ハノイリビングの佐々木です。
ベトナムに来ると、携帯電話やスマートフォンはSIMカード命であることがつくづく感じられますね。
SIMカードさえ差し替えれば、電話機自体が変わっても同じ番号で電話ができます。
逆にSIMカードをなくしたら、電話番号を変えざるをえません。
私は一度携帯電話をなくして、電話番号を変えたことがありました。
新しい携帯電話を買った次から、お客様から友だち、家族にまで全部連絡。
連絡漏れした、多方面の人たちから
「電話がつながらないぞ！」
というメールまで来て、本当に大変でした。
そんな苦労があったので、携帯電話（SIMカード）はなくさないよう細心の注意を払っています。
ところで最近、マイクロSIMカードなるものが出ています。
その名の通り、元のSIMカードよりも小さなタイプのSIMカードです。
これはこれでいいのですが、最初に通常のSIMカードが入るスマートフォンを使っていた人が、マイクロSIMタイプのスマートフォンに切り替えた場合、どうなるのでしょうか。
元のSIMカードは、大きすぎて入りません。
でもSIMカードは変えたくありません。
そんな場合は、携帯電話ショップでSIMカードを小さく切ってもらえます。
しかも無料です。
先日、私の知り合いが、Samsungの「ギャラクシー」から、Appleの「iPhone」に機種を変えました。
ギャラクシーは通常のSIMカードが入るのに対し、iPhoneはマイクロSIMが入ります。
そこで、街中にあるiPhoneショップに行って、SIMカードを切ってもらいました。
紙に穴をあけるパンチのような機械で、パチン！と切り取るだけでおしまいです。
思ったより、きれいに切れています。
これをiPhoneに差し込んで、問題なく使っています。
切り取ったSIMカード（右）と、元のSIMカード（左）です
SIMカードの切り方にも正しいやり方があるようで、誤って切ると使い物にならなくなる場合があります。
無料でもありますし、ここはお店に持ち込んで切るのがおすすめです。
ただ、外国人の場合、足元を見てカット料金を取る場合があります。
また最近は、ベトナム人の人でも料金を請求されるケースがあるようです。
SIMカードのカット料金を請求されたベトナム人が
「俺は外国人か！」
と怒って店から出て行くのを見ました。
この捨て台詞が、すべてを物語っています。
ベトナム人の友人がいたら、一緒に行ってもらうのが良いでしょう。
また、私は前回、携帯電話と共に番号も失ってしまいましたが、SIMカードをなくしても電話番号だけは失わない方法があります。
番号を携帯電話会社に登録する方法です。
携帯電話ショップ（Mobifone）です
携帯電話を新たに購入した際、番号を登録する旨を店員に伝えるだけでOKです。
この時、外国人の場合はパスポートの提出が必要になります。
すでに携帯電話を購入している人は、携帯電話会社のお店に行って登録をするのが確実なようです。
登録の際は、パスポート（持っている人はレジデンスカードも）を持っていきます。
これだけで登録できます。
ただし、以前他の誰かが登録したことのある携帯電話番号の場合、登録ができないか、もしくは登録に時間がかかるようです。
じつは私はMobifoneを使っていますが、最初Mobifoneのお店に行っても電話番号を登録してもらえませんでした。
以前、他の人が登録したことのある番号だからそうです。
その時、Mobifoneのスタッフが
「携帯電話を買ったお店なら登録ができる」
というので、携帯電話を買った店に行ったのですが、やはりここでもできないと言われました。
理由は
「外国人だから」。
携帯電話からタブレットPCなど色々な通信機器がそろう、FPTショップです。
「そんなことはない、他の外国人は登録できてます」
と言い返したら、
「身分証明書を見せてください！」
パスポートとレジデンスカードを見せたら
「でもできない」
「・・・だったら、何のために身分証明書を見せたんだ～！」
「ごめん、今言ったこと、ベトナム語でもう一回言って」
「言えたら最初から使ってるわ！」
「書いて」
「書いてって・・・」
と、ボケとツッコミみたいな会話をすること30分。
粘りに粘りましたが、とにかくだめ、できないの一点張り。
いったい誰の言うことが正しいのか分かりません。
これがベトナムなんでしょうか。
結局、他の人が登録したことのある携帯電話番号の登録は闇の中です。
数日後、調べてみたら、ここ以外の他の店では携帯電話番号の登録ができるようです。
ただ、これもまだ本当かどうかは分かりません。
やってみないと分からないのがベトナムです。
行ってみたら、またレポートをあげたいと思います。
ちょっと中途半端な終わり方になってしまいました。
でもこれでは終わりませんよ。
携帯電話番号登録は、私の悲願なんです。
携帯電話をなくすことが心配でたまらないからです。
それくらい、携帯電話に無頓着です。
携帯電話番号登録、最後の最後まで粘ってみようと思っています。
またのレポートをお楽しみに！
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