ハノイで納豆作りをしている着付けの先生に会って来ました

ハノイリビングの佐々木です。

着物と納豆、日本ならではの物たちですね。
ハノイでは、日本食レストランでよくお目にかかります。

そんな着物の着付けと、納豆作りをしている日本人の方にお会いする機会がありました。
今回はこの方をご紹介したいと思います。

その名も、後藤佐和子さんです。

納豆を買ったり、着付け教室に行ったりして、ご存知の方もいるかもしれません。

そう、ハノイにも着付け教室という純和風な習い事があるんです。
それを主催しているのが後藤さんです。

日本では、VIPが集う京都の美容室で着付けをしたり、個人で独立して着付け関連の仕事をするなど、これまで着物一筋で仕事してきました。
経験豊富な方です。

でも・・・

「ハノイで着物関連の仕事はありますか?」

そんな素朴な疑問が思い浮かびました。

実際、その質問をを投げかけましたが、そこは日本との交流が盛んなベトナムなので、やはりあるんです。
後藤さんのことが口コミや紹介で広まり、着付けが必要な場ではお声がかかることが多いとのこと。
浴衣講座の講師やお茶グループに参加する人の着付け、日越交流イベントなど、活躍の場はさまざまです。

その後藤さんが着付けを教えてくれる教室は、まだ始まって間もないですが、こちらにも生徒が集まり始めています。
月何回でも、好きなだけ、好きな時に受講できるという自由なスタイル。
Googleのカレンダーでスケジュールを共有しながら、生徒さんが都合の良い教室日時を決めています。

教室1回につき、5~6人まで教えることが可能です。
料金は月2回で75万VND。
1回追加するごとに30万VNDです。
練習用の着物も、10万VNDで貸し出しているので、着物を持っていない人でも参加することが可能ですよ。

職業柄、たくさんの着物を所有している後藤さんに、その一部を見せてもらいました。
ハノイに来てから着物関係の仕事が増えるにつれて持ってきたものが多いようですが、たんすいっぱいに入っていました。
これらを、希望があれば販売もしているようです。

着物

後藤さんが持っている着物の一部です。色々な色や模様があります

リメイク1

着物をリメイクしたワンピース

リメイク2

こちらもリメイクワンピースです

リメイク3

着物らしい感じが出ています

まさかここハノイで中古着物が手に入るとは思いませんでした。
単に着るだけでなく、リメイクなど色々な用途で使えそうですね。

出張着付けもしているので、着物を着ることになった人は、ぜひ連絡してみてください。

さて、後藤さんといえば、納豆販売としてご存知の方もいると思います。

自分で納豆を作って販売しているんですね。
さくらHoaAnhDao幼稚園の朝市や、個人的にコンタクトしてきた人に売っています。
これも口コミや紹介を通じて広まっています。

40gの納豆が入った紙コップが4つ入って1セットです。
これで40.000ドンなのだから、安いと思いませんか。
※さくらHoaAnhDao幼稚園前で売っている納豆は、雨が降った時のタクシー代などを含めて45.000ドンです。

納豆

4カップで1セットの納豆です

で、私も買って食べてみました。

「そばつゆを入れて食べてます」

という、後藤さんのアドバイスを受けて、そばつゆを少々と、白ゴマをトッピングしてみました。

豆がふわふわでやわらかく、とてもおいしいです。
市販の納豆と変わりないくらいの粘りがあります。
そのくせ臭いはまったくきつくないんです。

後藤さんに、納豆作りのコツを聞いたら、

「やわらかく炊く」
「豆を焦がさない」

といったコツを教えてくれました。
なるほど、後藤さんの納豆のまろやかさ、やわらかさは、こんな気配りからきているんですね。

納豆食べごろ

納豆には、食べごろ時期も書いてあります

じつを言うと、私も何度か納豆を自宅で作ったことがあります。
でも、ここまでの粘りは出ませんでした。
糸は出るのに、全然粘らないんです。

後藤さんいわく、これは発酵不足が原因のようです。

今はこんなに質の高い納豆を作っている後藤さんですが、最初から上手に作れたわけではありません。
試行錯誤を繰り返したうえで、今の質が出せるようになったそうです。

このノウハウ、分けてほしいです。
納豆とはいえ輸入品は高いので、ハノイではたまにしか納豆を食べられていません。

自分で作ろうと思ったことも何度かあります。
が、以前は粘りのない失敗作ばかりだっただけに、いまひとつ腕に自信がありません。
後藤さんによる納豆教室も開催されれば・・・と思ってしまいます。

ちなみに後藤さんの家には、納豆専用の冷蔵庫もありました。
1週間にだいたい40セットくらいは作っているということなので、こういったものも必要かもしれませんね。

冷蔵庫

納豆専用冷蔵庫です

今回お会いした後藤さんは、とてもいきいきした明るい方でした。
初対面でもどんどん話しかけてきてくれ、こちらまで楽しくなってきます。

そしてばりばり働く女性です。
多方面からお声がかかっても、すべての仕事をきっちり回しています。
楽しく仕事に打ち込んでいる感じが伝わってきました。

太陽のように明るい後藤さんです。
この人柄が良くて、着付け教室に通う人もいるのではないでしょうか。

以下、後藤さんの連絡先です。

後藤佐和子さん
gssawako0619@gmail.com

ハノイで着付け、納豆といえばこの方です。
ぜひコンタクトしてみてください。

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佐々木

佐々木 の紹介

は じめまして。佐々木(ささき)です。「ハノイリビング」で、皆様のお住まい探しから入居後のサポートまでの窓口対応を請け負っています。 日々の家事のか たわら、「ハノイリビング」で仕事をこなす働く主婦です。海外滞在はベトナムで2カ国目。他国では単身滞在を経験しました。時に単身者、時 に主婦、時に 会社員の目線で、ハノイの生活情報やお部屋情報を発信していきます。単身赴任の方からご家族でお住まいになる方まで、どうぞお気軽にお問い合 わせくださ い。
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ハノイで納豆作りをしている着付けの先生に会って来ました への2件のコメント

  1. yusuke より:

    はじめまして!
    ブログを拝見しまして、
    ハノイで着物を着付けできるとお聞きしたのですが、
    一日だけレンタルなどもできるのでしょうか…?
    ハイフォンで結婚式を挙げる予定なのですが、
    もし可能でしたら情報いただけますと幸いです^^

    • 田口 庸生 田口 庸生 より:

      yusuke様

      お問合せいただいておりました。
      着物のレンタルについてですね。

      私は、全く門外漢ですので、昔着物の着付けをされていた方にお伺いしました。

      結論から言いますと、ハノイでは難しいということです。
      その理由は、まずハノイで着物のレンタル業者がありません。
      もしやろうとしても、ハノイの場合、着物を日本から調達することすら、大変な難易度で難しいそうです。
      ですので、生業として着物のレンタル業は、ここハノイでは成り立ちません。

      今は、個人的に有志が集まって着物の着付けを指導してくれるグループがあるようです。
      その方々の好意で、レンタルを受けることができるかもしれません。
      もちろん好意と言っても、レンタル料金はお支払していただかないとダメです。
      ただ、あくまでもその方々は生業としてやられているのではありませんので、どこまでご希望通りのサービスを受けることができるかは定かではありません。

      たくさんの在庫からじっくり選ぶと言うようなことではなく、その方がお持ちの着物でサイズが合えばというレベルです。

      もしどうしてもと言われるのであれば、お繋ぎ致します。

      ハノイリビング
      田口

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