ハノイにしばらくいると、どうしても食べたくなってくるものがあります。
私の場合は「王将の餃子」、「玉子掛けご飯」、「白菜の漬け物」・・・そして「たこ焼き」「お好み焼き」なんですね。
「王将」って、さすがにハノイにはまだありません。
しかし1号店が出れば、結構な頻度で通うと思うんですね。
また「玉子掛けご飯」は・・・恐ろしくて食べれません。
というのも、こちらではあまり冷凍車というものを見かけません。
どんなに新鮮な卵でも、輸送中に傷んでしまうんじゃないかなとつい考えてしまいます。
よほど信頼の置ける日本食レストランでしか、注文できません。
「白菜の漬け物」は小さなお皿でよく定食に着いてくるのですが・・・
なんというか、酸っぱすぎて味が日本で食べていたものと全く違います。
しかしこれは家内でも作れません。私の実家の母が作るものしか「うまい」と思わない・・・
なかなか実家に戻る機会が無いので、どうしても口にすることができないでいます。
日本にいれば、当たり前に食べれたものが、こちらでは非常に難しい。
しかし「お好み焼き」を出す店は、結構たくさんあります。
いろんなお店に行きましたが、今回ご紹介する日本大使館前の「家門(kamon)」が私には美味しく感じました。
お勧めです!
「家門(kamon)」
【住所】104 Van Phuc,Ba Dinh
【電話番号】04-3762-4428
より大きな地図で お好み焼き・広島焼きの「家門(kamon)」 を表示
お店の雰囲気ですが、オーナーさんの許可を得てビデオ撮りさせていただきましたのでお伝えしますね。
ビデオ撮りと聞いて慌てて暖簾を整えるオーナー婦人さん(笑)。
ベトナムの方ですが、とても日本語が上手く、お話上手です。
何気に入ったこのお店。
そのカウンターでにっこり笑って「はい、いらっしゃいませ!」と流暢な日本語で迎えてくれたのが、家門オーナーのイラン人さんでした。
あまりの日本語のうまさに、ついそのイラン人オーナーさんの経歴が知りたくなりました。
- 日本で10年ほど酒屋さんで仕事をしていたこと
- 達者な日本語が口コミで広がり外国人向けレストランで働くことになったこと
- ベトナム人の奥様との間にかわいいお子様がいること
- 家族で日本暮らしをするも、日本在住の許可が降りず子供も連れてベトナムに移住することになったこと
- ベトナム語が覚束ないお子様が最初苦労したけど、今じゃ友達もでき急激にベトナム語が上手くなっていること
一見ぽっちゃりとした体格で、温厚な感じのオーナーさんですが、
私の知らないところでかなり苦労をされている様子。
「野菜もお肉もすごい値上がりで、もうまいっちゃいますよ~」
あまりまいっちゃってる感じがしないのが、このイラン人オーナーさんの人徳なんだと思います。
日本食レストランですが、現地のベトナム人の方々のほうが客数としては多い「家門(kamon)」さん。
私がいつも食べているお好み焼き定食はこんな感じです。
これで6.5$(約500円)です。
価格は大体この手の店は、これくらいですね。
ベトナム料理屋さんのように安くはありませんが、どうしても「美味しいお好みが食べたい」となれば、十分なボリュームと手頃な価格だと思います。
他に、焼き肉、鉄板焼き、揚げ物、丼ぶり、煮物・蒸し物、ラーメン、お鍋・・・
品数は豊富です。
もちろん夜はお酒を飲んで単品ものを突きながら過ごすこともできます。
ビール、日本酒、焼酎があります。
たくさんのキープボトルがありました。
また、デリバリー弁当のサービスもやっています。
カウンターから目に付くところに、さりげなく置かれている色紙。
イランの大将とベトナムの奥様がせわしなく動き回る店内に、そこだけは日本の情緒を感じさせる素敵な文面です。
「ベトナム人の若い女の子は、なかなか働いてくれないっすよぉ~、こういう店はね!」
明るくたいへんな事情を説明してくれるイランの大将。
なぜだか応援したくなる、そんなお店です(笑)
一度足を運んで見てください。
イランの大将の魅力に触れれば、あなたも気がついたら常連さんになっているかもしれませんね(笑)
以上素敵なオーナーさんの美味しいお好み焼きのお店をご紹介させていただきました。
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