリーンになっていて臨場感が楽しめる仕掛けになっているそうです。
完成が楽しみですね。
この「LOTTE CENTER HANOI（ロッテセンターハノイ）」の中にある「LOTTE Department Store（LOTTE MART）」ができてから、Kim Maエリアの買い物は格段に便利になりました。
今まではLinh Lang（リンラン）通りにあるAKURUHI Super Market（アクルヒスーパーマーケット）や、ローカルのリンラン市場などで調達されていた方が多いのではないでしょうか。
あとは週末はBIG-Cへ行かれるか、時々アパートに入っているミニスーパーなどを使うかですね。
しかし「LOTTE MART」ができてから、こちらに向かう人が今後増えてくるのではないでしょうか。
CALIDAS LANDMARK72の投資会社「Keangnam」と「LOTTE」と、同じ韓国企業ですが、単純に比較すると圧倒的に「LOTTEグループ」の方が巨大企業です。
そして、元々ショッピングモールなどを手懸けてきた実績がLOTTEにはあります。
「LOTTE MART」はKim Maエリアに住んでいる私たち日本人の「動線を変える」可能性があります。
「LOTTE MART」に限らず「OCEAN MART」なども生鮮食品が充実していると評判です。
Kim Maエリアから少し離れたところにありますね。
今後「LOTTE MART」の生鮮食品の評判がどう上がっていくか、私の住まいの直ぐ近くでもありますので、注目して見ていきたいと思います。
正面玄関前の車止め「タクシーも必ず数台待機しています」
では「LOTTE CENTER HANOI（ロッテセンターハノイ）」の正面玄関からご説明します。
見ての通り、車寄せがしっかり作られていて、タクシーも数台常に待機をしている状態です。
もし待機タクシーがたまたまいなくても、1階受付のレセプションの方に「タクシー」と呼びかければ当たり前ですけど対応してくれます。
1階入り口は、向かって右側から、
- ホテルエントランス
- 「LOTTE MART」と「オフィス（東棟と西棟）」のエントランス
- 「LOTTE CENTER HANOI（サービスアパート）」のエントランス
この順で並んでいます。
サービスアパートのエントランスは、太い赤い文字で「THE RESIDENCE」と書かれています。
「The Residence」がアパート棟入り口の目印です
この入り口を一歩中に入ると、吹き抜けの高い天井ごと気持ちの良い受付レセプションが出迎えてくれます。
「LOTTE CENTER HANOI」アパート棟の受付エントランスの風景
ちなみにこのサービスアパートのすぐ横となりには、LOTTE MARTとオフィスの入り口があります。
ここまでエレベーターで降りてきて、そのまま雨に濡れず、エアコンの効いた館内伝いにLOTTE MARTへ買い物に行くことができます。
LOTTE MART正面入り口スペース
さて、7階と38階に共用スペースがあり、今回ご紹介するフロアになります。
このスペースの説明に入る前に、もう一度「LOTTE CENTER HANOI」の建物構成の説明をしておきます。
LOTTE CENTER HANOIのフロア説明図
- 1階～6階：LOTTE Department Store（LOTTE MART；ショッピングモールです）
- 7階：アメニティスペース（フィットネスジム、ゴルフ練習場、サウナ、スイミングプール、ジャグジースペース、バスケットボール場、BBQグリルスペース）
- 8階～31階：オフィススペース
- 33階～64階
【左側】：サービスアパート（全258室）
【右側】：LOTTE Hotel（全318室） - 38階：キッズルーム＆リラクゼーションスペース
- 65階：展望スペース
- 最上階：アミューズメントスペース
今回「共用施設」としてご紹介させていただきます2フロア、7階と38階の様子を写真とビデオ動画でご案内します。
7階の共用スペース受付です「フィットネスジム、屋外プール、サウナ、ジャグジー、BBQスペース、バスケットボールコートの受付窓口です」
屋外プールです「外側には高い塀が張り巡らせていますので、外からの目線は全くきになりません」
壁面のガラス清掃を小まめに行っています
フィットネスジム「ランニングマシーン10台の他にも体のあらゆる筋肉を鍛えることができるマシーンが準備されています」
ランニングマシーンは最新式です
サウナ、ジャグジースペースの脱衣場
サウナスペース
ジャグジースペース「日々のメンテナンスはしっかり。肩までお湯に浸かっていただけますね」
岩盤浴スペース
綺麗な共用スペースです。
最近新しくできたサービスアパートになればなるほど、サウナ、ジャグジーの設備が半端なく充実しています。
特にジャグジー。
おまけに岩盤浴スペースもあります。
このあたりの使用料は、全て家賃に含まれています。
38階にある共有スペース「ゆったりとした広い1フロアに高層階からの眺めを楽しみながらくつろいでいただけます。お子様のプレイルームもここにあります」
38階共用スペースの廊下です「天井が高く静かなリラクゼーションスペースです」
壁面は全て総ガラスなのでとっても明るいスペースです
38階にありますキッズルーム「窓は開かないこととエアコンが効いているのでお子様と一緒に来て大人も楽しめますね」
38階の共用キッチン「ご契約者様が集まって料理教室を開催したり、お子様のお誕生日会を開いたりできます」
38階にありますキッズルーム「空調が効いていて快適です」
なんとも不思議な空間です。
アテンドしていただいた大島さんに、
「ここのスペースは何て紹介すればいいんでしょう？」
思わず聞いてしまうほど、贅沢な空間です。
なかなか一言で言い表せない独特な雰囲気です。
「共用施設」と行ってしまえば何か勿体ないような気がしてきます。
ふと思い浮かんだのは、
「リラクゼーションスペース＆キッズルーム」
勝手に私が命名してしまいました。
このフロアは部外の方も入ってこれるスペースだそうです。
もう少し細かく言いますと、
ご契約してお住まいされているお客様のご友人であれば、その契約者様と一緒に38階フロアを利用することは可能です。
コンセプトとしては、
小さいお子様をお持ちのご家族ご友人同士で、お子様をキッズルームで遊ばせながら空いている椅子に座って井戸端会議をする
こんなスペースに自然になっていくのではと思います。
1階からドリンクを買って持ち込むことも可能です。
また、この38階フロアはホテル側と繋がっていますので、ホテル側にあるラウンジ「The Lounge Sky」も利用することができます。
では、今回LOTTE CENTER HANOI（ロッテセンターハノイ）の了解を得て、1階エントランス周りから7階と38階の共用スペースまでを撮影させていただきました。
動画でご覧下さい。
いかがでしょうか。
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最後に、最近インターネットのニュースにも取り上げられたLOTTE CENTER HANOIの「エレベーター事故」について、お聞きしたことを簡単にご紹介しておきます。
9月29日のVETJOに次のような記事が出ました。
65階建ての高層ビルのエレベーターが落下すれば大変な事件ですが、どうもここに書かれている内容には大きな食い違いがあるようです。
記事には、
とありますが、ロッテ側の説明はこうです。
65階から63階にさしかかった時に揺れを感知し、自動安全機能が働いて一時停止をした。
それから安全運転に切り替わり、ゆっくり時間を掛けて所定の階まで徐行運転で下降し停止したが扉が開かなかったので、そのまま1階まで再び下降しお客様を降ろした。
これがその時の正しいエレベーターの動きのようです。
従って途中で2人が乗り込んだ来たと記事にはありますが、扉は1度も開いておらず、結果怪我人が出るはずがなく、また63階で揺れを感じたことで本来のエレベーターの安全機能が働き「徐行運転」に切り替わっているので、異常なスピードで落下したという事実もありません。
というのがロッテ側の説明内容です。
おそらく65階から乗り込まれた方は、扉が開かなくゆっくりとしたスピードで1階まで降りてきたことになりますので、かなり精神的に恐怖感を強く感じられたことは容易に想像が付きますし、仕方がないことかと思います。
ゆっくり下降していたので、
「閉じ込められた」
と錯覚してしまうことも無理はありません。
実際は怪我人もなく、安全にお客様を1階まで誘導したというのが事実のようです。
こういう話は風評に乗って結構枝葉がついてしまう傾向があります。
実際の事の顛末は以上のようなことだったようです。
こういうイレギュラーな事が発生すると、それに対する対策ももちろん強化されます。
エレベーターが異常事態となった時の機内アナウンスを多言語に改めるとか、今後の課題はLOTTEさんも認識されているようですので、次回の対策に期待したいと思います。
ご参考ください。
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