騒音を騒音と思わないベトナム人の困った話

日本では違法建築でも、こちらベトナムはクリアです

日本では違法建築でも、こちらベトナムはクリアです



タイトルを一目見て、多かれ少なかれ思い当たる節のある方は多いかと思います。
今更ながらの話題ですが、最近私共のお客様に降りかかった数件の「迷惑な話」をご紹介します。

まず、ここで申し上げたいのは、

「ベトナムに赴任された方一様に起こり得る可能性のある話である」

ということです。
局面は一夜にして変わります。ご注意下さい

お伝えする事例を箇条書きにさせていただきます。

  1. 近隣に引っ越ししてきたベトナム人が夜中に大音量の音楽をかけて騒ぐ話
  2. 新築サービスアパートに入居したあと、毎週末近隣のベトナム人がカラオケ大会をする話
  3. ドラム好きのお客様の住む階下の西洋人が、激怒して玄関扉を叩き壊した話
  4. 新築コンドミニアムに入居したあと、隣人のベトナム人がいつも玄関扉全開でベト飯の臭いが立ちこめる話

では順に説明していきます。

◆1.近隣に引っ越ししてきた外国人が夜中に大音量の音楽をかけて騒ぐ話

最初はよかったんです。
何事も無くお住まいになっていたのですが、途中から直ぐ近くの部屋に引っ越しをしてきたベトナム人。
夜中の12時を過ぎても、ロックミュージックをガンガンに掛けて、ゲームに興じてわめき散らす若者・・・

この場合、日本であればマンションの管理規約というものに則って処理をします。
処理をするのは、大体においては外部委託の、あるいは分譲会社の系列管理会社が規約にある「他人に迷惑行為をしてはいけない」の項目を振りかざして徹底的に動いてくれます。
それが仕事ですから慣れたものです。

  • うるさい人
  • 家賃を払わない人
  • 水道光熱費を滞納する人

この手の対応は長年の経験を生かして対処するマニュアルがちゃんと出来上がっています。

ところが今回の場合、そのアパートはサービスアパートではなく、個人オーナー向けに分譲された投資用コンドミニアムです。
その個人オーナーが貸し主となり、騒音源のベトナム人と賃貸借契約を取り結んでいるんですね。
よくあるパターンです。

この場合、その貸し主のオーナーに訴えないといけません。
どれだけ管理会社が直接うるさいガキ共に注意をしても、当の本人達は貸し主のオーナーからではありませんから、「まだ大丈夫だ」と考えます。

さすがに契約している貸し主のオーナーから、

「今度うるさくしたら、出て行って貰うからね!もちろんデポジット(敷金)は返さないよ!
ったく、家賃収入が途切れるこっちの身にもなってみな!!」

こんな風にガツンと置かれた立場を分からせるくらい、厳しく伝えてもらえると、また話は変わってきます。
しかしオーナーも・・・面倒臭いんですね。
よっぽど具体的な騒音の現状を分からせないと、全く動きません。

これがもしサービスアパートだったらどうでしょう。

「動かない個人オーナー」というものが介在しないので、その対応を考えずに済むだけ、直接「騒音源」を叩くことができます。
ダイレクトにクレームを入れて、それでも収まらない場合は即退去です。
その一組の馬鹿な入居人の為に、他の契約者が途中解約なぞしようもんなら、サービスアパート側とすれば大損です。

一気に方を付けます。

「貸家業専業」の意地に掛けても、最後まで対応してくれるます。
というか、そんなオーナーしかご紹介できません。

しかし、個人オーナーは・・・初めての契約となるケースが結構多いですので、見極めるのが難しいところがあります。
サービスアパートと個人オーナー所有のコンドミニアムとの差が、こうも開くんだということを認識していただきたいんです。

ハノイのダイソーに掛かっている看板「ちょっと強引ですが・・・」

ハノイのダイソーに掛かっている看板「ちょっと強引ですが・・・」


◆2.新築サービスアパートに入居したあと、毎週末近隣のベトナム人がカラオケ大会をして騒ぐ話

これもひどい話です。
今度はサービスアパートでのお話です。
しかも新築の綺麗な物件です。

「住んでみてから気がつく問題」

この典型的な例です。
騒音の発生源はアパートの「近隣」です。
アパート内の住民ではありません。
従って、アパート側のオーナーも手が及ばないんですね。

細い道路を挟んで向かえ側は、ローカルの古い家が建ち並んでいます。
いわゆるハノイの下町風情。

そこに住むのは、中年カップルから、お年寄りから、孫らしきはな垂れ小僧達。
カビでドス黒くくすんだ壁に、お互いもたれ合うように連なる連棟住宅。
荒れ狂う巨大龍ハノイに、ひとたまりも無く飲み込まれたその人達は、逆にひっそりと「巨大龍」の胃袋の中で、細々と静かに生活をしている・・・

そんな人々の唯一の気晴らしが・・・カラオケ(泣)

その生きている実感を確かめるかのような「ほとばしる裏声」。
ベトナムのカラオケですから、なんというか、演歌のような耽美的なあの調子です。

毎週末聞かされる近隣住民にすれば、たまったもんじゃありません。
新築サービスアパートだけど、ちっとも良くありません。
私共のお客様ではなかったのですが、

「すみません、途中解約するんで次のアパート探して下さい」

我々にお声がかかりました。
そのサービスアパートのオーナーも、そんな近隣住民の「ささやかな幸せ」を奪い取るようなクレームは、本腰を入れて上げれなかったんだろうと思います。

「隠れた瑕疵」を100%契約前につまびらかにする方法は、残念ながらありません。

くるくる回すハンドルをよく見ると、携帯が上手い具合に収まっている。ニヤニヤ笑う運転手に「携帯の長さがたまたまちょうど良かっただけでしょ」

くるくる回すハンドルをよく見ると、携帯が上手い具合に収まっている。ニヤニヤ笑う運転手に「携帯の長さがたまたまちょうど良かっただけでしょ」


◆3.ドラム好きのお客様の住む階下の西洋人が、激怒して玄関扉を叩き壊した話

今度は被害者ではなく、お客様が加害者になっちゃった話です。

某ハノイのローカルアパート。
ドラムが大好きなお客様は、ドラムセットをハノイに持ち込み、日々練習をされています。
練習時間は仕事が終わった夜、そして週末。

もちろん、常識のある日本人のお客様です。
持ち込まれたドラムセットは、消音機能のある「電子ドラム」。
当たり前ですが音が出ないモードでのドラム練習です。
おまけに何枚ものバスタオルを下に敷いて、なるべく音を響かせないように、そりゃもう細心の注意を払って練習を重ねておられました。

しかし・・・

やはり響くんですね・・・どうしても。
ちょうど下の住民は、西欧の大男とお年寄りのお母さんの2人暮らし。
何度か大男がお客様の部屋まで来て、注意をしたそうですが、そんな有る日。

激高した大男が、体当たりをしてお客様の玄関扉を叩き壊すという事件が起きました。

さすがに話し合いの場を設けたのですが、意見は平行線になります。
お客様も神経質なくらい静かにやっていると訴えますし、大男とその母親は「響くもんは響くんだ」と一歩も譲りません。

もうどうすれば良いのか、お手上げ状態です。

そのうち夜寝るときに、お客様のスネアドラムの音が私の耳奥に響いてくるようになってきました。

「どうすりゃいいんだろう」

悩みに悩んだ結果・・・
意外とあっけなく幕切れがやってきました。

・・・お客様の帰任が決まったんです。

お客様の帰任がこんなに嬉しかったことはありません(すみません)。
一気に根こそぎ問題解決です。

この場合、もちろんローカルアパートですから購入した個人オーナーがそれぞれにいます。
しかしこの場合も最初のケースと同じで、あまり個人オーナーがそんな面倒な問題に首を突っ込もうとしません。
家賃収入と子供の成績しか関心が無いような、どこにでもいるベトナム人個人オーナーです。

西欧の大男親子が音にかなり敏感だったのか、
階上のお客様のドラムが、ことのほか振動していたのか、

わかりませんが、どちらかに折れていただくしか手は無いケースです。

路上で何事も無かったように野菜を乾燥させている・・・誰かさん

路上で何事も無かったように野菜を乾燥させている・・・誰かさん


◆4.新築コンドミニアムに入居したあと、隣人のベトナム人がいつも玄関扉全開でベト飯の臭いが立ちこめる話

これは「音」ではありません、「臭い」です。

ハノイにお住まいになった方は大体お分かりかと思いますが・・・
全員とは言いませんが、結構玄関扉を全開にしているベトナム人家族の家をよく見かけます。

廊下からリビングが丸見え。
寝間着スタイルのいつもの服を着たお母さんが忙しそうに動き回っている様子と、ソファーで娘さんが長座したままテレビを見ている風景。
はっきりと見えるのに、全く平気なベトナム人家族。

しかし今回は綺麗な新築の大型コンドミニアムです。
完成が数週間前。
おそらく入居したばかりだと思いますが、いきなり玄関全開です。

こっちが思わず目をそらしてしまいます。

まあ、それだけなら良いのですが、ご飯時のあの臭い・・・
もうローカルアパートを代表するあの臭いです。

ベトナムのご飯時の臭いって、一般的に使われる調味料が、魚を塩に漬け込んで発酵させた「ヌックマム」が多いのかどうか・・・わかりませんが、何とも言えない臭いがします。
私が住んでいるアパートもローカルアパートなので、ご飯時にエレベーターホールに魚臭いニオイが充満している時があります。

新築コンドミニアムのエレベーターホールに、ご飯時の饐えた臭いが充満していた場合・・・
誰にクレームをあげれば良いのでしょう。

「ご飯時の臭いがクサイって、あんた喧嘩売ってるんかい!」

あんまり言うと、そのおばちゃんにシャモジで頭を小突かれそうです。
そりゃそうです。
小さい時から同じご飯です。
いきなり来た外国人から「ご飯時の臭いがクサイ」と言われても、どうすれば良いか分かるはずもありません。

大体先ほどからご紹介する「玄関全開」の家に限って「悪臭源」になっとるケースが多い気がします。

韓国系アパートのエレベーターの臭いが毎朝キムチ臭いのと、毎食事時の饐えたご飯の臭いと・・・
臭いに鈍感な私のようなものだと、何とか耐え凌げるかも知れませんが、敏感な方はちょっと・・・きついかもしれません。

「臭いから解約したい」

というお話は、未だ一回もありませんが・・・
しかしかなり我慢している方々は、結構おられるかもしれません。

これも、かなり難易度の高い問題です。

「上を向いて歩こう」

「上を向いて歩こう」



ほんの氷山の一角のお話です。
音や臭いに悩み苦しんでいる方は、まだまだたくさんおられるかと思います。

「集合住宅で音のクレームは如何に厄介か」

日本の不動産営業マンは全員頭でも体でも理解しています。

私が新築マンション販売をしていた20年前には既に「ウッディ25」とか「ウッディ30」とかいう、コルク材のような柔らかい緩衝材を間に敷いて、かかとで歩いても全く響かない優れものが新築マンションの現場にフローリング材として登場していました。

「素材である程度クレームを抑える事ができるなら・・・」

開発され世に出てくる防音材の日本の充実度ときたら、半端ではありません。
問題を技術力でカバーする、日本の真骨頂を見るようでした。

しかし、今回のクレームは人間から発する「騒音」が原因です。
床材でどうにかなるものではありません。

皆様お住まいのアパートの周りの住民が入れ替わり、「騒音を騒音と思わないベトナム人」がやってきた場合・・・
いっしょに戦います。
我慢せずにご連絡ください。

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田口 庸生

田口 庸生 の紹介

初めまして、「ハノイリビング」営業担当の田口(たぐち)です。 日本より初めてベトナムのハノイに着任された日本の皆様、 愛するご家族を日本に残し、初めての「海外単身赴任」をこれから経験される皆様、 快適なハノイでの生活を満喫していただくために、皆様の「お住まい探し」から「入居後のサポート」まで一貫した「窓口対応」を請け負います。 「ベストマッチ」を合い言葉に・・・ どうぞお気軽にお問い合わせください。 お待ちしております。
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