最近の私のiPadにまつわる経験談をご紹介します。
ベトナムでiPadを購入したのは2012年の9月。
ちょうど利用し初めて1年が経ちます。
使って便利に思う機能は、
- 山のようなメール問合せの返信(いつでもどこでも)
- 日経新聞の電子版の購読(アホにならんように)
- 英和辞書の携帯持ち歩き(最近使わなくなってきましたが・・)
- LINEで家族との会話(これだけで繋がっています・・)
- 電子書籍が読める(ベトナムはAmazonのエリア外ですので)
お客様にご案内している最中のアパートやオフィスの位置の説明など、大変分かり易く重宝しています。
「いつでもどこでもインターネットが利用できる」
快適さを一度味わうと、もう手放せません。
1年前に契約した際、当然SIMカードを購入したのですが、Viettel(ヴィッテル)のSIMを買いました。
なぜViettel(ヴィッテル)にしたのか・・・記憶にないのですが、スタッフについてきてもらい、そのスタッフの勧めで何気なく選らんでしまった気がします。
今ベトナムのインターネットプロバイダー、及び携帯キャリア大手で高いシェアを維持し、競い合っている会社は、「Viettel(ヴィッテル)」と「VNPT」です。
「VNPT」はベトナム郵政通信グループで、Viettel(ヴィッテル)は軍隊通信グループ、ベトナム国防省の付属機関です。
「VNPT」の傘下には「Vinaphone」と「MobiFone」がありますので、この2社で市場の約90%を抑えていることになります。
※2012年12月6日の「ブルーチップ ベトナム投資ニュース」の記事Viettel対VNPT、戦いは不可避より抜粋させていただきました。
さて、そのViettelのSIMです。
iPadもiPhoneもSIMは「マイクロSIM」を使います。従来のSIMより小型のSIMですね。
私がiPadを購入したとき、この「マイクロSIMが無い」と言われました。
粘って探せば見つかったのかもしれません。
しかし、数件Viettelショップを当たってみましたが、どこにも無く・・・
仕方なく「SIMカッター」で切って作ってもらい、iPadに装着してもらいました。
私の知るヘビーユーザーさんは、自分でSIMカッターを日本から持ってきて、自作して利用されています。
・・・そして今まで約1年間利用してきました。
「いつでもどこでもインターネット」を利用するには、SIMカードを装着すると同時にプリペイドカードを購入します。
カードに記載されている番号を入力すると、その金額分だけ使えるようになる仕組みです。
ベトナムは安い費用で3Gインターネットを利用できます。
最初は快適にiPadでViettelの3Gを利用していましたが・・・
急に3G通信が遅く、使えなくなります。
iPadの左肩の表示が「Viettel 3G」ではなく「Viettel E」となります。
もうこうなったら、インターネットアクセスができません。
「電波の弱いエリアにいるのかな」
いえ、Kim Ma周辺なんて、何時でも3Gのアンテナが3本線立っていて当たり前のエリアです。
しかし・・・どこに行っても3Gが使えなくなるんです。
ずーっと「Viettel E」のままです。
しかし2~3日すれば、また3Gが復活します。
なんというか・・・「Viettelアホなんかな?」と思う時が多々ありました。
つい先日、とうとう3G回線が復活しなくなりました。
チャージしたお金を使い果たしたはずはありません。
・・・もう我慢の限界でした。
もしかして、SIMカッターで切った「手作りSIM」がどうも合わないのかも・・・
なんとなくそんな気がしていた私は、ViettelからVinaphoneへ思いきって変更することにしました。
VinaphoneにはマイクロSIMがあることも決めた理由の一つです。
マイクロSIMの料金が50.000VND(約250円)。
エースHongちゃんに付いてきて貰い、変更手続きをしました。
場所はHoan Kiem(ホアンキエム)区のハノイ中央郵便局です。
中にVinaphoneの窓口があります。
ちょっと店舗がいくつかあり、わかりにくいですね・・・
でもここが一番ハノイでも大きな支店ですので、間違い無くマイクロSIMは手に入ると思います。
ハノイ中央郵便局の地図を念のためつけておきます。
より大きな地図で ハノイ中央郵便局 を表示
やっとViettelから離れることができました・・・
で、早速Vinaphoneで3Gを利用していますが・・・快適です。
Viettelの時のように、Kim MaのDaewooホテルの前でも「Viettel E」になど絶対になりません。
結構な電波力で「Vinaphone 3G」が使えています。
別に贔屓目に見ている訳ではありませんが、やはりVinaphoneの方がViettelより快適な気がします。
「Viettel」と「Vinaphone」の差なのか、SIMカッターで作った「出来合いSIM」と正規の「マイクロSIM」との差なのか・・・
今となればどちらが奏功したのかよく分かりませんけどね(笑)
ただ、ハノイ郊外で使う場合はViettelの方が基地局を増やしているので、繋がりやすいとも聞きます。
私はほとんどハノイ市内から出ないので・・・
Vinaphoneの方が合っているのかとも思います。
また、3G利用の為にチャージした利用料が、今どれくらい残っているのか、Vinaphoneではサイトで分かるようになっています。
500.000VNDをチャージして、今現在450.000VND分まだ残っている状態です。
ただ、これは中央郵便局内にあるVinaphoneのショップの店員さんに、見れるように設定してもらいました。
なにやら登録をしたそうですが、私はその手続きの意味がよく分かりませんので、こちらで皆様にご紹介できません。
すみません。
ただ、行かれる時はパスポートは必要かと思います。
お忘れなく。
この画面を店員さんに見せて、
「コレ見れるようにして」
と言えば、やってくれるかと思います。
先日、定年間際でハノイに赴任される方のご案内をさせていただきました。
「最後のお勤めがハノイなんです」
照れながらiPadを持って、ご紹介アパートの写真を撮っておられます。
タクシーで次のご案内アパートへの移動中、「今どこを走っているんですか?」
と聞かれるので、
「iPadのマップ開いて見てください(笑)」
とアドバイスさせていただくと、固まっておられます。
お持ちのiPadに現在地を示してくれるマップ機能があることをご存じ無かったみたいです。
「もう、田口さんデジハラやわ(笑)」
教えてあげると感動された様子。
「こんな便利な機能があったんですね・・・」
いえいえ、お客様を助けてくれる機能はまだまだてんこ盛りかと思います。
じわーっとiPadの価値をこれから体験されていくんでしょうね。
3Gが使えたらの話ですが(笑)
◆少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです。
↓ 1クリックよろしくです!
にほんブログ村