ハノイからハイフォン沖合のCat Ba(カットバー)島まで高速飛ばして行ってきました

ハノイの「Luong Yenバスターミナル」ここからハイフォンまで高速に乗って向かいます

ハノイの「Luong Yenバスターミナル」ここからハイフォンまで高速に乗って向かいます



ハノイリビングの田口です。

ご無沙汰しておりました。
繁忙期の真っ最中、落ち着いて机に座れる機会が無く、浄水器のご紹介以来えらく時間が掛かってしまいました。
ようやく一段落つきましたので、引き続き更新を重ねていきます。
どうぞよろしくお願いします。

ここベトナムに日本から数々の投資が向けられています。
また、日本からたくさんの方々が来越し、日本で培った技術を元に新天地ベトナムで勝負を掛ける若きサムライ達も増えてきました。
逆に、若い労働力を生かし、もの作りの卓越した日本が思わず仰天するような質の高い製造品を安く日本へ輸出しているベトナム人起業家もいます。

・・・全て「話には聞く」ことばかり。
人から聞くだけでは頭でっかちになるだけで、その事業の「凄味」を肌で実感できるまでには至りません。

「Kim Ma周りをうろちょろしているだけでは、生きた知識が広がっていかないな」

最近の反省点です。
そこで、これからは積極的にベトナムで行われている事業を、足を運び我が目で直接見廻ることにしました。

そんなある日。
ベトナムでかれこれ20年間、事業を続けてこられたある「大御所」から、電話をいただきました。

「ああ、田口さん。どうでもいい話なんですがねー」

この方は、すごい内容の話でも、そんなにたいしたことの無い話でも、必ず「どうでもいい話なんだけどー」という謙遜から入ります。

「ハイフォンの先のカットハイ島っていうところで日本のODAがね、『国際大水深港』を作っているの知っている?
ハイフォン港は水深が浅くて大型船が停泊できないし、拡張も難しい。
そこで日本の五洋建設と東亜建設工業が大水深港を作るっていう話。
また三井住友建設がね、ハイフォン港からそのカットハイ島へ渡す、すごい長い海上橋梁を作っている。
田口さんの仕事には直接あんまり関係無いかも知れないけど、でも一度見に行った方が良いよ。
一緒に行きませんか?」

とても「どうでもいいような話」だとは思えません。
日本の強い「港湾技術」と「橋梁技術」を結晶した事業を、高速でつながったハイフォンの先で展開している、その熱気を一緒に感じに行きませんかというお誘いです。

「ハノイ・ハイフォン間の高速がつながった」と聞いた時から、どれだけ近づいたのか、実際高速を飛ばして行ってみたかったんです。
その先の日本のODA案件であり、日本・ベトナム両国による初のPPPプロジェクトで、今後北部ハノイが発展するに欠かせない一大事業が今粛々と進んでいるようです。

「ハノイ・ハイフォン間が高速道路で結ばれる」

聞いた時からその実現に疑問を持つ方の意見を結構耳にしていました。

「ハイフォンの人達はハノイが大嫌いだからね。高速道路でつながるなんて・・・そうはさせない力が働くと思うよ」

ハイフォンという港湾都市にゴロゴロ転がる「既得権益」。
そしてそれに群がる輩達。
高速道路などつながれば、ハイフォンに歩留まりせず、ハノイまで物資が「素通り」してしまう。
「そうはさせまじ」と妨害されるに決まっている、そういう見立てを色んな方から耳にしました。

が、どうでしょう。
つながりましたね。

昔、嫁さんがハノイに遊びに来たとき、ハロン湾へ遊びに行きましたが、その時掛かった時間が3時間半くらい。
途中何度も休憩を入れながら「ようやくたどり着いた」、そんな印象でしたが・・・

1時間ちょっとでハイフォンまで行き着くというんです。

ハロン湾とハイフォン市内とではちょっと距離が違うのでしょうけど・・・
でも行ってみたいと思っていたエリアへのお誘いです。
「スケジュールをこじ開けても行きたい」、そう思った私は、2つ返事で行かせていただく回答をしました。

仕事の関係で、私は後から送れて向かうことに。
そのお誘いいただいた方々は、先にバイクで現地に行き待っているとのこと。

「はて、何回かお目に掛かった事のある方ですが・・・何故また私にお声がけを?」

ちょっと不思議に思いましたが、ベトナム20年選手からのお誘いです。
既に事業を成功させた実力者、一緒に隣で息を吸っているだけでも「ためなる」ようなハノイの生き字引です。
断ると罰が当たる気がしました。

皆様にはその方がどなたか・・・最後にお知らせします。
では、今回の1泊2日の視察旅行のスケジュールをお知らせします。

ハノイからハイフォン経由でCat Ba島南端までが今回の旅程です

ハノイからハイフォン経由でCat Ba島南端までが今回の旅程です



お誘いいただいた「ハノイの大御所」さんが指定された目的地は、Cat Ba(カットバー)島最南端の街。
そこが何と言う名前の街なのか、さっぱりわかりません。

「いいや、行けばわかるわ」

行ったことのないハイフォンから更に高速艇に乗って約50分ほど走った先がCat Ba(カットバー)島。
何やら昔からの観光地だそうで、ハノイリビングのスタッフ達に聞いても、

「まあ、名前は知っているけど、行ったことない」

というような回答です。
ハノイの人達にはあまり馴染みの無い場所なのかな。

また、今回は行けませんでしたが、沖縄の海のような澄み切った海水浴場が、外洋に面して広がっているスポットがあるのだとか。

「盆地のどんよりとした空気のハノイから、車と高速艇で3時間半ほどで沖縄ばりの海に行ける」

今まで考えてもいなかった休日の過ごし方が、高速道路開通とともに目の前にお膳立てされた、そんな感じです。
また後日、こっそり「マリンブルー?」の海辺で過ごしたレポートを、皆様にお届けしたいと思います。
娯楽の少ないベトナムハノイでの休日の過ごし方、なるだけ引き出しはたくさん持っているに限ります。

さて、今回のプチ旅行の行程を以下にお知らせします。
折角ハイフォンまで行くので、この際見たいと思っていたポイント全て行程に入れてみました。
なお、今回行ったルートは、この後のGoogle Mapに番号を入れてピン表示していますので、ご参考下さい。

  1. Hai Ba Trung(ハイバーチュン)区にある「Luong Yenバスターミナル(Ben Xe Luong Yen)」から高速バス「Hoang Long Express」に乗りハイフォンのバスターミナル「Niem Nghia(Ben Xe Nie Nghi)まで。なんと1時間と少しで到着!
  2. 「Niem Nghiバスターミナル」からセオムでディンブー工業団地を経由。その広さをバイクに乗りながら体感する。ブリジストンさんの広大な工場を横目に高速艇の船着き場へ
  3. ディンブー工業団地の先にある船着き場へ到着。セオムのおっちゃんにチップ込みで200,000VND払う。所要時間30分ほど
  4. 1時間に1本の高速艇に乗り、Cat Ba島へ。途中三井住友建設さんが現在建設中のベトナム最長の海上橋を見学
  5. Cat Ba島に上陸。陸に上がるとすぐそこに大型バスが待機している。とりあえず乗り込む
  6. 約30分ほど、片側は岩山、もう片側は海か畑という道をくねくね走り、Cat Ba島南側の開けた街に到着。大御所達と合流、絶品の魚介類に舌鼓を打つ。
  7. 翌日は大雨のため、朝からハノイへ向かう(ちょっと残念・・)



では順に写真を取り混ぜながら、ご説明していきます。

ハノイ市内からハイフォンまで高速バスでなんと1時間少し、驚嘆の早さ!

ハノイのバスターミナル「Ben Xe Luong Yen」からハイフォンのバスターミナル「Ben Xe Niem Nghi」まで、快適なバス移動でした。
びっくりするほどの早さ。
ニャッタン橋ができてノイバイ空港とのアクセスが格段に便利になったのと同じくらいの衝撃でした。
もうこうなるとハイフォンは隣町の感覚。

「ロンビエンが開けてくるかも、ECO Parkに住む日本人がもっと増えるかな」

そんな気配がします。

冒頭にご紹介したのは、ハノイのLuong Yenバスターミナル。
いろんなバスターミナルがありますが、大御所の指定でここから向かうことに。

このバスターミナルの上はホテルになっているようです

このバスターミナルの上はホテルになっているようです



前もってマダムHuyenさんにお願いして、チケットを取って貰っていました。
行ってそのまま高速バスに乗り込んで、車中でお金を払っても良いかと思いますが、席が空いていないと乗れません。
早めに買って抑えておくのがベストかと思います。

高速を走るバスは結構な大型バスでした

高速を走るバスは結構な大型バスでした



「Hoang Long Express」というバスに乗ります。ハイフォンまで料金はたったの80,000VND(400円)

「Hoang Long Express」というバスに乗ります。ハイフォンまで料金はたったの80,000VND(400円)



ハイフォンのバス停までたったの80,000VND(400円)!
信じられない安さです。
車内は一応豪華仕様??
マイクロバスみたいな車両だったらどうしようと心配していましたが、これなら大丈夫そうです。

高速バスの車内風景

高速バスの車内風景

こんなうっとうしいやつ、どこにもおりますな

こんなうっとうしいやつ、どこにもおりますな



「後ろのお客のことなど関係ない」
リクライニングを大きく倒しているバカを後ろから蹴り倒してやろうかと思いましたが、行き先は「やくざさん」がウヨウヨしているハイフォンなので控えめに。

途中まっすぐに伸びる、綺麗に舗装された高速道路を快調に走る。
写真を撮らなきゃ・・・と思いながらも、あまりの快適さに、寝コケてしまいました。
気が付くと、もうハイフォン市内・・・
なんと、皆さんにお伝えしようと考えていた新しい高速道路の写真が撮れずじまいでした。
すみません。

Niem Nghiaバスターミナルからセオムに乗ってディンブー工業団地視察

「途中ブリジストンさんの工場を通るけど、すごい広さだよ。サムスンの工場に匹敵するくらい。一見の価値はあるよ」

大御所の教え通り、早速ブリジストンさんが入っている「ディンブー工業団地(Dinh Vu Industrial Park)」を目指します。
そしてその先にCat Ba島へ向かう高速艇乗り場があるとのこと。

「田口さん、ベトナム人のセオムのおじさんをチャーターしたので、Niem Nghiaバスターミナルを降りたら探して。そいつには田口さんの名前を叫ぶように指示している。
そいつ、日本語の発音下手だから『とぅわーぐちぃしゃーん、とぅわーぐちぃしゃーん』くらいの滑舌で叫んでいるから見つけてね」

終点とおぼしきNiem Nghiaバスターミナルを降りて、大御所自ら手配してくれたセオムのおじさんを探す。
・・・すると6人くらいのおじさんが近寄ってくる。
誰も「とぅわーぐちぃしゃーん」と叫んでいない。

ここは終点のバスターミナル。
当然降り立ったお客を狙って、そこかしこでセオムおじさん達が争奪戦を繰り広げている。

「『とぅわーぐちぃしゃーん』って叫んでくれなきゃわからんよ・・・」

どうしようもないので目の前にニコニコ笑いながら立っているセオム親父に声を掛け、大御所に電話をする。
どうも大御所御用達のセオムおじさんは遅れて来れないらしい。
直接大御所からその親父に行き場所を説明してもらい、そのまま半島先の高速艇乗り場へ。

Hai Phongの街中「トラックの数がハノイに比べて半端ない」

Hai Phongの街中「トラックの数がハノイに比べて半端ない」

ハノイの街中と走る車の種類が違います

ハノイの街中と走る車の種類が違います



ハノイなら大型トラックは深夜0時以降しか走れません。
それだけに、日中からこんな大型トラックが道路を走る景色を久しぶりに見ました。
大型トレーラーの横をコバンザメのように併走するセオム親父。
クラクションの音にひっくり返りそうになるくらい、親父の運転が覚束ない・・・

暫く走ると、工業団地が見えてきます。
どこからが工業団地の入り口だったのか、大きな道路がそのまま延びているので、好く分かりませんでした。
気が付けば、大型トレーラーと一緒にディンブー工業団地(Dinh Vu Industrial Park)に紛れ込んでいました。

ディンブー工業団地(Dinh Vu Industrial Park)が始まります

ディンブー工業団地(Dinh Vu Industrial Park)が始まります

ハノイ北部にある工業団地でも最大級のディンブー工業団地です

ハノイ北部にある工業団地でも最大級のディンブー工業団地です



1,463Haを有するハノイ北部屈指の大型工業団地です。
ブリジストンさんや日通さんなど、日系企業も入っています。

一度見てみたかったアジア最大規模「ブリジストン」の工場(in ディンブー工業団地)

一度見てみたかったアジア最大規模「ブリジストン」の工場(in ディンブー工業団地)



高速が通じてハノイから近くなった「ディンブー工業団地」。これから入居企業が増えるのは間違いありませんね

高速が通じてハノイから近くなった「ディンブー工業団地」。これから入居企業が増えるのは間違いありませんね



延々と続くディンブー工業団地内の舗装道路

延々と続くディンブー工業団地内の舗装道路



なにせ安全運転をキープしてくれるセオム親父なので、なかなか半島の先まで行き着きません。
すごいトラックの数。
別にタクシーで移動しても良かったかなとも思いました。
しかし、ここは20年選手の大御所の意見、

「セオムでも充分ですよ、無駄はしない」。

お陰で「ディンブー工業団地」の空気を体一杯に受け止めることができました。
そして走ること30分。
工業団地の先にあるCat Ba島行きの高速艇乗り場に到着しました。

高速艇乗り場からCat Ba島へ。三井住友建設さんの海上橋梁を見学

Cat Ba島への高速艇の乗り場「パット見ても船着き場とはちょっとわかりません」

Cat Ba島への高速艇の乗り場「パット見ても船着き場とはちょっとわかりません」



「おっちゃん、ほんまにここで合ってるんかいな」

おっちゃんが道中何ども道すがらの通行人に尋ねてくれながらたどり着いたのは・・・何だかよくわからない掘っ立て小屋。
船の影も形もない。

私以外日本人は一人もいません

私以外日本人は一人もいません



何やら待合室がある・・・

高速艇に乗って対岸のCat Ba島へ「いくらだったかな、120,000VNDくらいかな」

高速艇に乗って対岸のCat Ba島へ「いくらだったかな、120,000VNDくらいかな」

Cat Ba島にあるホテル?「期待が高まります」

Cat Ba島にあるホテル?「期待が高まります」



ああ、Cat Baと書いてある!
フルムーンで行くようなところかいな・・・
日本の熱海のような感じなのかな?

ハイフォン東部「ディンブー工業団地先」の船着き場からCat Ba島へ

ハイフォン東部「ディンブー工業団地先」の船着き場からCat Ba島へ



おおっ、船があった。
ここだな、間違い無い。

待たせてあったセオムのおっちゃんにお金払わなきゃ。
おっちゃんは場所があっていることを理解すると、口を尖らせて、

「150,000VND(750円)はくれないとー」

と言うので、おっちゃんの肩を抱きしめ、200,000VND(1,000円)渡すと喜んで帰って行きました。
充分1,000円以上の仕事をしてくれましたよ。
おっちゃん、ありがとう。

ここからCat Ba島へ写真の高速艇で45分くらいだと大御所より聞いています。
待合は全員ベトナム人。

赤色の辛そうなインスタントラーメンを子供に食べさせているお母さん。
60歳を超えたくらいのおじいさんが2人、スマホのトランプゲームに熱中している。
平和なひととき・・・

その時大御所から電話が掛かる。

「今から乗り込みますね。Cat Ba島まで着いたら、迎えに来ているバスに乗り込んで下さい。そこから30分くらい南に走ったところにいます。
もう今日は田口さんが主役ですよ〜
新鮮なカツオ絞めて待ってますから〜」

午後2時にハノイのLuong Yenバスターミナルを出発してからかれこれ3時間が過ぎています。
時刻は午後5時過ぎ。
どうも大御所がいる先発隊は、とっくの昔からCat Ba島の南端で酒盛りをしているようです。

さて、この高速艇でCat Ba島へ行く迄にどうしても見ようと決めていたのが、

  • ラックフェン国際港建設現場(道路・橋梁):三井住友建設さんが手懸けるベトナム最長の海上橋
  • ラックフェン国際港建設現場(港湾):五洋建設さんと東亜建設工業さんが手懸ける大型コンテナ船の受入れを可能とする大水深港湾の建設現場

です。

今回ハノイからハイフォンまで高速道路の開通で大幅に距離が縮まりました。
今までは「ハノイ」と「ハイフォン」は離れて孤立した点でしかなかったのが、1時間そこそこの時間で行き来できることで、ハノイ・ハイフォン間に進出している多数の外国企業とそれを含む工業団地全ての点が繋がり、面としての「ベルト工業地帯」が急遽出現したことになります。

ハノイを含むこのベルト工業地帯の経済活動を下支える主要港として,現在ハイフォン港とカイラン港が稼働しています。
しかしこの2港は水深が7メートルと浅い港であるため、大型のコンテナ船を横付けできない問題点がありました。
その影響からか、今後拡張による伸びしろが見込めない両港のコンテナ貨物取扱可能量の合計はMAX4,000万トン程度、これ以上増やすことは困難なのだそうです。

しかし経済成長に伴うベトナム北部のコンテナ貨物量は,2015年に4,200万トン,2020年には5,900万トンに増大すると見込まれており,これらコンテナ貨物を両港のみで取り扱うことは難しくなってきています。

こうした背景から、ベトナム北部におけるコンテナ貨物取扱量を増強することが急務となっており、この問題解決の切り札が日本のODAによる「ラックフェン国際大水深港」なんです。
水深が14メートルと10万トンクラスの大型タンカーを接岸できる能力を備えた港湾設備を、Cat Ba島の手前にあるCat Hai島の先に作る計画です。

また、ハイフォン市から沖合いの「ラックフェン国際大水深港」までを繋ぐ海上橋梁とセットでこのODAは進められています。

「ラックフェン国際大水深港」の位置図

「ラックフェン国際大水深港」の位置図



この赤い丸印が「ラックフェン国際大水深港」の位置です。
次に、下記の絵をご覧ください。

「青い線」は、私が高速艇とバスを乗り継いで「Cat Ba島の最南端」まで動いた経路です。
これで見るとお分かりかと思いますが、「ラックフェン国際大水深港」は船の沖合過ぎて、見学することができませんでした。
Cat Ba島まで渡ってしまう前に、先にCat Hai島で上陸し、陸路近づいて行かないと見学は厳しいですね。
恐らく大御所さん達は、Cat Hai島に一度渡り、バイクで近づいて見学されたんだと思います。

・・・残念、しかし仕方がありません。
何も無しでは申し訳ないので、Google Mapの航空写真を気休めですが付けておきます。

ラックフェン国際港の航空写真

ラックフェン国際港の航空写真



また、ベトナム日本商工会さんが視察に行かれた時のレポートを見つけましたので、ご参照下さい。

1月8日(木)ラックフェン港現場視察

ハイフォンからCat Ba島目的地までの行程

ハイフォンからCat Ba島目的地までの行程



ハイフォンの街から「ラックフェン国際大水深港」を建設しているCat Hai島までは、今回私が渡ろうとしている「高速艇」しか交通手段はありません。

大量の貨物をハイフォンを経由してハノイへ陸路運送する為に、大型橋梁を掛けないといけません。
それを、三井住友建設さんが手懸けられています。

三井住友建設がベトナム企業と合弁で行う橋梁建築現場。長さは5.4km、ベトナム最大級です

三井住友建設がベトナム企業と合弁で行う橋梁建築現場。長さは5.4km、ベトナム最大級です



ハイフォンからCat Ba島までの高速艇からみた三井住友建設が手懸ける橋梁

ハイフォンからCat Ba島までの高速艇からみた三井住友建設が手懸ける橋梁



もの凄い橋梁の長さです。
長さは5.4km、完成すれば海上橋梁として、ベトナムでNo1の長さだそうです。
これは日本の技術のまさに真骨頂ですね。

さて、この後はビデオで説明させていただくことにしましょう。

高速艇から撮影した海上橋梁がちらほらと入っているかと思います。
そしてCat Ba島について、大御所さん達が待つ島部最南端の街まで、動画をご覧下さい。
なお、動画で私が「これかな〜」と撮りながら話している、ビデオに最初からずっと映っているのがと三井住友建設さんが建設中の海上橋梁です。



漁船がまるで海賊船のようにみえるのはなぜだろう

漁船がまるで海賊船のようにみえるのはなぜだろう



Cat Ba島へいよいよ上陸

Cat Ba島へいよいよ上陸



Cat Ba島について、最南端の街まで来た時は、もう日も暮れかかった夕方の6時過ぎでした。
お腹が減って仕方がありません。

「さて、大御所に連絡しなきゃ」

そう思っていた矢先、タイミング良く大御所から電話が。

「着きましたね。では『Welcome Cat Ba』と書いてあるモニュメントあたりに行ってください。うちのスタッフが黒霧島のビンを振り回しているので、そいつを捕まえてください」

行ってみると、本当に振り回している若いベトナム人の男の子がいます。
思わず笑ってしまいました。
手を振ると満面の笑顔で近づいて来て、私をバイクに。

そこから5分ほど走ったところに・・・大御所達がいました。

「どんな宴会場だろう」

そう期待をしていたのですが、行くと港に面したプラスチック台と椅子。
その上にハノイからバイクで運んできた炭火焼き台。
当然屋外の吹きっさらし、屋根もありません。
薄暗く顔を識別し辛くなっていましたが、よく見ると紛れもなく大御所。

「あれっ、もう出来上がっちゃっていますか」

横に座る目の据わった大御所の「懐刀」が、にらみを利かせています。
足元には黒霧島の空き瓶が3つ。

「さて、田口さんの為にカツオ、行きよりますかー」

大御所とその懐刀。
おそらくハノイで知らない人はいないかと思います。

大御所は日本食レストラン「紀伊」の小林さん、懐刀は「寛(かん)」の料理長山田さん。
いずれもハノイの日本料理界では知る人ぞ知る重鎮、しかもお店は間違い無く繁盛店です。

彼らはバイクでよく遠出をします。
今回も視察がてら、炭火焼台だけをバイクにくくりつけ、食材は現地調達という気ままな小旅行のようです。
ただ、単なる小旅行に終わらせるのではなく、訪問先で取れる新鮮な食材を如何に安く美味しく味わうか。
長年、日本料理店を運営されているお二人にとって「新鮮なネタ」さえあれば、どこのレストランよりも美味しく料理することなど朝飯前なのでしょう。
今回そんなお二人の「こだわり」に、無理矢理参加させていただいたような次第です。

屋根も空調も電気もない、あるのは炭火焼台と飛び抜けた料理人の腕。
それに新鮮な魚介類の食材と、港からそよ吹く心地よい潮風。
もうこれだけあれば何も要りません。
いただいたカツオの炙り、今まで食べたどんなカツオより絶品でした。

「味付けは塩だけでよか」

カツオの味付けは寛の山田さんが担当してくれました。
その横でアサリの味噌汁を作る小林さん。

Cat Ba島の港から吹き抜けてくる潮風。
このシチュエーションはハノイでは絶対味わえない。
よく見ると、結構な数の西洋人も歩いています。

「こんなところが有ったのか・・・」

おそらく私はCat Baの港を見ながら食べた、カツオのタタキとアサリの味噌汁の味は、一生忘れることは出来ないと思います。
次はこの裏側にあると教えてくれた海に泳ぎに来よう。

「その美味しいカツオの絵がなぜ1枚も無いの?」

はい、それはランプが無く、暗やみで食べていたから。
頑張っても私の老体カメラでは、所詮大した写真など撮れる訳が無い・・・
あと余りの美味さに写真を撮る余裕などありませんでした。

文字づらばかりで申し訳ありません。

また、この両氏とは今後いろんなところに出没することになるかと思います。

以上、ハイフォンからCat Ba島まで、日本ODA事業案件を視察しながらの1泊旅行をお伝えしました。

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田口 庸生

田口 庸生 の紹介

初めまして、「ハノイリビング」営業担当の田口(たぐち)です。 日本より初めてベトナムのハノイに着任された日本の皆様、 愛するご家族を日本に残し、初めての「海外単身赴任」をこれから経験される皆様、 快適なハノイでの生活を満喫していただくために、皆様の「お住まい探し」から「入居後のサポート」まで一貫した「窓口対応」を請け負います。 「ベストマッチ」を合い言葉に・・・ どうぞお気軽にお問い合わせください。 お待ちしております。
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