ベトナムハノイの有名メーカー「アリババ」の話

「Banh Da Cua」のお店で、ホーチミンのおばちゃんに取り囲まれたhongちゃん

「Banh Da Cua」のお店で、ホーチミンのおばちゃんに取り囲まれたhongちゃん



当社には現在3人のローカルスタッフが在籍しております。
なかでも家庭の主婦をこなしながら、地味に「ハノイリビング」を支えてくれているのが、ローカルスタッフ「Huyenさん」です。
私が付けたあだ名は「マダムHuyenさん」。
以前Hoan Kiem(ホアンキエム)の15 Chan Cam Streetにある有名なローカルレストラン「Madame Hien」にご飯を食べに行ったのですが、その時の美味しさを忘れることができません。
ベトナムのお袋の味を代表する「Madame Hien」と6歳の元気な男の子のお母さんであるHuyenさんがどうもダブって見えてしまいます。
自然に「マダムHuyenさん」になっちゃいました。

彼女は片言の日本語でなんとかコミュニケーションは図ることができます。
時々日本語が通じず、お互い固まってしまう時があります。
先日、そのHuyenさんとたまたま事務所で二人になったときのことです。

携帯で息子さんと話をしている様子。
彼女の息子さんは小学校に入りたてで、苦手の水泳教室にも積極的に習っている頑張り屋さんです。
しかし電話の様子がどうも「息子さんを慰めている」感じだったので、気になった私は電話が終わるとすかさず「何があったのか」聞いてみました。

「息子がおNEWの自転車をなくした」

というんです。

「あーそういうこと・・・」

悲しそうな、しかし半ば諦めたように肩を落としているHuyenさんが可愛そうになり、自転車の1台くらい買ってあげられないものか・・・考えてしまいました。
血気盛んな息子さんと出張勝ちのご主人の3人家族。
いつも晩ご飯の献立に間に合うように、必死で仕事をかたづけて、家庭の母親とOKを両立させて頑張ってくれています。
昨日今日入社した社員ではなく、「ハノイリビング」の立ち上げの時からずーっと頑張ってきてくれているスタッフです。
どうにかしてあげられないものか・・・と考えた訳です。

日本円でどうでしょうか・・・5.000円くらいのものでしょうか。
しかし、こちらのベトナムの人にすれば、とても高価な買い物になります。

有るべき所に無くなっていた・・・
その場で泣きながらうつむいている小さなスタッフの息子さんを想像した私は、買ってあげることを意識していたのか、なにげに・・・

「なんていうメーカーの自転車なの?」

と息子さんの自転車のことを聞くと、

「アリババ」

と答えるHuyenさん。
なんとなく子供の自転車メーカーに不釣り合いな名前だなと思いましたが、「かっとび系なのかな・・・」とその場はそれで終わりました。

ハノイの孔子廟「文廟」で見つけた写真「水上生活をする子供」

先日、いつも愛用させていただいてます日本食レストラン「喜八」に行った時のこと。

日本食レストランですので、店員の女の子達には結構「大学で日本語を勉強中」な子が多く、私は恰好の「練習相手」になってしまっています。
ある日、お昼一番でお客様のご来社が急に決まり、慌てて喜八に昼食を食べに来た時でした。

「あのー田口さん、私大学でパソコン盗られた」

いつもの明るい店員さんがややこしい話しを持ちかけてきましたが、急いでいた私はなるべく相手になりたくは無かったので、とっさに返しの言葉が思い浮かばず、なんとなく・・・

「どこのメーカーのパソコン?」

と差し障りの無い質問をしてごまかすと、

「アリババ」

と答える店員さん。

そんなメーカーのパソコン聞いたことありませんが、なにせここはベトナムですので・・・
国産のパソコンメーカーが出した安いパソコンなのかなと・・・
しかし、何か聞いたことのあるメーカー名やな・・・

もううっすらとオチが見えてきた方もおられるかと思いますが(笑)
気にせず続けます。

ハノイの孔子廟「文廟」で見つけた写真「雨を歩く母親」

最後にもう一度マダムHuyenさんとの会話です。

夜少し残業していたHuyenさん。
パソコンに向かって真剣な顔をしていたのですが、急に首をかしげ、口をとがらせて、悲しそうな顔をするんです。
その時の表情があまりに分かり易かったので、思わず吹き出しながら、

「どうしたの?」

と聞くと、

「友達がiPhoneを盗まれた」

しかし、よく物が盗られる国です。
同じような話を、あちこちで聞いているような気がします。
眉をハの字にしているHuyenさんの疲れた顔をしばらく眺めていると、ぼそっと彼女が、

「アリババ嫌い・・・」

iPhoneのメーカーは絶対「アリババ」ではありません。
その瞬間、アリババの意味を理解しました。

ひったくったり、置き引きをしたり・・・
そんな輩をベトナムの人達は「アリババ」と呼びます。

私の拙い理解力と、慣れないローカルスタッフの日本語とで会話をすると、「メーカー名」が「盗っていった人」と伝わる恐ろしさ。
まあ、ある意味「ベトナムハノイ産」の話ですから、多少はかすっているかなと(笑)。

ハノイ事情しか私はわかりませんが、
なにせハノイの街中は「アリババ」だらけです。

日本人をも狙う「商魂たくましいアリババ」も増殖中です。
最近iPadを買った私としては、ついiPadを持ってぶらぶら街中を散策したい気分なのですが、

「どうぞ、アリババしてください」

恰好の餌食となるところでした。
iPadは小脇に持たずにカバンに入れて持ち運びしましょう(笑)

では、最後に日本人が一番狙われて被害の出ている道をお客様から聞きましたので、皆さんにお知らせしておきます。

日本人のアリババ被害多発エリアです

Kim Ma通りからトゥーレ湖の横を通ってDao Tan通りにでる道(上記地図の丸印の箇所)。
DAEWOOホテルとトゥーレ湖に挟まれた200メートルほどの道です。
私共「ハノイリビング」のすぐ近くの道です。
そんなに広い道では有りませんが、深夜、一人でぶらぶら歩いている日本人をどうも狙うようです。
片側がトゥーレ湖、反対側がディスコなので、声を出しても響かない・・・アリババの仕事場所とすれば最適な環境です。

アリババ被害に遭うと、絶対モノは帰ってきません。

夜飲んだ後、歩いて自宅アパートまで帰る方。
なるべく大通り沿いを歩いて帰るようにしてください。

以上、お客様に笑われずに済んで「ホッ」とした話でした。

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田口 庸生

田口 庸生 の紹介

初めまして、「ハノイリビング」営業担当の田口(たぐち)です。 日本より初めてベトナムのハノイに着任された日本の皆様、 愛するご家族を日本に残し、初めての「海外単身赴任」をこれから経験される皆様、 快適なハノイでの生活を満喫していただくために、皆様の「お住まい探し」から「入居後のサポート」まで一貫した「窓口対応」を請け負います。 「ベストマッチ」を合い言葉に・・・ どうぞお気軽にお問い合わせください。 お待ちしております。
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