Hanoi Hilton Opera Hotel（ヒルトンオペラホテル）の朝食風景「ちょっと奮発しました・・・」
昨日までベトナムは休みでした。
昨日の月曜日はフランスからの独立記念日でベトナムは祭日休み。
久しぶりにお客様のご案内も無く、こうなると決まって「ゴージャスな朝食」を取るのが私の流儀です。
「休みの日の朝くらい、贅沢してもええやろ」
このときはあまりサイフのお金を気にせずに（限度はありますが・・）お店を決めるようにしています。
そして向かった先は、Hanoi Hilton Opera Hotel（ヒルトンオペラホテルハノイ）。
冒頭の写真は、1階のカフェで食べた朝食です。
- 【住所】1 Le Thanh Tong Street Hoan Kiem District Hanoi
- 【連絡先】+84 (0) 4 39330 500
オペラ劇場のすぐ横。
もう知らない方はいませんね。
有名なホテルです。
これからハノイに来られる方の為に、一応地図をつけておきますね。
より大きな地図で Hanoi Hilton Opera Hotel（ヒルトンオペラホテルハノイ） を表示
Hanoi Hilton Opera Hotel「ここの1階のカフェがとても素敵です」
1階のカフェの様子
何も考えず、ぼーとしながらiPadで日経新聞を読む・・・
はあ～、贅沢な休日のひとときです（笑）。
「朝なので美味しいパンが食べたいな」と思ったので、店員さんに聞くと・・・
直ぐ隣にパンの直営店があり、そこを指さし「ご自由に選らんでください」と言われました。
「なるほど、パン屋さんがあるのか」
行ってみると、いろんな種類のパンが置いています。
ここの「クロワッサン」はめちゃくちゃ上手かったです
Hanoi Hilton Opera Hotel1階にあるカフェの隣にあるパン屋さん
朝だったので、あまり大きな１斤もののパンは食べられません。
クロワッサンとドーナツを注文して、同時にアイスコーヒーを頼みました。
冒頭の写真そのままです。
なるほど、これは確かに美味い・・・
特にクロワッサンが絶妙に美味しかったです。
表面にほんのりと甘い味がのっていて、柔らかくてふわふわでした。
お値段はというと、
- クロワッサンとドーナツ2つで 60.000VND（300円）
- アイスコーヒー 85.000VND（425円）
5%のサービスチャージとVAT10%全て込みで、168.175VND（約840円）でした。
日本では普通ですが、ベトナムでは高いですね（笑）。
数種類のケーキもおいてありました
ずっと前から、「焼きたての美味しい食パン」を探していました。
ベトナムのパンはフランス統治時代の名残からか「美味しい」と評判ですし、現に美味しいです。
当社のスタッフ達も、昔から小さなフランスパンに卵や野菜を挟んで食べて育って来たみたいです。
ベトナム人の食生活に、パンは深く浸透しているようですね。
しかし、私は日本では分厚く切ったふわふわの食パンにバターを塗ったまま焼き、その上から手作りジャムや蜂蜜を掛けて食べていましたので、どうしても分厚い食パンが欲しかったんですね。
ところが、ハノイであちこち探しても・・・サンドイッチで使うような薄く切ったしかも小さなパンしかなく、今の今まで探せずにいました。
一度Joma Bakery Cafeで買った薄き切りパンを買って焼いてみたのですが・・・
薄すぎて表面に塗ったバターが溶けてパンを突き抜けて、オーブンの下にポタポタ落ちる始末。
「だめだこりゃ・・・」
もう厚切り食パンは諦めることにしました。
せめて焼きたてのフランスパンでも手に入れば、自分の好みに合わせて家で切って、焼いて食べれば良い・・・
で、その焼きたてのフランスパンってどこに行けば手に入るのかな。
別にどこでも売っていますね（笑）
前回ご紹介した、Kim Ma通り沿いの「Fuong Lan」にも焼きたてのフランスパンは手に入ります。
ただ、間違いの無いのは、ここHanoi Hilton Opera Hotel（ヒルトンオペラホテルハノイ）のカフェ横のパン屋さんでしょうか。
店員さんに聞くと、朝の7時からオープンし、全てのパンは焼きたてだそうです。
ここのクロワッサンの味は格別です。
おそらくかなり気合いを入れないと朝の7時にHoan Kiem（ホアンキエム）のヒルトンホテルには行くことはできませんが（笑）
しかし朝一の「焼きたてクロワッサン」は間違い無く美味いと思います。
また、私が買って家に持って帰ったのは、実は「ライ麦パン」。
ライ麦パン「80.000VND（400円）です」
１斤（これで１斤というのでしょうか）80.000VND（400円）です。
ちょっと高いかな（笑）
しかし迷わず買いました。
ロシアや西欧の方々の「お米」のような位置付けのパン。
最近読んだ本で、浅田次郎さんの「終わらざる夏」という太平洋戦争時の日本を描いた本があります。
長野の疎開先から脱走して、小学校6年生の女の子と4年生の男の子が、空腹で動けなくなった時、ロシア人の男の子から「ライ麦パン」を貰い、むさぼり食うシーンがあるんですね。
ロシアの兵士がシベリア鉄道で極東に転送される時、限られた食事として与えられたのがこの「ライ麦パン」。
大事に大事に食べるシーンが出て来ます。
なんというか、そのシーンが頭にずーっと残っていたんですね・・・
思わず「ライ麦パン」を買ってしまいました。
まだ食べてません。
今日帰って食べてみようかと思います。
大体大きなホテルには必ず1階にカフェがあります。
そこにパン屋さんがあれば、そこで間違い無く美味しい焼きたてのパンを手に入れる事ができると思います。
ライ麦パン、ハマってしまうかもしれません（笑）
以上、「高級ホテルにあるパン屋さん」という組み合わせで、求めていた美味しいパンが手に入るかもしれない・・・お話でした。
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