以前ハノイ西部にある新築サービスアパートCALIDAS LANDMARK 72のご紹介をさせていただきました。
72階建て、ハノイのどこにいても目に付く超高層ビル。
ショッピングモールからフードコート、オフィス、サービスアパート、ホテルが1棟のビルディングに収まる構成になっています。
当初プロモーション期間で、安く契約していただいたお客様もたくさんおられました。
1年経って契約更新時から家賃アップをCALIDAS側は要求してきました。
今回は更に家賃アップ、当初からでいくと3回目の家賃改定です。
新家賃と現状の空き状況をご紹介します。
【2013年11月11日新家賃改訂】
- Studio(1ルーム)タイプ(52㎡):2.000ドル(空き部屋はあります)
- 2ベッドルーム(Deluxe:102㎡):2.650ドル(空き部屋はあります)
- 2ベッドルーム(Executive:118㎡):
2.800ドル→3.000ドル(空きはありません) - 3ベッドルーム(Executive:131㎡):
3.200ドル→3.700ドル(空きはありません) - 3ベッドルーム(Suite:148㎡):
3.400ドル→3.800ドル(空きはありません)
CALIDASのオフィシャル家賃は、
2ベッドルーム(Deluxe:102㎡):2.800ドル
となります。
が、ハノイリビング経由であれば特別仕切で2.650ドルのまま以前の家賃額に変わりなく対応できます。
もちろん上記家賃に含まれますサービスに変化はありません。
- 税金
- 管理費(敷地内施設:プール、フィットネス、サウナ、ゴルフ練習場の利用料)
- ハウスキーピング料(土日祝日以外毎日の室内清掃、毎日のリネン交換、ベッドシーツ・枕カバー、布団カバーの交換は週2日:洗濯は付きません)
- 朝食(インターナショナルビュッフェ形式:日曜日を除く毎日)
- 市内シャトルバスサービス(ショッピング+スクールバス)
- 電気代(専有面積に応じた料金:131㎡なら約120ドル分)
- 24時間セキュリティ・メンテナンスサポート
- 水道料金
- インターネット使用料(いくら使っても料金固定制です)
- ケーブルテレビ視聴料(NHKプレミアム視聴料含む)
念の為に位置図を付けておきます。
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ご契約いただいたお客様からクレームをいただきました。
内容は、
「7階の共用施設フロア(プールやフィットネスジムがあるフロアです)に5歳以下のお子様は立ち入り禁止になりましたので」
とエレベーターから降りて直ぐのところに座っている係の担当者から止められるというんです。
私たちも一切聞かされておりませんでした。
もちろん契約時はそんな事一切聞いておりません。
急に途中から変更になったようです。
何かトラブルでもあったのでしょうか。
小さいお子様一人での立ち入りは、フィットネスジムにあるランニングマシーンの側や、大人が泳ぐプールの際は確かに危ないと思います。
しかし親と同伴でもダメというのはちょっと厳しいかなと思います。
「危険防止」と言われると何も言い返せませんが・・・
7階の共用施設の充実度がCALIDAS選定のポイントになっているご家族にとって、小さなお子様と共に行動できないというのは何とも不便な話です。
7階の共用施設には、
- 卓球セット
- ランニング用ラバーコートフロア
- ジャグジー(ほとんど銭湯)
- フィットネスジム
- マッサージ・SPAの専門店
- ゴルフの打ちっ放し練習場
- 屋外スイミングプール(オールシーズンOK)
- テニスコート
- スイミングプール脇にあるプレイスペース(お子様でも走り回れます)
これだけの設備があります。
そのうち親同伴でお子様と過ごすことに、何ら問題の無いスペースもあります。
ご納得のいかないお客様の気持も、充分理解できます。
・・・が、いかんともしがたいのが現状です。
ただ、CALIDAS側も譲歩策をだして来ています。
お子様向けのプレイグラウンドとして1階のスペースを無料で利用可能にしてくれています。
ここは元々終日遊ぶのであれば、100.000VND(約500円)が必要でした。
小さな浅いお子様用プールがあり、広い芝生も敷き詰められています。
今回7階フロアに5歳以下のお子様は立ち入り禁止になった分、その替わりとして5歳以下のお子様に限り終日無料(平日も土日祝日も関係無く)で提供してくれています。
尚、6歳以上のお子様・大人は、
- 平日:無料
- 土日祝日:70.000VND(約350円;30%割引)
という料金体系になりました。
平日5歳以下のお子様と1階スペースに行かれる場合はお金は掛かりません。
土日祝日に限り、付き添いの大人の70.000VND(約350円)だけ払えば、終日プールでお子様を遊ばせることができます。
この「CALIDAS LANDMARK 72」。
今までと全く毛色の違うサービスアパートでした。
どこまで管理が行き届くのか・・・想像が付きませんでした。
韓流であることは分かっておりましたが。
結果・・・
当社のお客様も引き続き1年経って契約更新をされる方もいれば、更新せず他のアパートへ移られる方もいます。
賛否両論なアパートです。
賛成派の方のポイントは、
- ご通勤の為の交通アクセスの良さ
- スーパーが地下にあることで買い物至便な環境であること
- ハノイ日本人学校に近いこと
これらだと思います。
一方否定派の方の言い分は、サポート対応の悪さ・・・これに尽きます。
我々が窓口になり「ハノイリビングフルサポート付き」で契約していただきます。
私共にご連絡いただく場合は良いのですが、ちょっとしたことをレセプションに依頼しても、対応が遅かったり水漏れのクレームに対してその場しのぎの対応しかしなかったり・・・
お客様のクレームに対し、完全対応でピンチをチャンスに変える営業の発想
これはFraser SuitesやSedona Suitesなどには当たり前に備わっている考え方ですが、Calidasはまだ手探り状態な感じです。
「管理マネジメント力のある人員配置の問題」であることはCalidas側も分かっているので、整備してくると思いますが、多少時間が掛かっている様子です。
どんなアパートにもメリットデメリットはあります。
しかし家賃額に応じたサービスというものがあろうかと思うんですね。
3.000ドル前後の家賃額であれば、日本ではかなりVIPな対応を受けることができるマンションに住めますね。
そういう感覚でCalidasのサービスを受けた場合、ちょっと物足りない思いをされるお客様は正直申し上げておられます。
一つ例を挙げます。
先ほど7階の共用スペースで5歳以下のお子様が立ち入り禁止になった措置ですが・・・
韓国人の住民には、事前に告知をして集会所で説明をしたそうです。
日本人には掲示版に英語の通達のみです。
元々韓国が建てたレジデンスです。
韓国人が50%以上を占めるサービスアパートですから、対応の違いが出てくるのも分からないでもありません。
しかし、日本人も30%くらいは住んでいるんです。
この対応の違いは、お粗末と言わざるを得ませんね。
この区別を飲み込める方と「どうせ韓国人のアパートだから」とバカバカしく思い冷めてしまう方と・・・おられる訳です。
韓流管理の分からないところです。
ちょっとCalidasにしてみれば、耳の痛い話だったかも知れません。
しかし、ここに書いたようなことを全く伏せて、「素晴らしいサービスアパートです」ってやることに何の意味があるのでしょうか。
最低、このハノイのハノイリビングサイトは正直ベースでご紹介していきたいと考えています。
家賃や広さ、部屋の写真をちりばめているだけのサイトなら腐るほどあります。
同じことはしたくありません。
また、ご紹介物件が良いことばっかりな訳がありません。
これはお客様のご案内中も同じこと。
ご紹介物件の「良いところ・悪いところ」は必ず説明するように心がけています。
その方が伝わりやすいですね。
お客様に「正直な」不動産サイトを目指します。
よろしくお願いします。
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