ハノイリビングの田口です。
日々お客様からたくさんのお問合せをいただきます。
アパートやオフィスに関する質問から、生活関連のお問合せに至るまで、様々ですが中でも特に関心の高いのが、
安心な食べ物、安心な水
についてです。
聞かれなくても皆さん意識の中で考えておられる事だと思うんです。
以前安心な食べ物について、以下の稿で皆様にご紹介させていただきました。
- 野菜やお肉の安心なデリバリーサービスなら「しゅん」
- 無農薬(オーガニック)野菜の店頭販売なら「Yuki’s(ユーキーズ)」や「Veggy’s(ヴェジーズ)」
- 安心で美味しい鶏肉や卵を手に入れたいなら「naturally vietnam(ナチュラリーベトナム)」
「しゅん」は日本の生協で働いておられた方々が、そのノウハウをそのままベトナムに持ってきて、ハノイ近郊に畑を持つ農家と提携して安全な野菜を提供するシステムを構築されています。
「安心な食べ物にこだわればこだわるほど、利益をあきらめなといけなくなります」
「しゅん」を運営される日本人担当者が私共の会社に来られてボソッとつぶやかれていたのがとても印象的でした。
要は余程契約数を上げないと、損益分岐点に到達しないということです。
食材販売でボロ儲けしている・・・
そんな話を聞いただけで、恐ろしい。
安心な食材に真面目にこだわればこだわるほど、手間暇がかかるんですから、利益が遠のくのは当たり前です。
濡れ手に粟などあり得ないんです。
ダラット産の無農薬野菜をオンラインだけで受発注処理をして、後はお客様のご自宅までデリバリするサービスもあります。
ハノイ便が週に数便あり、それを利用してハノイの消費者まで届けるサービスです。
ネットを駆使した合理的なサービスで、ハノイ在住の長い奥様方も「Organik Online」を利用されています。
さて、では今日の本題である「安心な水」についてお話します。
以前、日本にいるある奥様からお問合せをいただきました。
「0歳児を抱えてハノイに赴任します。
粉ミルクを作る水なのですが、軟水はそちらで売っていませんか」
こんな内容でした。
時々「軟水」を求めるお客様がおられます。
以前ホーチミンからペットのウサギちゃんを連れてハノイに来られたお客様がいました。
ウサギちゃんの飲み水は「軟水」にされており、わざわざホーチミンから取り寄せておられたのを記憶しています。
今私達が水のサービスとしてLaVieなどをWaterサーバー経由で飲んでいますね。
これらの水はどちらかと言うと「硬水」なんだそうです。
「硬水」「軟水」って水が硬い軟らかいと言う意味では無く、水に含まれている「カルシウムとマグネシウム」の含有量(硬度)によって種別されます。
- 硬度0~100:軟水
- 硬度101~300:中硬水
- 硬度301以上:硬水
日本の水の硬度はおよそ20~60の間に入り、殆ど軟水なのだそうです。
ヨーロッパなどの大陸でとれた水は硬度301以上の硬水がほとんどです。
また、今回ご紹介する浄水器の提案会社DEWX VIETNAM CO.,LTD(デュークスベトナム)さんがベトナムの水道水を調査したところ、硬度250から300の中硬水から硬水であることが分かりました。
ベトナムの水道水は飲めません。
が、もしがぶがぶ飲むと、雑菌でお腹痛を起こすか、飲み続けると硬度が高すぎて腎臓を痛めてしまうそうです。
それだけ日本人は硬度の高い水は向いていないということです。
山や大地に降った雨が大地に染みこんでから、再び水としてくみ上げられるまで、どれだけ大地の岩石の成分を吸収したかによって硬度は変わってきます。
一般的に日本は山から海までの距離が短いため、大陸面積の広いヨーロッパのように長く地下に浸透することはなく、結果硬度の低い「軟水」を口にする機会が多くなります。
ヨーロッパはその逆で「硬水」が主流です。
「どちらが美味しいか」
と言われると、ミネラルをたくさん含んだ「硬水」です。
しかし、料理を作る為の水であったり、赤ちゃんの粉ミルク用の水として使うのであれば、素材の邪魔をしない「軟水」が適しています。
日本料理は日本の土壌で生まれる「軟水」という素材を邪魔すること無く、限りなく引き立ててくれる水があったからこそ生まれた「文化」だということです。
「どちらが長持ちするのか」
水も腐りますが、これは「軟水」の方が混ざり物が無い分腐りにくく、安心だと言えます。
「硬水」は「カルシウムとマグネシウム」と成分が含まれている分、「軟水」と比べれば含有するものがあるので傷みやすいということですね。
ではこの「軟水」をどこで手に入れればいいのでしょう。
いろいろ探してみましたが、ハノイで「軟水」を販売している業者を見つけることができませんでした。
唯一「ファミリーメディカル病院」で、医療用の「軟水」を利用していることを突き止めましたが、あくまでも医療用ですのでかなり高価になります。
そこで今回ご紹介させていただくのは、冒頭の写真にもあります、家庭で硬水から軟水にろ過し作り出す浄水器です。
正式名称を、「RO(逆浸透膜)浄水器」で、今まで何度かご紹介してきました、DEWX VIETNAM CO.,LTD(デュークスベトナム)さんの商材です。
今までご紹介してきたDEWX VIETNAM CO.,LTD(デュークスベトナム)さんの取扱商材は、
で、どれも日本で普通に手に入る水の浄水器です。
これを、ここベトナムハノイで日本と同じサービスを日本人から受けることが出来ます。
もちろん、使われている商品は日本で流通しているものと同じです。
今回は、今までの商材よりも、遥かにワンランク上の高い技術に裏打ちされた浄水器です。
今までご紹介した水道蛇口に取り付ける浄水器とどれだけろ過能力が違うか、以下の図をご覧下さい。
MF(精密ろ過膜)までが従来の水道蛇口に取り付けるタイプのものです。
今回ご紹介する「RO(浸透ろ過膜)」の精度を簡単にお伝えする表現として、
「海水を真水にろ過する」
この技術を支えているろ過技術なんです。
そして、
「硬水」を食材が生きる、また赤ちゃんのミルクに使う飲みやすい「軟水」に変える
能力を持った浄水器です。
もっと簡単でわかりやすい表現でご説明します。
DEWX VIETNAM CO.,LTD(デュークスベトナム)さんが端的にこう説明していただけました。
「日本の水道水よりもっと不純物の無いピュアウォーターを、ベトナムの水道水から作ることができる浄水器です」
これは間違いありません。
海水から真水にろ過する技術です。
ベトナムの水道水から不純物を取り除き、「軟水」にまでしてしまうくらい充分その機能が備わっているということです。
では、水処理技術の専門メーカーDEWX VIETNAM CO.,LTD(デュークスベトナム)さん渾身の商材「RO浄水器」の概容をご紹介します。
台所の調理場に据え置く卓上型と、キッチン下から引っ張ってキッチン流し台に穴をあけ、蛇口の横にピュアウォーターの蛇口を持ってくるタイプの2種類があります。
- 【商品名】RO浄水器 ADC101 「卓上型、流し台の上に置くタイプ」
- 【価格】4,800,000VND + 取付工事費
- 【浄水量】約10リットル/時
- 【消費電力】24W
- 【逆浸透膜メーカー】RO Filmtec(アメリカ製)
- 【全フィルター数】5本
※交換対象は3本(目安は半年で3本全部で600,000VNDほど)
キッチン下からキッチン台に浄水器口を引っ張る施工は、DEWXさんがやってくれます。
- 【商品名】RO浄水器 ADC102 「流し台の下に置くタイプ」
- 【価格】5,500,000VND + 取付工事費
- 【浄水量】約10リットル/時
- 【消費電力】24W
- 【逆浸透膜メーカー】RO Filmtec(アメリカ製)
- 【全フィルター数】6本
※交換対象は3本(目安は半年で3本全部で600,000VNDほど)
流し代の下に置く「RO浄水器 ADC102」は、流しのどこかに小さな穴をあけないといけません。
サービスアパート側(個人ならオーナー)に了解を得ないといけませんね。
両方ともお問合せ先は、
- 【取扱会社】DEWX VIETNAM CO.,LTD(デュークスベトナム)
- 【連絡先】
・電話:016-6632-3024(岡田さん)
・メール:shiro_okada@taiyosangyo.co.jp
もうお馴染みの日系企業様ですね。
ベトナムの水道水からピュアウォーター?
皆さん一瞬首をひねられるかもしれません。
今までは東レさんや三菱レイヨンさんの蛇口取り付けタイプは、お米を研いだり、生野菜の洗浄などに使ったりできました。
しかし、そのまま赤ちゃんの粉ミルク用の水として使えるのかというと、より精度の高い浄水機能が当然必要です。
繰り返し申し上げますが、今回の家庭用RO(逆浸透膜)浄水器であれば、
- 海水から真水を作る技術力を使って日本の水道水から出る純度の高い水より更に純度の高い水にろ過できる
- 硬水がメインのベトナムの水道水から不純物を取り除き、軟水として利用できるレベルまでろ過できる
ということです。
この浄水器でろ過して出てきた軟水で洗顔すると、浸透性の優れた水ですのでしっとりとした肌持ちになるようです。
これも軟水の効果ですね。
最後に私が思う「家庭用RO(逆浸透膜)浄水器」のメリットをお伝えします。
Waterボトルのメーカーさんもここベトナムで頑張っておられます。
その製造工程もしっかり管理し、安心な水を供給する体制を構築されていることと思います。
しかし、どこを切っても同じレベルの水質を常にキープできているのか、それはボトルに入った透明な水という形で手元に届く限り、我々には分かりません。
どこをどう回ってたどり着いたWaterボトルなのか、長い間倉庫の片隅で眠っていたWaterボトルなのか、知る由もありません。
また、Waterサーバーに差し込んだ瞬間、雑菌発生の可能性が常につきまとうことになります。
私は自炊しないのでWaterサーバーの水は19リットル1本をほぼ1ヶ月ちょっとで飲み尽くすペースです。
最初に差し込んだ時と、1ヶ月後の終わる寸前の水と、比べたことはありませんが、細かい調査をした場合おそらく同じではないと思います。
綺麗で安心な水。
「隙あらば」の国ベトナムで、ここにこだわってしまうと、どこまで信用すれば良いのか、疑いだしたらキリがありません。
製造工程しかり、流通経路しかり、管理方法しかり・・・
しかし、キッチンにある今回のRO浄水器は、皆さんの見ている目の前で常に水道水から綺麗なろ過水を作り続けてくれることになります。
そして今回のろ過ボトルはアメリカ製です。
アメリカでも業界No1の大企業の製品です。
日本の浄水メーカーが束になっても太刀打ちできないレベルの優良企業が世に出すフィルター材を使った商材なんです。
交換も3本総とっかえで600,000VNDくらいとリーズナブルです。
いつでも「DEWX VIETNAM CO.,LTD(デュークスベトナム)」さんに問合せれば手に入ります。
出てくる水が軟水ですので、正に料理に使える浄水器です。
野菜を丸かじりでバリバリ食べたいと言う方でも、このろ過水できっちり洗っていただければ間違いはないと思います。
今回はお客様からのご質問「赤ちゃんの粉ミルクに使う軟水を手に入れるには」に対する回答を探してたどり着いた終着点が、DEWX VIETNAM CO.,LTD(デュークスベトナム)さんが提供する
家庭用RO(逆浸透膜)浄水器
となりました。
最高級の家庭用浄水器です。
ベトナムの水とこれから長くつきあって行く皆様にとって、最高水準のろ過機能を備えた今回の浄水器は決して無駄にはならない商材だと思いますが、いかがでしょう。
健康オタクの花ちゃんなら、こっそり導入しているかもしれません。
お勧めです。
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