ルート検索もした後は、実際にバスに乗り込みましょう!
ルート検索の方法は、こちらにあります。
ハノイでバスを乗りこなす方法 ~Googleでルート検索編~
とはいえ、実際に乗るとなるとやっぱり不安ですよね。
「間違ったバスに乗って、あらぬ方向に行ったら・・・」
そんな緊張感が走る瞬間でもあります。
行く方向を間違えないためには、バスのプレートをよく見ること、そしてこれもやはりGoogleマップの力を借りることがポイントです。
Googleマップでは、目的地に行くにはどこ行きのバスに乗るべきかを、あらかじめ調べます。
ルート検索した後、地図左上の窓に、「プレビュー」という文字が出ていますね(地図1)。
これをクリックすると、どのような経路をたどって出発地から到着地まで行くべきか、バス停に歩いていく段階から1つ1つ丁寧にナビゲートしてくれます。
たとえばKim MaからスーパーマーケットのMetroに行く経路を調べてみましょう。
Googleマップのルート検索後、プレビューをクリック。
乗車するバス停のナビゲートのところに来たら、注目です。
ここでは70-72 Kim Maのバス停から、「Nhon」という方向に行く32番のバスに乗って、8停留所(13分)行けば良いことが分かりました(地図2)。
「でも、実際のバスでは、どうやってNhon行きのバスかどうかが分かるの?」
そうなんです。
実際バスに乗ったはいいけど、逆方向に行ってるかもしれませんよね。
でもこれもちゃぁんと見分け方があるんです。
まずはバス停に行って、バスをよ~っく見てみましょう。
運転席上にある電光掲示板に、なにやら書いてあるのが分かるでしょうか?
これ、じつは始発名と終点名なんです。
では、このバスはどっちに行っているのか?
それには、始発と終点名の間で、オレンジ色に光っている小さな矢印を見なければなりません。
矢印が向いている方が、このバスが向かっている方向、つまり終点です。
Metroスーパーに行くためには、Nhon終点のバスに乗らなければならないことは既に調査済みです。
ですので、矢印が「Nhon」に向いている、このバスで合っているということです。
電光掲示板のない旧式のバスの場合だと、運転手さんの前の方にある、赤字や青字で行き先が書いてあるプレートに注目です。
これが終点のバス停名です。
ベトナム語は難しいですが、この時ばかりは集中して、行くべき方向があっているか確認しましょう。
さて、いよいよバスに乗り込みました。
すると、バスチケットを売るおにいさんがやって来ます。
彼に5,000ドン(バスによっては6,000ドン、7,000ドン)を渡すと、チケットをくれます。
バス代を見分ける方法は簡単です。
バスの乗り口のすぐ脇を見てください。
ここに5,000とか7,000とか書いてあるのがバス代です。
見逃したら、無難に10,000ドンを出しておけばおつりをくれます。
あとは日本と同じように、目的地前でブザーを押すと止まってくれます。
「ここが目的地なのか、どこなのか、分からない」
そんな問題もあります。私も初めてのバスに乗る時はそうです。
そんな時は外国人であることを100%活用し、乗る際にチケット切りのおにいさんや周辺の人に必死で行き先を確認し、降りたい場所で教えてくれアピールをします。
そうすると、大抵は目的地付近で声をかけてくれます。
「めんどくせ~な~」
みたいな顔をされてもめげません。
スマイルで応えます。
そうすると、最終的には教えてくれる、やさしいベトナム人です。
~次は、最終回の1カ月乗り放題カード編に続きます~
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