8月のお盆休みも終わり、夏休みもそろそろ終盤にさしかかった辺りで・・・お客様からの問い合わせもようやく一段落してきました。
最初は、当社の女性ローカルスタッフから、
「田口さん、いつになったら落ち着くんでしょうか」
毎日オフィスのホワイトボードには、新規問い合わせのお名前が書ききれなく、はみ出すくらいの勢い。
内覧の準備から、チェックイン済みのお客様からのお問い合わせ対応、急な来店の対応から、契約書作成と・・・
まさに戦場のような社内の慌ただしさから、新人の女性スタッフがあきれ顔で聞いてきました。
8月に入っても全く終息する気配の無いお問い合わせの数に、笑ってごまかすしかない有り様（笑）
「ひょっとして年末までこんな調子かも・・・」
スタッフリーダーのHong（ホン）ちゃんが疲れた顔でぼそっとつぶやいた時・・・
iPadを購入する決心をしました。
「何のこっちゃ」
と思われるかもしれません（笑）
しかし、かなり前からiPadの仕事での活用方法を考えていた私にとって、もうこの辺りが手に入れる潮時だと実感した次第です。
私は日々山のようなメール問い合わせを処理しています。
また、お客様からの問い合わせに対してローカルスタッフが調べた結果をお客様へ回答する・・・これも私の仕事です。
しかし返信したメールに、また新しいお問い合わせが帰ってくる・・・
打っても打っても打たなければならないメールが無くなりません。
スタッフが撮った私の写真「日々メールの山・・」
「外に出て空いた時間にメールチェックをして返信できる」
これなんです。
これがどれだけ助かることか・・・
日々のメールの内、リーダーのHongちゃんからの対応報告メールが約30%くらいありますので、私が仕事を早く進めることで彼女を助けてあげることができます。
終日御案内が入った日など、毎日夜遅くまでメール返信を自宅でこなさなくてはなりませんでした。
この処理を、お客様を待つ時間やタクシーの移動中に少しでも減らすことができれば・・・その効果は計り知れません。
ホームページの更新ももっと頻度を上げてアップできるようになると思います。
ノートパソコンの使用歴が長い私にとって、両手でキーボード入力のできないものなど、全く眼中にありませんでした。
しかしiPadの大きさならなんとか・・・我慢できる範囲かと思い極め、決断しました。
GALAXYも考えましたが、やはり画面の大きさと動きのスムーズさ、それに最初から日本語環境をOSに備えているiPadに私の中では軍配が上がりました。
そしてもちろん、日本ではなくここベトナムハノイで買います。
その理由は、
- 世界中どこで買ってもiPadの品質は均一であること（ここがAppleのサービス力です）
- 今やSIMフリーが世界標準。東南アジアから日本以外の国々での利用が今後予想されるのであれば、SIMフリーで無い日本のiPadを持つ意味が無い
- 日本に持ち帰って使いたい場合、SIMの単独販売を開始した日本通信株式会社といったサービスも出て来ているので利用はできる
この3点です。
日本でSIMを単独で販売している日本通信ですが、もちろん既存のどこかの回線に乗っかって営業しているはずですね。
日本通信は、NTTドコモのネットワークを借りてデータ通信サービスを提供するMVNO（仮想移動体通信事業者）です。
ハノイで買ったiPadを日本へ帰国して使うことになる場合、割高ですがつながりやすくて高速なドコモの回線を利用できるメリットも享受できる訳です。
ベトナムハノイでiPadを買うことに、何のためらいも今はありません。
お客様の連絡先から今までの細かいやり取り履歴、またサービスアパートの基本情報等々、オフィスの私のパソコン内に収めている情報を、今全てクラウドにアップロードしています。
「何時でもどこでもお客様に対応できる環境」
タブレットPCを持つことで、かなり戦略的な営業が可能になります。
「今更何を言ってるの？」
iPadのパワーユーザーさんには笑われるかもしれませんね。
日本食レストランでランチを待っている間、食い入るようにタブレットPCを使っている人をよく見かけますが、あの気持が今はよく分かります。
しばらくは、iPadにどっぷりはまってみようと思います。
以上、今日はベトナムの連休のまっただ中・・・何気に思うことをそのまま書かせていただきました。
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