ベトナムは現在大型連休中です。
連休に入ったら仕事ができなくなるので、オーナーさん達に連絡を付けたり、お客様からの問い合わせ対応など、駆け込みでやっつけ仕事をしていたら・・・
連休に入り、ふと財布を開くとベトナムドンが・・・財布に無い。
「あ~やってしもた・・・」
給与を銀行振込に手続きしたのがつい先日。
ですが銀行のキャッシュカードは未だ手元に来ておらず、ATMが使えません。
手元に日本円が1万円ちょっとだけ。
しかし両替してもらおうとしても銀行も連休中ですので、窓口対応してくれません。
こうなれば市中の両替商へ行って・・・しかしおそらく連休中ですのでやっていないだろうと・・・
気がつけばベトナムハノイで日本円を握りしめて八方ふさがりになっている自分に気がつきました。
200.000VNDで4日間生活するのはさすがに無理。
エライことになってしまいました。
つくづく自分の段取りの悪さに辟易してしまうのですが、仕方がありません。
とりあえずお腹が空いたので、いつもの「Kihachi(きはち)」へ行くことにしました。
なけなしの200.000VNDで細々とつまみを食べていましたが、よくよく考えると日本円を使えるお店に行って使えばそれで良いのではと、当たり前の事に気がつきました。
「おつりで残り3日間しのげる」
早速お店の女の子にその旨話をすると、
「Of Couse OK!」
やれやれと胸をなで下ろしていましたが、今日の今日は無理らしくオーナーさんに相談して明日ならOKと言われました。
ちなみにレートを再度電話にてそのオーナーさんに確認してもらうと、
「1円 = 240VND」
おいおい、今は255VNDだよ・・・
以外としっかりと財布のひもを締めている感がしますが、女の子に店のパソコンでVietcombankのホームページを開いてもらい、255VNDになっている早見表を見せて再度オーナーさんに交渉してもらったところ、「250VND」となったので納得。
明日お昼1万円持ってくる旨を、夜担当の愛想良しのTrang(チャン)さんに伝えて帰りました。
「明日私は不在ですが、わかるようにしておきますね~」
Trang(チャン)さんのハイトーンな声が結構軽いのに一抹の不安は感じましたが・・・
早速翌日行くと、
「はい・・今日はベトナムドンね」
たどたどしい日本語のThuy(トゥイ)さんが昨日のやり取りを根こそぎリセットしてくれました。
やはりどうも話が伝わっていません。
「仕方ないか、今日の夜Trang(チャン)さんの居るときに来るしかないな」
結局夜にようやくまとまったベトナムドンが手に入りました。
にこにこ笑って「アイム ソーリーね」とTrang(チャン)さんのハイトーンで言われると、言い返す気力が失せてしまいます(笑)
なかなかfunnyな女の子達です。
さて、いつもお世話になっているこの店「Kihachi(きはち)」の宣伝を少し。
- 【店の名前】 Kihachi(きはち)
- 【住所】 537 Kim Ma Str、Ba Dinh Dist、Hanoi
- 【連絡先】 04-7719-169 / 0984-983-272
- 【種別】 日本食レストラン
地図も付けておきますね。
より大きな地図で Kihachi(きはち) を表示
言わずと知れたKim Ma通りの日本食レストラン街に店を構える「Kihachi(きはち)」。
ここは海鮮丼に納豆が入ってくるのが気に入って通い始めました。
いろいろ一通り食べましたが、美味しいです。
定食について出てくる茶碗蒸しが熱かったり温かったりするのがご愛敬ですが(笑)
私もそんなに食通でもありませんので、つきあえているのかな(笑)とも思いますが、結構頑張っていると思います。
そんな中でも以外と美味いと思うのが、「カレー定食」(6ドル;480円)。
「以外と」などというと失礼ですね(笑)
平日の昼は「ざるそば定食におかかのおにぎり1個追加」が私の定番メニューですが、ここKihachiの「カレー定食」はもっぱら休みの日にがっつり食べたい時に注文します。
日本食レストランで食べるカレー定食って・・・水のような味気ないカレーを想像してしまいますが、
これがまた、濃いんです。
結構じっくり煮込まないと出てこない味なんですね。
少し塩が効き過ぎているかな・・とも思いますが、しかし暑い夏ならこれくらいの塩味はOKです。
その後・・・
なんだかんだと黒霧島の芋焼酎1.5リットルボトルをTrang(チャン)さんのハイトーンボイスで入れる羽目になりました。
やはり「1万円」の威力は大きいようで、頑張って営業されてしまいました。
700mlでも良かったのですが・・・
「そんなに金額は変わらないから1.5リットルの方が絶対得ね!」
「いや、以外と金額に開きはあるよ、Trang(チャン)さん・・・」
結局1万円の半分以上が黒霧島の1.5リットルになっちゃいました。
残り3日の晩ご飯は、Kihachiの「黒霧島」に渋ちんなあてで細々と飲むことになりそうです。
ドキドキしながら「鉄火巻き」を注文しなければなりません。
ラッキーなのかアンラッキーなのかよくわからない結末ですが、楽しいKihachiの女の子達にいつも癒やされていますので良しとすることにします(笑)
以上、連休中の毒にも薬にもならないお話でした。
恐縮です。
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