基本に戻って・・・バスルームの必需品・お湯タンクの話

ベトナムに来て、初めて「お湯タンク」という概念に接した人も多いと思います。
もしかすると、いまだにお湯タンクの存在を知らず、シャワーを浴びている方もいるかもしれません。

実際、そういう方がいました。
ある日、シャワーを出してもお湯が出ず、冷水を浴びる羽目になったという話をたまに聞きます。
お湯タンクのスイッチを入れれば良いのですが、日本にない仕組みなので、スイッチも何も分かりません。

そこで今回、お湯タンクについてご説明します。

ベトナムでは、熱いお湯を出すのに「お湯タンク」を使っています。
タンク内にある水を電気で温め、お湯を作ってシャワーや蛇口から出す仕組みです。
タンク内のお湯がなくなったら、自動的に水が入り、再度これを温めてお湯を作ります。

お湯タンクは、バスルームの天井付近に付けられている場合と、天井裏についている場合があります。
天井裏に設置されているアパートにお住まいの方は、見たことがないかもしれません。
大体は俵型のこんな形です。

タンク

俵型のお湯タンクです

タンク容量には、30L、40L、50L、80Lがあります。
ここに入ってきた水を、電気の熱で一気に温めてお湯を作る仕組みです。
このタンクがシャワーや水道につながっていて、蛇口をひねると温かいお湯が出てくるというわけです。

お湯を沸かしたい時には、タンクの電源を入れなければなりません。
入れたらすぐに、お湯作りが始まります。
が、30L以上もの水が一瞬にして温まるわけがないことは、すぐに予想がつきますね。

スイッチ

お湯タンクの電源です(左側)

ということで、きちんとお湯が沸くまでには15分前後は待ちましょう。
とくに冬は、じっくり待たないと、ぬるいお湯を浴びることになります。

そしてタンク内のお湯が出切ると、冷たい水が出てきます。
シャワーを常に出しっぱなしにして使っている人は、途中でお湯が冷たくなるのを感じたことがあるかもしれません。
最初に温めたお湯が出切ったということなんです。

この状態は、冬場にはつらいですね。
タンク容量が少ない方は、くれぐれも注意です。

ちなみにお湯タンクのスイッチは、使い終わったら切っておくのがおすすめです。
電気代がかかるからです。
炊飯器を保温しっぱなしにしておけば、電気代がかかるのと同じです。

タンクの電気代は、痛手となるほど大きな出費にはならないようです。
スイッチを常につけっぱなしにしている人も、何人か見たことがあります。
それでも、電気代が高くなって困ったという声は聞いたことがありません。

ただ、スイッチを入れっぱなしにしておくと、ハウスキーパーさんが切ってしまうことがあります。

「あらあら、電気代がもったいないわね」

という親切心からで、冷や水を浴びせてやろうといういたずらでは決してありません。
お風呂に入る前には、スイッチを必ずチェックしましょう。

「バスタブでお湯に浸かる」

ハノイ在住日本人の永遠のテーマです。
バスタブが完備されていることを、アパートの希望条件として挙げてくる方がいます。

でもベトナムのバスタブは、浸かるためにあるバスタブでないものもあります。
それはタンク容量を見ても分かります。

タンクには、30L、40L、50L、80Lがあることを、前で説明しました。
これがどのくらいの量か、想像がつくでしょうか。

ボトル

「La Vie」の19Lのボトルです

たとえば、ウォーターサーバーに設置する水のボトルを思い浮かべてください。
これが19Lです。

つまり、30Lタンクといえば水ボトルの1.5倍くらいしかありません。
40Lでも、水ボトルの2倍程度です。

一方、バスタブはどれくらいの容量があるでしょうか。
バスタブの種類にもよりますが、だいたい180~200Lくらいです。

ここに、なみなみのお湯をはろうと思ったら、30Lタンクなら6回、80Lタンクでも2回半はお湯の継ぎ足しが必要です。
タンクのお湯を温めて全部バスタブに注ぎ、また温めて注ぎ・・・の繰り返しですね。
しかし、タンクをその都度温めていたら時間もかかりますし、その間にバスタブのお湯が冷めていきます。

バスタブでお湯に浸かれるタンク容量について、お客様からよく問い合わせを受けます。

目安として、だいたい80Lと答えています。
これなら、なんとか半身浴くらいはできると思います。
80Lタンクなら、家賃が1.500ドルくらいまでの安価で小規模なアパートでも取り入れている所がいくつかあります。

Tran Suites(Bui Thi Xuan)iHanoi Serviced Apartment12 Tran Quy Kienなども、その1つです。

肩まで浸かりたいという場合には、100L以上は必要ではないかと思います。
ただしここまでになると、そう多くはありません。

Elegant Suitesや、Thai Hoang APTなどが、部屋の種類によって100Lのタンクを設置しています。

さらに上を行くアパートは、部屋ごとのタンクがないセントラル方式でお湯を供給しています。
これだとタンク容量の制限なしに、お湯が出てきます。

こうなると、ハノイでは希少物件です。
私たちも、この点は最大の売りとして営業の際にばんばん宣伝しています。

Vincom Megamall Royal Cityや、Fraser Suietsなどがそうです。

これらアパートの位置を確認してください。


より大きな地図で お湯タンク地図 を表示

色違いのピンをさしてあります。
これは、お湯タンク容量の違いによるものです。

・ピンクがセントラル方式
・黄色が100L
・紫が80L
・黄緑が50L

上記でリンクしている以外のアパートも表示していますので、参考にしてください。

セントラルほどではないけれども、

「タンクを増設して欲しい」

というのは、多くいただく要望です。
増設できるかどうかは、オーナーとの交渉次第です。

増設できない場合には、大きく分けて2つ理由があります。

1つは費用がかかること。
タンクを購入して工事もするわけなので、それなりの費用がかかります。

たとえば6カ月契約の方が、30Lタンクを100Lに増設して欲しいと言っても、増設にかけた費用の回収が難しくNGとなってしまいます。

もう1つは、物理的に無理な場合です。
天井裏やバスルームに、タンクを入れるスペースがなければ、どう逆立ちしても増設などできません。
こうした理由で増設を断念する場合もあります。

バスルーム

こんなに素敵なバスタブですが、お湯をはれるかどうかはタンク次第です

ただ、タンクを増やすのではなく、既存のタンク同士をつなげて全体のタンク容量を増やすこともあります。

たとえば2ベッドルームの場合、大抵のアパートではバスルームも2つあります。
メインバスルームに50L、サブバスルームに30Lなど、それぞれにタンクが設置されているとします。
これらをパイプでつないで、全体で80Lにするというやり方です。
50Lしか使えなかったメインバスルームで、80L利用できるようになるわけです。

こんな増やし方もあるんです。
増設できるかどうかは、オーナーとの交渉、話し合い次第です。
これは当社にお任せいただきたい部分です。

タンク増設ご希望の方は、まず当社にご相談ください。

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佐々木

佐々木 の紹介

は じめまして。佐々木(ささき)です。「ハノイリビング」で、皆様のお住まい探しから入居後のサポートまでの窓口対応を請け負っています。 日々の家事のか たわら、「ハノイリビング」で仕事をこなす働く主婦です。海外滞在はベトナムで2カ国目。他国では単身滞在を経験しました。時に単身者、時 に主婦、時に 会社員の目線で、ハノイの生活情報やお部屋情報を発信していきます。単身赴任の方からご家族でお住まいになる方まで、どうぞお気軽にお問い合 わせくださ い。
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