「ベトナムの食べ物は口に合うけれど、川魚はどうも・・・」
そんな日本人の方を何人か見ました。
日本ではおもに海の魚を食べますが、ベトナムの主流は川魚です。
海の幸といってもエビやイカなどが多く、魚らしい魚にお目にかかることは多くありません。
たまには川の幸もいいですが、食べ慣れないとちょっときついですね。
「海の魚が食べたい」
そう思う時には日本食レストランに行くのですが、毎日外食したらお金がかかります。
たまには自炊で、日本の味を作ってやろうと思うわけですが・・・。
一部スーパーで、サンマやサバを安く売っているのを見かけますが、正直鮮度がいまひとつです。
調理したら、ちょっと生臭い時もありました。
スーパーは野菜の鮮度もいまいちです。
つまり、生鮮食品が「生鮮」じゃないんですね。
これはなぜなんでしょうか。
流通に時間がかかっているのかもしれませんし、鮮度維持の方法がしっかりしていないのかもしれません。
そんなわけで、魚を食べたい時にお世話になるのが「さかな屋さん」です。
ここは新鮮な海の魚を扱っていることで有名なお店ですね。
さかな屋さんのブログによると、魚はダナンから仕入れ、お店での販売だけでなく、日本食レストランへの卸もしているようです。
お店自体は30㎡くらいでしょうか。
小さいですが、タイやマグロ、トビウオなど、海の魚が豊富に置いてあります。
切り身もあれば、さばいていないもの、味付けされたものもありますよ。
切り身、さばいていない魚ともに5~6種類、味付けのものは1~2種類くらいあると思います。
どれも臭みがなく、身が引き締まっています。
切り身でも、表面はつるつるに輝いていて、おいしそうなんです。
しかもローカル市場でよく見る、血だらけ&ぶつ切りではありません。
よく切れる包丁で、きれいに切ったことが分かる切り跡です。
パッケージも清潔感あります。
あと、うれしいのは、みょうがや三つ葉など、魚に合う食材も売っている点ですね。
他ではなかなか手に入らないものです。
色々な魚がありますが、今回私はマグロの醤油漬け(300gくらい、30,000ドン)と、タイの切り身(2切れ、80,000ドン)を買いました。
合わせて11万ドン也。
日本の魚屋並みの鮮度で買えるものとしては、それほど高くはないと思います。
その他の魚も、切り身であれば1,000円以内で変えるものが多くを占めています。
自宅に帰ってさっそく調理です。
マグロは照り焼き、タイは煮付けにすることにしました。
料理の腕は別として、なかなか良いできばえです。
生臭さもありませんし、身にも弾力がありました。
こうして日本の味を、たまに自宅で楽しめるのはいいですね。
好みの味付けで楽しめるところが、何より良い点です。
新鮮な魚を、自宅で楽しみたい時に、さかな屋さんはおすすめですよ!
さかな屋さんの位置を、地図でご確認ください。
より大きな地図で さかな屋さん を表示
さて、新鮮な魚を自宅で楽しんで満足していた矢先。
会社で食事に行くことになりました。
行き先はベトナムの海鮮料理屋さんです。
タイやマグロはさすがに出てきませんでしたが、ハマグリスープや焼きタコ、蒸しカニなど、山のような海の幸が並びました。
おいしそうだったので、出されるままにもりもり食べ、皿を次々空け・・・次の日の朝ご飯が食べられませんでした。
「海の魚を食べたい」
などと書いておきながら、結局おいしいものなら節操なく、何でも食べる自分です。
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