ベトナムで「インターネットVPN」や「フリーダイヤル」のサービスってあるの?

Kim Maエリアの人気のレンタルオフィス「CSC Executive Business Center」の受付風景

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これは、最近お問い合わせいただいたご質問です。

今Kim Maエリアで人気の新築サービスオフィス「CSC Executive Business Center」をご検討されているお客様のIT部門担当者様からのお問い合わせです。

  • 日本-ハノイ間をインターネットVPNで接続したいが可能か?
  • フリーダイヤルって取得できるのか?

この2点です。
ご契約間近の「CSC Executive Business Center」(レンタルオフィス)の綺麗な内部写真と共に回答させていただきます。

「インターネットVPNを日本とベトナムハノイのオフィスで繋ぎたいんですが、固定のアドレスを設定していただくことは可能でしょうか」

とまず最初のご質問についてです。
「インターネットVPN」とは・・・聞き慣れない方もおられるかと思います。
簡単に言えば、

海底ケーブルなどを使った高額な専用通信回線(専用線)をヘッドオフィスと各国支店間で結ぶのに掛かる費用は膨大な額になります。
その経費を削減するために、インターネットを利用してまるで直接接続された「プライベートネットワーク」のように構築できる技術のことです。
2つの拠点間で、暗号化を用いることでセキュリティを維持し、なお且つ安い経費で運用できるメリットがあります。

ちょっと簡単に説明することが難しいですが(笑)。
「VPN」は「Virtual Private Network」の頭文字です。
要するに安く専用回線を構築する技術で、インターネットを仮想的に使う技術ということになります。

社内通信をパブリックなインターネット回線を使うとなると、セキュリティ上の問題がどうしても生じてきます。
日本国内での本支店間などは、大手企業様だと高い料金をNTTさんに払って「専用回線」をひくのですが、海外拠点との接続まで専用回線をひいていると、とんでもない経費が掛かってしまいます。
「インターネットVPN」は専用回線のような機能を、インターネットを利用することで安く擬似的に構築する技術なんですね。

この「インターネットVPN」を構築するのに必ず必要なのは、

「固定のユニークなIPアドレス」

です。
日本とベトナムハノイとの間のVPNネットワークを構築する話ですので、日本からハノイのオフィスが「いつでもどんな場合でも」見えないといけません。
「見える」ということは「固定のアドレスが割り振られている」ということと同義です。
社内にあるPCについては、朝ログインした順に都度DHCPサーバーがIPアドレスを動的に割り振ってしまう仕組みで問題ありません。
しかし、ハノイのオフィスにあるルーターにはお客様向けの固定のアドレスを設定しないと、ハノイの支店が「見えなく」なってしまいます。

結論は「設定可能」です。
もちろん固定のアドレスの割り振りも可能です。

ガラスブースに囲まれた共同会議室

ガラスブースに囲まれた共同会議室


「CSC Executive Business Center」のIT担当者に確認しましたが、VPN接続には2パターンあるようです。

  1. 契約するレンタルオフィス側に定額料金を払って「VPN設定」をしてもらうパターン
  2. 契約するオフィス側には全く関係無く直接ベトナムのプロバイダーに定額料金を払って「インターネットVPN」を利用するパターン

1の場合、固定のアドレスを割り振り、レンタルオフィス側のルーター設定を変更してもらうことでインターネットVPNは利用可能となります。
「CSC Executive Business Center」さんは33ドル/月の利用料を請求されるようです。
他のレンタルオフィスがVPN対応をしているのか、またその料金はわかりませんが・・・
しかしRegus Hanoi(リージャス ハノイ)Sun Red River Business Centerといった名の通ったレンタルオフィスには当然用意されたサービスメニューだと思います。
今回の「CSC Executive Business Center」はそれだけの費用で使えるようにしてくれます。

2の場合、お客様は直接ベトナムのプロバイダーに以下の料金を支払ってVPNネットワークを構築することができます。
下記の料金は、「CSC Executive Business Center」のテナントさんで金融関連の仕事をされている外資の企業様よりヒアリングをしていただいた結果分かった内容です。
契約プロバイダーはベトナムの大手「FPT」です。

  • 初期設定費:3.000.000VND(約143ドル)
  • 毎月のVPN使用料が35Mbpsのスピードのタイプで880.000VND(約42ドル)のランニングコスト

もちろん35Mbpsよりももっと高速インターネット接続を利用するのであれば、ランニングコストは上がります。

「インターネットVPN」を利用したいと考える場合、お客様が

  • レンタルオフィスを契約しているのか
  • 通常のオフィスを契約しているのか

によって「どうすれば良いのか」その方法は変わってきます。

レンタルオフィスのサービスには、

「インターネット接続サービス」

は賃料にインクルードされています。
従って、直接お客様がプロバイダーと契約する以外の選択肢として、「サービスオフィス側で用意されているVPN設定サービス」を利用する手もあるということです。
これが、通常の事務所契約であれば、直接プロバイダー契約をする以外に「インターネットVPN」を構築できる方法はないかとおもいます。

今回はベトナムのプロバイダー「FPT」のサービスをご紹介しましたが、他のプロバイダーも当然サービスメニューは持っていると思います。
詳しくは直接お問い合わせしていただければと思います。

床、机、イス、会議机と使いやすそうな調度類で固めてくれています

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続いてのご質問、

「ベトナムで固定のフリーダイヤルを取得することはできますか」

です。
これは簡単です。
答えは「できます」です。
フリーダイヤルを持つことはできるんです。

まず、こちらベトナムの電話会社は大きく分けて「Viettel(ヴィッテル)」と「VNPT」の2社があります。
VNPT社に電話で確認した内容をお知らせします。
まず必要な経費です。

  • セットアップ料金(初回のみ):1.980.000VND(約94ドル)
  • 番号のレンタル料金(毎月):495.000VND(約24ドル)
  • 通話料金(毎月):これはお客様からの受信頻度によってかわってきます。

ちなみに「Viettel(ヴィッテル)」にも確認しましたが、教えてくれませんでした・・・
顧客対応はどちらかというと「VNPT」の方が一歩リードしているようです。

VNPTが2004年7月1日よりフリーダイヤルサービスを開始しています。
しかし、広告などを見てもあまりフリーダイヤルを取り入れている企業は少ないようです。
というかほとんど04で始まる通常の固定電話番号か、個人の携帯電話番号表記ばかりが目に付きます。

しかし、ベトナムで名刺に「フリーダイヤル」を付けて配ると、とても目立ちますね、
商売繁盛に繋がれば良いかと思います。
ご参考下さい。

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田口 庸生

田口 庸生 の紹介

初めまして、「ハノイリビング」営業担当の田口(たぐち)です。 日本より初めてベトナムのハノイに着任された日本の皆様、 愛するご家族を日本に残し、初めての「海外単身赴任」をこれから経験される皆様、 快適なハノイでの生活を満喫していただくために、皆様の「お住まい探し」から「入居後のサポート」まで一貫した「窓口対応」を請け負います。 「ベストマッチ」を合い言葉に・・・ どうぞお気軽にお問い合わせください。 お待ちしております。
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