ハノイリビングの田口です。
なんと、長きに渡り筆無精をしてしまいました。
正確には「筆無精」ではなく、時間が取れず・・・
まあ、このへんの言い訳は、聞いていただいても何ら面白くも無く、紙面の無駄なので、今日はその次に続く前向きなお知らせから、幕を開けたいと思います。
こうして再び投稿ができるようになりましたのも、ひとえに期待の新人「あけちゃん」がやってきてくれたお陰です。
加藤朱美(かとうあけみ)さん。
御年???歳。
えー、お部屋の内覧アポイントを入れていただき、当の本人から直接お聞き下さい(笑)。
パワーみなぎる元気なお姉さんです。
前職は我々の仕事同様「サービス業」に従事されていました。
お客様目線で判断のできる女性です。
当社が女性現地採用者を採るのは、「いぶし銀佐々木さん」以来です。
ああ・・今思い出しても凄い社員さんでした、佐々木さん。
私の苦境を見事に救ってくれた恩人です。
今は本業のライター稼業を、持ち前の強靱な意志を持ってコツコツとこなされていることと思います。
その後、コンニャク男性社員が通り過ぎていきましたが・・・
コンニャク故、結果的に若い「Tinh(愛)ちゃん」や「お嬢Ngaちゃん」がしっかりと育ってくれました。
手前味噌で恐縮ですが、今我が社のローカルスタッフの「サービス力」は私が記憶する限り最盛期を迎えていると思います。
そして更に・・・日本人の私の「右腕」が、私の目の前にそっと座ってくれています。
思い起こせば先月9月3日の土曜日。
夜、いつもの気の置けない友人と食事をしている時、熱血営業マン、HR-Linkの代表「竹之内さん」から携帯に電話が掛かってきました。
「田口さん、日本人欲しいって言ってましたね。紹介したい現地採用者がいます。履歴書送ってもいいですか」
彼の「履歴書・・・」という言葉を聞き終わる間もなく、片方の箸を床に落としながら被せた「YES〜!」の言葉が、若干裏返り気味になっちゃいました。
いつもながら絶妙なタイミングです。
彼は、どうも私がMAXに困った時を見計らって声を掛けてくる傾向にあります。
憎いヤツです・・・最近多少太り気味ですが(笑)。
しかし、有り難うございます、竹之内さん。
彼のその推薦者さんはハノイにおられるとのことだったので、即ハノイリビングに来てもらい面接。
1点の曇りも感じない、明朗爽快なお人柄。
明るく元気なお姉さん。
そしてとてもおしゃれです。
久しぶりに綺麗に化粧をした女性の顔を見ました。
そしてトントン拍子に事は運び、9月26日より初出社。
今日で約3週間ほど働いていただいてますが、もうすっかり溶け込んでくれています。
もとより私の会社は私以外全員女性スタッフです。
日本人が増えれば彼女達も助かります。
そこに優しい日本人女性がやってきた訳です。
新人加藤さんも「役に立たなきゃ〜」と一生懸命です。
溶け込まないはずがありません。
昨日、加藤さんの歓迎会を致しました。
「何が食べたい?加藤さんが選らんでよ、主役だから」
聞くと、さすがに笑って答えないので、「魚でも肉でも中華でもパスタでも何でも」と誘い水を向けると、
「じゃあ、肉でーす」
肉がお好きなようです。
そうなると、いつでも10%割引、誕生日は15%引きのスペシャルメンバーカードを持つLinh Lang通りの「焼肉KOKORO」と相場は決まっています。
着座するなり高い和牛を注文すると、
「うわっ、やったー」
嬉しい合いの手を入れてくれます。
モノ喜びしてくれる人って気持が良いですね。
その加藤さん。
暫くメニューを見てから、言いにくそうに、
「あのー、ユッケ行っちゃっていいですか」
はい、もうユッケでもビビンバでも何でも行っちゃってください。
遠慮して、「何でもいいです」としか言わない人よりも、ナンボほどか分かり易くて僕は好きなんです。
まあしかし・・・みんな食べる食べる・・・
私はその夜、お知り合いさんから「秘境、豪華北朝鮮焼肉ツアー」へ誘われていたので、序盤抑え気味のペースでしたが・・・
最後気が付いたら残ったチジミまで平らげてしまっていました。
女性陣の勢いに完全に乗せられてしまった感じです。
「『紅一点』の反対って何て言うんだろう?」
大きく膨らんだお腹をさすりながら、ぼんやり考えを巡らせても、何も言葉が浮かびません。
ふと、今日の目的だった加藤さんのニックネームを決める事、まだ皆に話していないことに気が付きました。
『かとうあけみ』さんだから『かとちゃん』・・・
一瞬頭によぎりましたが、いくら何でも「かとちゃん」はかわいそうです。
となると、
「あけちゃん」
全員一致で決まりました。
その時、愛ちゃんことTinhちゃんが、
「田口さんは私やNgaちゃんは『ちゃん』と呼ぶでしょ。歳がずっと下だからね。でもあけちゃんは私よりも年上だよ」
若いTinhちゃんやNgaちゃんが年上の加藤さんを「あけちゃん」とちゃん付けで呼びにくいと言ってきました。
最後に口にしたチジミに唐辛子がくっついていたようで、舌が火傷状態です。
半分涙目になりなりながら、
「HuyenさんとHaさんは結婚して子供さんもいるでしょ、だから『さん』ね。TinhちゃんもNgaちゃんもあけちゃんも未婚で子供ちゃんもいないから『ちゃん』ね」
分かったような分からないような説明です。
Tinhちゃんは口を尖らせたまま、首を傾げて考えています。
NgaちゃんとHuyenさんは「ニヤッ」と笑ってベトナム語で冗談を言い合っています。
「肝っ玉Haさん」は(このニックネームの由来はまた次回に)、締めの辛口うどんを黙々と食べている。
そして主役のあけちゃんは、締めの冷麺の写真をカメラで激写・・・
シャネルのマークがひときわ目立つ、あけちゃんのiPhoneケースをぼんやりと眺めながら、ぼーっと浮かんだ風景が、
めんどりの群の中に放り込まれた一羽のおんどりが、めんどりに突かれ右往左往している・・・
「ああ、紅一点の反対はこんな感じだな・・・」
つつかれても心地良く楽しいメンバーです。
そこにまた輪を掛けて陽気な「あけちゃん」が加わったハノイリビングのスタッフ陣。
お客様に良いサービスをしてもらうには、みんな仲良く、気持ちよく、楽しく、仕事をしてもらうこと。
その環境を整えるのは、私の仕事です。
そして皆に良い仕事をしてもらい、そのお陰でまた私はブログに時間を掛けることができる。
良い感じに回り始めています。
これからのハノイリビングをどうぞご期待下さい。
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