「的を得た」リクエスト回答をさせていただく為に

ホーチミンにて「キンチョーの殺虫剤を連想してしまいます」

冒頭の写真は先日行ったホーチミンで撮ったものです。
今回の話になんの関連もありませんが(笑)、面白い写真だったので彩りを付けるために採用いたしました。

今日はベトナムの長い旧正月(テト)の最終日の日曜日。
お気に入りのJoma Bakery Cafeでモーニングを食べながら、皆様からのメール問い合わせにご回答させていただいております。

いつも同じような内容のQ&Aになるケースが多いので、ここで皆様からいただく一番多いご質問と、その回答例をご紹介しておきます。
ご紹介させていただく目的はただひとつ。

「的外れな物件紹介をして、貴重なお客様の時間を無駄にしたくないから」

です。
最初のヒアリングをしっかりしておけば、限りなくお客様の希望に近いお部屋をご紹介できるはずですが、そこを適当にしてしまうと・・・

「次回の機会にまたお時間いただけませんか」

という間抜けなご案内になってしまいます。

日本で賃貸物件をご紹介しているのであれば「次の機会」もありかもしれませんが、ここは異国ベトナムのハノイです。
ハノイ赴任が決まってから、慌ただしく赴任準備を始めることになりますね。
引き継ぎから赴任先での新しい業務の段取り・・・多忙なスケジュールと戦いながら、ご自身の住まいも決めていかないといけない・・・
なんとか用事を作って新規赴任先のハノイにご主人がこられる、そのタイミングしかお部屋をチェックする機会が無いのが通常です。

もし、ご家族帯同でこられるのであれば、奥様にも是非みていただきたいところです。
昼間ずっとアパートにいるのはご主人ではなく奥様やお子様です。
ほぼ100%の方は、

「妻が気に入ってくれるアパートに」
「子供に負担の掛からないアパートに」

というご意見です。当たり前ですね。
しかし、自費を払って奥様やお子様といっしょにハノイの物件選定に来られる方は、ほとんどおられません。
ご主人が撮るデジカメの写真だけで、ご家族は判断しなければならないというのも、申し訳ない話です。

ですので、私達は事前のメール等のやりとりでいかに臨場感を持って物件のご紹介ができるか・・・
ここにこだわって対応させていただいております。

Q&Aを繰り返して、望まれているお部屋の雰囲気を掴むことができれば、後は物件紹介です。
いきなりハノイに来ていただくのは難しいでしょうから、先ずご希望物件のビデオ撮影をした動画を先に見ていただくようにしています。
見ながら奥様やお子様達とあれこれ話をしていただき、ご希望物件を絞りこんでいく。
このやり取りを終えた後に、満を持してハノイにご主人が来た時に内覧してもらい、決めていただく・・・
こんな流れですね。

本日はそのQ&Aの最初のとっかかりのやり取りの1例をご紹介させていただきますね。

歩道にさりげなく売られている「ノンラー」

▼▼▼
【お客様からのご質問メール】

3月中旬にハノイに赴任予定です。
勤務先は5号線上にある「○×工業団地」で通勤となります。
予算は3.000ドルまでで物件の希望は下記のとおりです。

  1. 2ベッドルーム程度
  2. トイレはウォシュレット付き
  3. サービスアパート
  4. 徒歩圏内に日本食堂あり
  5. Waterサーバー(お湯、水がでるもの)付き
  6. 高層階(蚊が来ないレベル)
  7. インターネット付き
  8. インターネットテレビをひける環境

▲▲▲

こんな感じでいただきます。
もっと簡単な内容のお問い合わせもありますが、平均的にこういうリクエストメールとして受け取るんですね。
これに対して、私が順に回答をしていくわけですが、この情報だけでは未だ物件のご紹介はできません。
ここで「的外れな」ご案内にならないように、未だ3月中旬まで多少時間がある訳なので、逆にご質問をお送りさせていただくんですね。

何が分からないかと言いますと、

  • 単身赴任なのかご家族帯同なのか
  • 「○×工業団地」まで単身でのご通勤となるのか、皆さんまとまってバスでのご通勤となるのか
  • 御予算3.000ドルの中に含まれる経費はどこまでを想定されているのか

「徒歩圏内に日本食堂あり」と言われている段階で単身だろうとは想像付くのですが(笑)。
しかし、念のための確認です。

というのも、単身者様へのご紹介物件と、ご家族帯同の場合、またお子様がいる場合のご紹介物件とでは、全くお部屋が変わってきます。

詳しくは、ハノイで住む場所を決めるポイントについてをご参照ください。

奥様がいれば、間違い無く「買い物至便なエリア」、お住まいのレジデンスで何かと時間の過ごせる環境が整っていること・・・
この辺りの条件が必須となります。
単身者であれば、ベトナムハノイでの健康維持を考えて「食事も大切な仕事の一つ」と捉えるべきかと思います。
ですので、「徒歩圏でいける日本食レストラン」というリクエストは大事な決定要素となります。

それと同じくらい奥様帯同となれば、ショッピングセンターが近くにないとダメですね。
自ずからお勧めするアパートが限定されてきます。

これにお子様も帯同となると、学校への通学の問題が出て来ます。
特に幼稚園ともなると、「スクールバスサービスの無い」学校もあります。
下記に、ハノイの日本人向け幼稚園と小学校についての詳細をご紹介しておきます。

私はまず一番先にお聞きするのは、「ご家族帯同かどうか」です。
最初は単身でも、「夏過ぎに子供と一緒に合流する」というかたも「ご家族帯同者」として想定してお部屋探しをします。

ハノイ「オペラハウス」前の通り

続いてご通勤の交通手段と「誰と一緒に通勤されるのか」です。

ハノイ市内へのご通勤なら、「気持の切り替えに必要な適度な距離が保てる範囲で」という基準で大概はOKですが、半数以上のお客様は「遠方の工業団地へのご通勤」となります。
当然交通手段が大事になってきます。

この際お聞きしたいのは、

「先に赴任されている方と同じバスに乗って通勤されるのかどうか」

です。
なぜかと言いますと、複数人の社員様をピックアップしていくバスの順路から、あまり離れない範囲で見つける必要があるからです。
赴任者様がお一人目の方で、お一人でご通勤されるのであれば、自由にエリアを決める事ができますが、ピックアップされる方なのであれば、

「ピックアップのバスルート上でなるべく探す方が良い」

に決まっていますね。
経費を抑えるために、最初は通勤車両は1台で動かしたいと考える訳ですから。

「他の赴任者様に迷惑の掛からないエリア」

それを見極めるために、先にお住まいの赴任者様のアパートをお聞きし、そのピックアップルートを計算して物件をご紹介させていただく必要があります。
この辺りの情報をお聞きするようにしています。

朝のKim Ma通りです

最後に御予算の確認です。

お問い合わせいただく中でご提示してもらう予算額は、大体は「会社で家賃として支払える金額」を言われるケースがほとんどです。
ところが最近契約される会社の契約担当者様からよく言われるのは、

「基礎家賃額と税金管理費以外は、赴任者負担としたいので家賃額を分けて表示して欲しい」

というお問い合わせです。
サービスアパートの場合、基礎家賃額に税金・管理費はもちろん含まれた金額となっています。
それに加えて、

  • ハウスキーピングサービス
  • インターネット使用料
  • 水道料金
  • 日本番組視聴料(NHKプレミアム)

これらのサービスがインクルードされているケースが多いですね。
中には、「朝食代」や「上限額が決められた電気代」なども入っている場合もあります。

「会社として赴任者に掛ける費用負担の内容に不公平感を出す訳にはいかない」というお話を最近よく耳にするようになってきました。

「Aさんのアパートは朝食や電気代まで家賃にインクルードされている」
「Bさんのアパートはハウスキーピングサービスとインターネット使用料だけ」

予算の範囲に収まっていれば、基本どこでもいいというのが今まででしたが、最近は、

「基礎家賃と税金・管理費、そしてインターネット使用料までは会社負担とし、それ以外の費用は後で赴任者から徴収する」

と決めておられる会社様が出て来ています。
これを踏まえて考えますと、お客様からいただく「予算3.000ドル」の額・・・
それは、

  • 「会社が負担する家賃額」なのか、
  • 「会社負担額+お客様で負担する光熱費など全ての費用を含めた合計額」なのか、

確認する必要がでてきます。
1割くらいの金額が変わってますね。
1割変わればご紹介できるお部屋も多少変わってきます。

ある程度お客様のご希望に「臨機応変に」対応させていただいておりますので、ご安心願いたいのですが、一応すれ違いの無いよう確認させていただいております。
サービスアパートなら、最初からサービス込みの家賃額ですが、Golden WestlakeKeangnam Hanoi Landmark Tower(カンナム ハノイ ランドマーク タワー)といったコンドミニアムなら、家賃額は基礎家賃額に税金・管理費込みの額での提示となります。
そこから、どんなサービスを追加して欲しいのか、ご希望をお聞きして家賃額を積み上げていきます。

契約金額に含めてしまえば、予算額に収まっているのであれば・・・
会社側には分かりません(笑)

ここが、「臨機応変」の意味だと受け止めてください。

レイクビューが素晴らしいアパートメント

最後にリクエストにもあります「ウォシュレット」取り付けの件です。

ちょっと長くなり、大変恐縮です。

日本でウォシュレットを使われている方は、ベトナムに来たから我慢する・・・
などというわけにはどうしても行かないですね。

ハノイでもTOTOやINAXさんが頑張っておられます。

上記の稿でご紹介させていただきました。
一番問題なのが、

「ベトナムのトイレに電源が確保できない」

と言うケース、結構あります。
まだまだ日本ほどウォシュレットが浸透していませんから、仕方がありません。

当然、アパート側でもウォシュレットを標準にしているところは、極端に少ないのが現状です。
付けて欲しいというリクエストが、限りなく通りにくいのが日本人に人気の「ウォシュレット」なんです。
結構壊れやすく、メンテナンスに費用がかかると思われている節があります。

交渉はしてみます。
が、通らない時はお客様で購入していただく必要があります。

先の稿でご紹介したTOTOさんINAXさんの商品も、「電源要らず」の「ウォシュレット」をベトナム市場に投入してきているんです。
そんなに高くなく、保証期間もしっかりついている日本のウォシュレットです。
お勧めはできるかと思います。

「Big C」地下一階の食料品売り場の風景

以上のようなやりとりを日々お客様とさせていただいております。

当社のこのサイトに掲載していない物件も未だあります。
今日ご紹介させていただいたポイントを押さえてリクエストをいただけると、ご希望に見合う物件のご紹介を早くさせていただけるかと思います。

どうぞお気軽にお問い合わせください。
よろしくお願いします。

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田口 庸生

田口 庸生 の紹介

初めまして、「ハノイリビング」営業担当の田口(たぐち)です。 日本より初めてベトナムのハノイに着任された日本の皆様、 愛するご家族を日本に残し、初めての「海外単身赴任」をこれから経験される皆様、 快適なハノイでの生活を満喫していただくために、皆様の「お住まい探し」から「入居後のサポート」まで一貫した「窓口対応」を請け負います。 「ベストマッチ」を合い言葉に・・・ どうぞお気軽にお問い合わせください。 お待ちしております。
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