今回の稿を書いて2年と半年後、当然細かい内容が変わってきます。
次の稿が最新の「なかよし幼稚園」の情報となります。
ベトナムハノイ初の日系100%の幼稚園「なかよし幼稚園」のご紹介
今回の稿と合わせてご参考いただくと、より「なかよし幼稚園」を理解していただけるかと思います。
ご参考にしてください。
お子様帯同でベトナムハノイに来られる方の中で、子供の学校について悩まれる方は多いかと思います。
大別すると、
「日本人の先生による日本語教育」か「インターナショナルスクール」か
この二者択一になりますね。
お客様を見ていて思うのは、やはり「日本人の先生による日本語教育」を選択されるご父兄が多いということです。
具体的な学校名を言いますと、
この3校です。
特に小学校から中学校のお子様を持つご家庭で、「日本人学校」を希望される場合は、上記の「ハノイ日本人学校」ただ一校しか有りません。
短期間のベトナム赴任であれば、あえて英語の環境に入れなくても、帰国してスムーズにお友達と会話ができるように、日本と同じ環境を求める方が多いのは事実です。
さて、そんな中。
最近よくネットで「日本人による新しい幼稚園」「なかよし幼稚園」というフレーズを見かける機会が増えてきました。
気にはなっていました。
「あっ、また日系幼稚園ができるみたいだな」
その「なかよし幼稚園」。
名前の通り日本人の先生による日本人のための幼稚園です。
お客様からのお問い合わせも増えてきたので、早速園長先生に会いに行ってきました。
今日はハノイで3校目になる日本人向けの幼稚園「なかよし幼稚園」のご紹介です。
では、気になる幼稚園の概要と位置図を記しておきます。
- 【幼稚園名】なかよし幼稚園
- 【住所】So nha 20, Pho Dang Thuy Tram, Tu Liem Dist, Hanoi
- 【受付期間】2013年5月13日から
※定員になり次第終了となります。 - 【開園時間】 月曜日から金曜日の午前8時~午後2時30分
※早朝・延長保育も受付ています。
※早朝・延長保育料は30分で2ドルです。 - 【設立】 2013年7月から
- 【年度スタート】 4月から(日本と同じです)
- 【入園費】500ドル
- 【月謝】600ドル(給食費とバス送迎費含む)
※各種料金は物価の上昇等不測の事態が生じた場合は変動することがあります。 - 【クラス編成】
・2歳児(りす;1クラス):20人
・3歳児(うさぎ;1クラス):20人
・4歳児(きりん;1クラス):20人
・5歳児(ぞう;1クラス):20人 - 【電話番号】 0977-942-681
- 【E-MAIL】nakayoshiyoutien@yahoo.co.jp
- 【ホームページ】http://ameblo.jp/nakayoshi-youtien/
- 【ご連絡先(園長先生)】 大庭先生
では地図をご紹介します。
今、ハノイで日系の学校を全てプロットしました。
ハノイ日本人学校をはじめ、他の幼稚園も載せています。
ピンをクリックしていただくと、住所や費用、クラス等の情報をご確認していただくことが可能です。
是非、ご参考にしてください。
「なかよし幼稚園」。
まだ園舎は完成しておりません。
現在改築中で、今年の7月には完成し、入園式を迎えることができるようです。
園の裏には運動できるスペースや公園もあり、プールも利用できるとのこと。
園舎は5階建てで、教室は4部屋、フリースペースが1階と4階にあり、最上階の5階が職員室となります。
また園舎が完成すれば写真等でご紹介させていただきます。
また気になるバスの巡回サービスはあります。
ただ、なかよし幼稚園さんで「バス停」を決めるそうです。
そのバス停スポットまで、お母さんに園時を連れて来て欲しいという仕組みです。
そのバス停は今現在考案中ですので、もしアパートをお探しの方で、「なかよし幼稚園」を検討されるかたは、早めにバス停スポットをご確認された方が良いかと思います。
保育時間は午前8時から午後2時30分まで。
登園時間は朝の8時から9時の1時間。
逆に降園時間は午後2時から2時30分。
予め予約を入れておけば、
- 早朝保育(午前7時30分から8時まで:30分で2ドル)
- 延長保育(午後2時30分から4時30分まで:30分で2ドル)
それぞれ預かってくれます。
では、「入園に際して購入していただくもの」と「ご家庭で用意していただくもの」をまとめた資料をご紹介しておきます。
私が学校の取材をする際、一番大切にしているのは、
「子供たちへの教育に対してどんなお考えをお持ちなのか」
漠然としてますが、ここがとても大事かなと思うんです。
お話した際の感じや、説明内容を通して伝わってくるものがあります。
学校教育に携わった経験もない私が偉そうなことを言うようですが、いろんな人とお会いしてきた中で、自然に感じるイメージ・・・
これがあまり良くないと、まずこういう記事を書けません。
「さくらHoaAnhDao幼稚園」の塩川先生、桜モンテッソーリ「子供の家」の金田先生、また「ハノイ日本人学校」の石橋校長先生に猪原教頭先生。
皆さんが取り組まれている教育に対する「熱い想い」が、お話を通して伝わってきました。
今回お会いした大庭園長先生。
男性の物静かな先生でしたが、やはり園児に対する教育方針の話になると、穏やかな口調で力強く語っていただけました。
「教育と称して子供を縛ったり、何かを押しつけたりするような保育はするつもりはありません。
自由で楽しい雰囲気をたいせつにしながら、基本的なしつけ・・・自分から挨拶をしたり、履き物を揃えたり、椅子を元通りに閉まったり・・・そんな基本動作を通じて人間形成の基礎を育てていきます」
大庭先生のご両親も日本で幼稚園を開いて幼児教育に携わっておられるとか。
いただいた募集要項の書類1枚1枚に、その行き届いたノウハウを感じました。
事務所の去り際で、それまで子供の為の資料を作成されていた先生方が一斉に立ち上がり、
両手を前に深々と立礼されました。
「よろしくお願いします」
・・・お願いさせていただくのは、こちらの方です。
不安な気持ちで慣れないベトナム生活を始めるご両親とその子供達。
日本のお友達から自分たちの都合で無理矢理引き離して連れて来た訳ですから、ご両親も気が気じゃ無いと思うんです。
子供達も訳が分からない状態で通園が始まります。
そんな不安をそっと優しく抑えていただく・・・
利益やお給料ばかり気にしているような運営者には、絶対に勤まる仕事ではありません。
今回お会いさせていただいた「なかよし幼稚園」の大庭園長先生に日本人の先生方。
お会いして、作業をされている先生方の様子をうかがったり、大庭園長先生との会話を通じて、
何とも言えない安心感を感じました。
「本格的な日本の幼稚園がやってきた」
そんなイメージです。
慣れない園児に少しでも慣れて貰う為に、「慣らし保育」も実施してくれます。
- 1週目:クラス活動後、11時に降園
- 2週目:給食を食べて12時に降園
- 3週目:午睡をして14時に降園
- 4週目:通常保育(早期・延長保育はなし)
とてもきめ細かい運営方針、そしてそれを支える日本の各所から集まってきた日本人の先生方。
一度お問い合わせしてみてください。
場所はハノイ日本人学校より比較的近くです。
小学生のお子様も一緒に持つご家族には安心な立地かと思います。
以上、7月から開園する「なかよし幼稚園」のご紹介でした。
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