ハノイリビングの田口です。
先日の10月5日。
こっそり満50歳を迎えました。
早いもので、このまえ40台になったばかりのような気がするのですが、もう気がつけば50歳。
時間の流れの何と早いことか・・・
先日息子から、
「半世紀おめでとう」
というLINEメッセージが届きましたが、そんなようなことを親に言う大学生時代から、もう30年も経ってしまったのかと息子のメッセージを見て改めて実感させられました。
目の前の現実は事実として受け入れないといけません。
以前の稿で少しご紹介させていただきましたが、私の誕生日は我がハノイリビングの若きホープ橘(たちばな)君こと「花ちゃん」の誕生日と同じ10月5日。
数ヶ月前に入社した時から、彼の履歴書を見てもちろん気はついていましたが、いざ社内で誕生日を迎えるとなると・・・
一番喜んだのは、当社のスタッフ達です。
「一回で済むからラッキー」
面と向かっては言わないですが、絶対心の中でニヤニヤしながら誕生日サプライズの準備をしてくれているはず。
まあ、日本なら「おめでとー」でニッコリ声かけられて終わるところですが、さすがにこちらは「誕生日サプライズ祝い」をしてくれます。
平日のお昼時間に、会社の会議室で。
スタッフもケーキを食べられるから嬉しいはず。
可愛らしくHongちゃん、マダムHuyenさん、Tinhちゃんの3人でお金を出し合って準備をしてくれました。
私と花ちゃんの「合同サプライズお誕生日祝い」、こんな感じになります。
ようやくHongちゃんも体調が戻りカムバックしてくれました。
休みの間美味しいご飯をモリモリ食べたのか、ほんのり「ぼっちゃり」して戻ってきております。
つまり休養万全だということです。
いずれにせよ、これでもとの人数に戻りました。
ただ、今の人数でも足りません。
あと2人、エースHongの右腕と、もう新人とは呼べないくらいテキパキと仕事をこなせるようになってくれたTinhちゃんの下とに、彼女達の手足となって働いてくれるローカルスタッフが必要です。
今、ハノイで無敵の誠実営業をしてくれる「HR-Link.Vietnam(エイチアールリンクベトナム)」の竹之内さんには日系企業での実務経験のある日本語能力に長けた人材をお願いしています。
あともう一人、少し安いお給料ですが、Tinhちゃんのように一生懸命仕事に取り組んでくれる若い人材が欲しい。
ここはベトナム最大の求人求職サイト「VietnamWorks(ベトナムワークス)」に登録して探す事にしています。
初めてベトナムワークスを利用します。
噂通りの効果を出すか、ベトナムワークスの集客力を試してみたいと思います。
ハノイに赴任して4年が過ぎ、今5年目を迎えています。
3年一区切りで帰任される日本人赴任者様が多いなか、4年経つと「結構いてるな〜」と実感させられます。
赴任当時は「ハノイの賃貸くん」という会社名で仕事をスタートしましたが、なにせ何にもしていなかった休眠会社でした。
お年寄り社長が一人でぼーっとしているだけの会社でした。
お客様がほとんど「ゼロ」の状態からここまで持ってくるのに大変でした。
面倒な日本人同士の合弁関係を昨年ようやく断ち切り、今は完全に我々日本の出資会社だけの100%日系独資企業として営業活動を続けています。
会社名を「ハノイの賃貸くん」から「ハノイリビング」に切り替えたことは、既にご存じのことと思います。
もちろん折角ベトナムの首都ハノイに100%日系企業を立ち上げることが出来たわけですので、今の不動産仲介業務を皮切りに、もっと攻めの経営を推し進めていきたいと考えています。
初めてベトナムに来られた方・・・
またその中でも南のホーチミンとはまるっきり違う文化のハノイで仕事を立ち上げないといけない使命を帯びて赴任してきた方。
まるっきり日本と勝手が違う様々な体制の壁、ベトナム人のモノの考え方の壁にまずぶち当たります。
その後、しっかり学習し、協力者を得て、知恵を付け、遠回りしなくて済むやり方で再チャレンジする。
・・・この繰り返しですが、ただベトナムで痛い目に遭う方々は、お金をかけずに自前で会社設立を進めようとする方々です。
少ない自分の個人資金で会社を作ろうとされている訳ですから、ある程度仕方がないことかもしれません。
特にお店をやろうとしている方にこの傾向は強いです。
一番引っかかるところは、ベトナム人パートナーが機能しないこと。
日本人が会社を設立すると言っても、外資100%でできる職種は限られています。
ベトナムに慣れていない日本人は、まずベトナム人パートナーを探し、そのパートナー名義の会社を作ります。
手続きがベトナムローカル企業で進めると楽だからです。
当然その後の様々な手続きを、そのパートナーに任せることになるのですが、悪意で小遣い稼ぎに走られると、任せた側はまず見抜けません。
例えば、
- 店の内装工事をパートナーに任せていたけど、内装業者は実はパートナーの知り合いの業者できっちりと「利ざや」を上乗せされ、高い請求を受けてしまう
- 店の設立や経理業務の会社選定をパートナーに任せていたけど、これもパートナーとグルのローカル会社で妙に高い手続き料を請求される
日本人の単価で考えると「そんなものか」と思いますが、実はもっと安くやってくれる良心的なローカル会社はたくさん有るんです。
余分なお金はちゃっかりパートナーの懐に納まるハメになります。
こうなると泥棒とコンビを組んでいるようなもので、早急に解消しなければなりません。
私達はこんな憂き目に合う日本人を救う為にアドバイスをさせていただく業務もこれから進めていきます。
ベトナムハノイに初めて来られた方が、まずやらなければならないことは、
- オフィス・アパート・工業団地を探す
- パートナーを探す
- 会社(お店)の設立許可を取る
オフィス、アパート探しだけではなく、お店の名義の問題をクリアするサポートや、会社設立の手続きもお手伝いさせていただきます。
また、業務をベトナムで進めていく過程において、法律問題に出くわすケースも出て来ます。
ベトナムの、特にハノイでの法律折衝について、ベトナムでは恐らく実力No1のベトナム人弁護士をご紹介させていただくことができます。
その先生が「出来ない」と言われれば、おそらく処理できる弁護士はベトナムにはいないと思います。
杓子定規に難しそうな案件には手を出さない「お役所先生」はたくさんいます。
また、日本ではかなり著名な先生でも、ここベトナムハノイではまだ実績の少ない先生などは、やはり「ハノイ流」が分からない分手こずると思います。
私達は今タインホア省「Nghi Son(ギソン)」でサービスアパート建築を進めています。
出光興産さんを始めたくさんの日本人が、これから集まるエリアです。
まともなホテルが圧倒的に少ない中で、私共が「日本人向けの単身者サービスアパート」を美味しい日本食レストラン付きでご提供させていただく計画なんです。
最初この事業に共に併走してくれる支援コンサルを探しましたが、どこに声を掛けても断られました。
タインホア省の民間企業から土地を購入し、アパートを建てて、最終的に全ての所有権(土地は長期使用権)を譲り受けるというウルトラCの難易度です。
どのコンサルさんも腰がひけてついてきてくれません。
ハノイから220キロと遠いことも理由の一つなんでしょう。
しかし、先にご紹介したベトナムNo1の弁護士事務所は即答で引き受けてくれました。
もちろん有償ですが。
窓口はハノイではベテランの日本人です。
その日本人もベトナムハノイの日系企業の進出支援業務に長けた名の通った先生です。
全面的に私はこのコンサルグループと今後は手を携えて、お客様からいただくベトナム進出のあらゆる問題に対して、ワンストップ対応をさせていただくことに決めました。
これからはもっとお客様のニーズにきめ細かく応えられるようになるかと思います。
まだ他に新規事業は走らせているのですが、またの機会に開陳させていただきます。
今後ともよろしくお願いします。(大阪の自宅より)
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