「ベトナムに来たからには、何が何でもベトナム語をマスターしよう」
そう心に決めて赴任してきたのが、昨年の8月。
それからバタバタといろんなことを決めなければならず、また決めた後は動かなければならず・・・
多忙を言い訳に「ベトナム語学習」はいつも後回しになる始末。
おまけに、エレベーターでわいわい話しているベトナム人同士の会話を聞くにつれ、
「日本語で表せない発音」に対し、どうしても立ち向かう気力が失せてしまっておりました。
また、仕事柄ベトナム人オーナーさんとの会話はほとんど英語で事足ります。
ある程度以上の富裕層は、当然英語のキャリアをお持ちの方が多いんです。
ちなみにタクシーの運ちゃんはカタコト英語すら通じない人達ばかりですのでご注意ください。
「ベトナム語に躊躇しているのであれば、いっそ英語をやれば良い」
と結局英語に鞍替えすることに決めました。
それでも仕事には英語はかなり必須言語だと思います。
先日、私と同様「英語学習」に燃えておられるお客様の奥様と簡単なご入居後の打ち合わせをする機会がありました。
水道光熱費の支払い方法とか、高層階にお住まいで携帯の電波が届かないお問い合わせとか、今まで何回かやりとりすることがあったのですが、その際によく話していたのが「英会話教室」のことでした。
当初はワンツーマンで教えてもらえる家庭教師を探されていました。
が、やはり良い先生が少ないことと、授業料が高い・・・ということで、結局少人数制の英会話学校に通われることにされたんですね。
ハノイにはたくさんの英会話教室があります。
私立の教室から、大学が一般向けの英会話カリキュラムを用意して大学の教室を提供しているコースもあります。
今回ご紹介するのは、「Cleverlearn(クレバーラーン)」です。
Cleverlearn Vietnam
連絡先:+84-43-7261698
Website:www.cleverlearnvietnam.vn
その奥様が通われていた教室です。
奥様自身も以前こちらの稿でご紹介した「ハノイ婦人会」のご友人から聞かれた情報だそうです。
「ベトナムの英会話教室って、どんな感じなんですか?」
思っている疑問をそのままお聞きしました。
まず、「勉強してみて、良かった」という本音のご意見をお話された上で、教えていただきました。
「受付は、日本語対応していなかったです。英語で申込みをしないといけません」
なるほど、英会話教室の受付ですからね(笑)
「最初にプレースメントテストを実施し、始めるコースを決めるんです。自分のレベルに合わせたグループ編成をするためです。
あと、月から金までの週5日コースと週3日コースとがありますが、週5日コースの方がお値段は安いので、私は週5日コースを選択しました。
クラスは少人数制で私のクラスは6人から7人、多いクラスは12人、平均すると10人くらいの人数構成でしたね。」
見せていただいた資料を参考に値段をご紹介します。
週5日コース
- 第一段階(IEC 1) 【Elementary】 72時間 248USD
- 第二段階(IEC 2) 【High Elementary】 72時間 248USD
- 第三段階(IEC 3) 【Intermediate】 72時間 248USD
- 第四段階(IEC 4) 【Upper-Intermediate】 72時間 248USD
- 第五段階(IEC 5) 【Advanced】 72時間 248USD
週5日で一日の授業時間が2時間30分。
どのコースでも最初に248USD(約19.500円)を先払いしてスタートです。
途中都合が付かなくて出席できなくても、代替え授業等はありません。1回休むと1回分の授業料を損してしまうことになります。
トータル72時間のコースということは、約6週間で完了する計算ですね。
では週3回のコースはとなると、一日の授業時間は2時間で、72時間分の先払い金額が、369USDです。
週5日コースと同じくトータル72時間分のコースを週3日でこなしていくので、当然6週間以上かかります。
そしてその授業料は、週5日コースより121USD高い、369USD・・・「短期で一気に」が学習上も英会話教室の経営的にもGoodだという判断でしょうか。
「授業に来られていたのは、若いベトナム人の方が大半で、あとは韓国の方が数人と日本人は私一人だけでした」
以外に日本人が少なかったようですが、たまたま奥様が行かれたクラスが少なかっただけかもしれません。
しかし、ベトナムの方々も英語にはとても関心があるようです。
「授業の内容としては、まず分厚いテキストに沿って進めていきます。
いろんなシチュエーションの会話でよく使う表現をメインに、その単語、テープのヒアリング、そして議題についてのグループ討議・・・単語単位での会話しかできなくて、歯がゆい思いをしました。」
奥様の率直な感想です。
第四段階の「Upper-Intermediate」を卒業された奥様。
「私のような主婦は、なかなか英語を話す機会がないですから、こういう英語を話さなければいけない場はとても大事です」
行って良かったと言われたので、やはりそれなりの成果を実感されてるのだと思います。
先月日本に帰国した時に、このボイスレコーダーを14.000円で購入しました。
SONYの「ICD-UX523F」です。
もちろん英会話力アップの為にです。
私の場合、まとまった規則正しい時間を日々確保しようと思えば、夜の8時以降くらいしかありません。
その時間はおそらく家庭教師も学校も「時間外」ですので、自力で学習するしかありません。
とにかく学校英語ですから、ヒアリングとスピーキングが全く駄目です。しかしいきなり「話せ」と言われても、頭で文法を思い描いて主語になる単語を探しているくらいなので・・・知っている単語の「ぶつ切りトーク」になってしまいます。
話すのは英語学習の最終段階だと思います。
その前にまず「しっかり聞き取れる」ことを会得するほうが先だと考えた私は、英語教材を日々聞く事にしました。
すぐに思いついたのは山ほどある英語教材から自分に合うCD付きの教材を購入し、
このボイスレコーダーにパソコン経由で音源をコピーし、一日の空き時間にひたすら聞く。
石川遼くんの「スピードラーニング」も良いのですが・・・
ただ聞いているだけで「突然英語のセンテンスが耳に飛び込んでくるようになる」というのは、ちょっと自分には理解できないので、
笠原禎一さんの「高速メソッド 日常会話集」を買って、聞くことにしました。
ボイスレコーダーを選んだ理由は、3秒前に戻したり、5秒前に戻したり、きめ細かい繰り返しヒアリングがワンタッチで可能だからです。
なかなか重宝しています。
買って正解だと思っています(笑)
一日タクシーでの移動時間や、アポイント時間の前、自宅との行き帰り等・・・
隙間の時間は必ずあります。
どれだけ根気よくヒアリングできるか、そこだけです。
英語の神様に「忙しいと言って英語学習をパスすることくらい、猿でもできるよ」
と言われている気がします。
しばらくは英語の神様に「猿」と呼ばれないように頑張ります。
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