ハノイリビングの田口です。
遅ればせながら、私田口の今年最初の投稿となります。
本年も宜しくお願いします。
先日スタッフと一緒に「新年会兼マダムHuyenさんの誕生日会」を「CLUB DE L’ORIENTAL」で盛大に執り行いました。
私たち外国人の口に限りなく合わせた高級ベトナム料理を出してくれる「CLUB DE L’ORIENTAL」。
Huyenさんが一体何歳になったのか、怖くて話題にすることができませんでしたが・・・
美味しいコース料理に舌鼓を打ち、今年に賭ける決意を新たに、店の前で撮った記念写真から幕を開けたいと思います。
「ハノイの賃貸くん」という名称から「ハノイリビング」に変更させていただいたのが昨年の8月。
早や半年が過ぎようとしています。
ようやく新しい愛称にも馴染んでいただいたのか、お陰さまでたくさんのお問い合わせをいただいております。
有り難うございます。
「ハノイの賃貸くん」の時代から長らく書き続けているこのブログも、「ハノイリビング」にバージョンアップし、更に濃い「ハノイ生活情報」を発信できるよう頑張っていきたいと思います。
特殊で例外的な「変わりネタ」もたまには良いのですが、私が皆様にお伝えしたいのは、
日々の生活の中で足下に何気に転がっている疑問、知っているつもりでも詳しく説明できないルールや取り決め
聞いてから「ああ、そういうことだったのか」と思わずうなずき、その後なかなか頭から離れないような情報です。
一つでも多く皆様に「役に立ち記憶に残る情報」をご紹介していければ良いなと考えています。
そういう「濃い生きた情報」を発信し続けるのには、「生きた情報源」である「人」と会う「時間」が必要です。
時間を作るには私の実務を補ってくれる「スタッフ」が必要です。
間もなく「ハノイリビング」に新メンバーが合流します。
私がやりたいことを100%こなす為に、人員の補強をします。
組織が劇的に変わる時は、必ず人財が躍動します。
新人さんが嬉々として働いてもらえる環境を作るのが、私の仕事になってきます。
今のこの多忙な時に、人を迎え入れるための準備ほどわくわくする仕事はありませんね。
我々営業会社にとって、生きるも死ぬも「人」次第です。
私たちの会社の商品は「気配り・気働き」で、それ以外何もありません。
今年も頑張りたいと思います。
さて、もうすぐ旧正月(テト)です。
今年は例年に比べて始まるのが遅いんです。
公には2月15日(日)から2月24日(火)ですが、大体その前後数日を含めて休みを長期化する傾向にあります。
テトが近づくにつれ、ベトナム全体が何とも落ち着かない、浮き足立った、しかし幸せな雰囲気に包まれた時期にさしかかります。
毎年の事なのですが、私は年末年始を日本で過ごします。
そして旧正月(テト)はハノイで電話番をするのが恒例となっています。
今までテト期間中、大きなトラブルに見舞われたことは一度もありませんが、たまに電話がなるときがあります。
一瞬固まるのですが、大抵は、
「テト中開いている日本食レストラン、知りません?」
が多いです。
一番びっくりしたのは、
「すみません、エレベーターに閉じ込められました・・・」
そうです、こればかりはお客様も我々に電話を掛ける以外にどうすることもできないでしょう。
この時もしコールしても誰も出なければどういうことになるか・・・
考えただけでもぞっとします。
「やり場の無い怒り」
は得てして我々仲介業者に矛先が向くのは当然のことです。
「同じ日本人なのに助けてくれなきゃ困るでしょ」
この失望を絶対買わない為に、私はテト休み中携帯電話を常に握りしめる事にしています。
30年間「Windowsユーザー」を続けてきた私も、ようやく「Macユーザー」に。
これも遅ればせながらの細やかな私のチャレンジです。
目的は「時間を作る」ため。
日本で買ってベトナムに持ち込んだのですが、恐ろしい程の起動の速さ、そしてのけぞる程速いブラウジングスピード。
日本での体感スピードをそのままに、早速会社で使ってみると、なんとクソ遅いインターネット・・・
いくら最速Macを持ってきても「海底ケーブル切断」を繰り返すベトナムでは、威力を発揮することもままなりません。
日本のネット環境が恋しい今日この頃です。
さて、前置きが長くなりました。
今日の稿のタイトル「ベトナム人スタッフが旧正月前に欲しがるお土産について」ですが、何だと思います?
これは昨年の年末、私が日本へ帰国する時「エースHongちゃん」から日本でのお土産を頼まれました。
「田口さん、どうしても今回日本で買ってきて欲しいものがあります」
拝みながら珍しく私にお土産を注文してくるHongちゃん。
いつもは私の家族のお土産に、気を使ってベトナムの美味しい果物などを買ってきてくれてる彼女なのですが、今回は「どうしても」というので、
「何が欲しいの?」
聞くと、
「いつも私の母と、親戚のおばさん達がテトの前に私に催促してくるのよ」
どうも女性の、しかも少し年を召されたおばちゃん達がテト正月前に欲しがるもの。
しかもこれは「日本製」でないと駄目なもの。
間違って「中国製」を使ってしまい、大変な目に会った人も数多くおられるそうです。
答えは、
「白髪染め」なんです。
これを10セット、お母さんをはじめ親戚のおばさん達全員が欲しがっているそうです。
これから親戚一同が集まる旧正月を迎えます。
やっぱり「おめかし」をしたいんですね。
Hongちゃんのお母さん曰く、
「染まり具合と、頭皮の気持ちよさが全く違う」
のだそうです。
一箱約500円くらいのものでしょうか。
日本に戻れば、どこのスーパーにも置いています。
毎年日本に仕事で住んでいる親戚のおじさんが「白髪染め運搬担当」だったそうなのですが、今年はベトナムに戻っており、私に白羽の矢が当たった次第です。
少ないお金でベトナムの方に大喜びしてもらえる日本製のお土産。
美容にかなり高い関心を持つようになってきたベトナム人のおばちゃん達。
お土産に「全身エステコース回数券」なんかもこれから出てくるかもしれませんが、まあとりあえずはもっと直接的な商材が分かりやすくていいんじゃないかと思います。
ご参考まで。
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