Vol.7 ベトナム人ローカルスタッフがとっても「ローカル」な話

ベトナム発ビジネス情報「Access」に毎月投稿しています

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ベトナム発ビジネス情報雑誌「Access」への投稿記事をアーカイブさせていただきます。
順にバックナンバーをこちらのサイトでアップしていきます。
何を考え、どんな内容で書かせていただいているかは、こちらの稿で説明させていただいております。
ご参考ください。

なお、他のバックナンバーをご覧になりたい場合は、次のリンク先をご確認ください。

Access投稿記事バックナンバー一覧

▼▼▼
ハノイリビングの田口です。

私達はインターネットからの情報発信に力を入れています。
日本では、

「ネットで賃貸」

は今や当たり前の世界。当然IT化にはこだわっております。

特に海外だからこそ赴任前に異国の地の物件情報を検索できることは貴重になってくるはずです。
まずはネットで調べるのが自然の流れだと思うからです。
私達は一つの物件の外観からエントランス付近、バルコニーから見える風景、或いは各部屋ごとの様子を写真と動画で発信しています。
「臭い」以外の要素は、大体お伝え出来ているかと思います。

お客様の中には、当社の物件情報をチェックした後、

「抑えてもらいたいんです。契約書送ってきてください」

と部屋を一度も見ずに契約させていただくことも結構あります。
当社のホームページからの情報で、一度も内覧せず契約を決断してただくことはとても嬉しいことです。
しかし、その代わり、絶対に「思っていたのと違う!」とならないように、何度もメールでやりとりをします。

例えば、Kim Ma周辺のアパートを検討されている方からのお問合せで、

「Kim Maの近くにあるインターナショナルスクールの幼稚園まで歩いて通学できますか」

というご質問をいただきました。
いくら口で説明しても、車の混雑した感じとか、バイクの無謀な運転の危険な様子など、お伝えするのは難しいですね。
そんなときは、実際に私がビデオを持ち、撮影した動画をお送りすることにしています。

「すみません、とても毎日歩くのは危険だということが良く分かりました」

ハッキリとご理解いただきました。

「細部にこそ命が宿る」

そう信じてホームページ運営とお客様対応をしております。

今からお話しすることは、頻繁に起きることです。
皆様もご経験した事があるかも知れません。
赴任先のベトナムの会社にいるローカルスタッフが賃貸契約に不必要に介入してくるお話しです。

ベトナム赴任が決まった日本のお客様からホームページを通じて問合せをいただきます。
当社の物件サイトを小まめにチェックしていただき、数件のアパートに絞り込んでのご連絡です。

こちらに来られる日までに、細かくメールでやり取りをし、更に物件を絞り込みます。
そして赴任。
当日初めて直接お目にかかり、絞り込んだアパートをくまなくご案内致します。

そして、本命の物件で抑えて欲しいと回答をいただきます。
はっきりと契約の意思表示をいただけた訳です。

さて、ここから厄介なことになります。

アパートオーナーとの交渉を経て契約書の作成に取りかかっているとき、お客様の会社のベトナム人ローカルスタッフから連絡が入ります。

「あの、家賃をもっと下げていただけますか」

オーナーとの契約内容の交渉で、当たり前ですが一番大事な確認事項は、

  • 家賃額
  • 契約期間(いつからスタートできるのか)

です。
この2つは契約書に必ず記載します。
オーナーとの交渉も、ここから始まるのですが、お客様から承諾をいただいているはずの家賃額を、いまさら「下げろ」と言われても困ってしまいます。

私達は特にお客様にとって「予算ぎりぎり」の物件については、ご案内前に予めオーナーと交渉をして下げているケースが多いんです。
やはりお客様のご予算をちょっと超えたくらいのアパートが一番良かったりするんですね。
そんな場合は交渉してお客様が契約できそうな家賃までなるべく抑えているんです。

それを更に下げろと・・・

仕方がありません。
あまり強引な値下げ交渉を続けると、決裂してしまうので、ここはオーナーの顔色を見ながらの再交渉です。

再度粘り強くオーナーと交渉した結果、あと10ドルだけ下げてもらう事で落ち着きました。
オーナーはもちろん、我々にしても本当に迷惑な10ドルの値下げです。

あまりしつこくオーナーを突くと、どんどんサイフの紐が固くなってしまいます。
住んでから気がつくいろんな不具合をオーナーに修理してもらわないといけないので、後々やりにくくなるんですね。

先方のローカルスタッフに交渉結果を伝えると、今度は、

「デポジットの1ヶ月分ですが、契約期間の最後の月の家賃に充当してください」

と、またややこしいことを言ってきます。

これは考え方としては分かるのですが、デポジット(敷金)というのは部屋にある全ての備品類を担保する意味合いのお金です。
契約書には、「退去後1週間以内に返金すること」と書かれているケースが多い。
決して家賃として使ってしまってはいけないものなんです。

最後の1ヶ月分の家賃に使ってしまうと、最終月の担保がなくなってしまうことになり、さすがにオーナーも了承してはくれません。
その旨お伝えすると、

「でしたら契約は出来ません」

ここまで交渉してきた当社のスタッフ、マダムHuyenさんが私の元に来てこう言います。

「また出てきました、変なローカルスタッフ。お願いします」

私達からすれば、「はい、またですか」という感じです。
結構な頻度でお目にかかる「一人相撲スタッフ」です。

今までお相手していたお客様から、契約書のやりとりについてはローカルのスタッフにバトンタッチされます。
そして、急に強弁な交渉を仕掛けてくる・・・
しかしこういうスタッフに限って、誰の許可も得ず勝手に我々と交渉しているケースがほとんどです。

ベトナムの日本法人には、どこの会社にも「長く勤めるお局ローカルスタッフ」がいます。
その人が赴任してくる日本人のアパートを斡旋したりするんです。
そしてちゃっかり密約を交わしたアパートオーナーから会社を通さないお金が流れる・・・

私共にお客様の部屋を紹介されてしまうと、困ってしまうんです。
そして腹いせに考えられる無理難題を突きつけてくる訳です。

Huyenさんが「お願いします」と言ってる意味は、「うるさいから日本人に電話して、上司さんから黙らせて」ということです。

「ええ?? そんなこと言ってるんですか。わかりました・・・ちょっと待ってください」

お客様にご連絡して治まります。
ただ、これだけのことです。

皆さんの今の家賃、妙に高くありませんか?
ご注意を。

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田口 庸生

田口 庸生 の紹介

初めまして、「ハノイリビング」営業担当の田口(たぐち)です。 日本より初めてベトナムのハノイに着任された日本の皆様、 愛するご家族を日本に残し、初めての「海外単身赴任」をこれから経験される皆様、 快適なハノイでの生活を満喫していただくために、皆様の「お住まい探し」から「入居後のサポート」まで一貫した「窓口対応」を請け負います。 「ベストマッチ」を合い言葉に・・・ どうぞお気軽にお問い合わせください。 お待ちしております。
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