「『サービスアパート』と『それ以外のアパート』って・・・何が違うんですか？」
ハノイ赴任が決まり、お住まいを探し始めた方からよく聞かれるのが、このご質問です。
もうハノイに着任された方に言わせれば、当たり前にご理解されているかと思いますが、今から日本で情報収集を始める方からすると、チンプンカンプンなのは当たり前ですね。
まず、日本からベトナムに赴任される場合、会社で社員寮をお持ちの企業様を除き、大半の方々は賃貸住宅に契約して住むことになります。
契約される賃貸住宅の形態には、
- サービスアパート
- コンドミニアム
- 一戸建て（ヴィラ）
- アパート
大体この4パターンがあります。
まず、「一戸建て（ヴィラ）」を契約される方は非常に少ないのが現状です。
というのは、一戸建てはまずセキュリティの確保に資金がかかること、
そしてなんといっても高温多湿のベトナム・ハノイで地面に近い住宅は・・・それだけ羽虫・ゴキブリ類との格闘にも資金と時間とストレスがかかること、
等の理由で敬遠されるケースがほとんどです。
「コンドミニアム」は、賃貸型のリゾートマンションのようなものです。
敷地内にフィットネスジムやプール、テニスコートなど、会員制リゾートクラブのような施設が充実していて、物件によっては託児所がついていたり、ゴルフの練習場があったり、スーパーが付いていたりと・・・全て敷地内で完結できてしまう、そんなサービスが売り物の集合住宅です。
もちろん家具や電化製品は最初から揃った状態で、「カバン一つ」で入居、その日から普通に生活ができます。
また、セキュリティも万全です。
すべての「コンドミニアム」が一様に同じセキュリティ・・・というわけではありませんが、入居者にのみ配布されるカードキーなどがあり、そのカードキーが無いと建物内には入れないばかりか、エレベーターで目的のフロアに降りることもできない、といった鉄壁のガードが施されており、逆に日本でお住まいのマンションより安心してお過ごしいただけるケースが多いのが、この「コンドミニアム」の特徴です。
最近、こういった「高級コンドミニアム」へ入居される赴任者様が増えてきています。
「アパート」は日本でいう通常のマンションのような感じですね。
「コンドミニアム」のような規模や付属施設はありませんが、市街地内の立地の良いエリアに新築されるケースが多いため、広さより「職住近接」と「利便性」を追求される単身者様には人気です。
さて、では「サービスアパート」です。
基本的に「コンドミニアム」と似通った説明になるのですが・・・
まさに、「高級感を売り物にした会員制リゾートクラブ」のようなイメージです。
・・・では、「コンドミニアム」と「サービスアパート」の違いって、一体何なのでしょう？
一言でいうと、お客様の契約する相手がサービスアパートの場合、「企業（ホテル）」となりますが、コンドミニアムの場合は「現地の個人オーナー」となる点です。
全てのサービスアパートと言う訳ではありませんが、サービスアパートの中でもグレードが高く日本企業に人気のある、「SEDONA SUITES HANOI」や「Co Co International」、「Fraser Suites Hanoi」、「CROWNE PLAZA WEST HANOI RESIDENCES」などは大概、「ホテル側」と法人契約を取り交わしています。
契約の相手が「企業（ホテル）」となるメリットは、
- 企業相手のビジネスライクな契約が結べる
- 水道光熱費や施設管理費・使用料などは全て家賃に含まれるので、面倒くさい支払いを気にする必要が無い
- 基本的に「ホテル」に準ずるアパートなので、当然サービスは良い
と、こんな感じだと思います。あとこれに、
「高級サービスアパートに住む」というステータス
「前任者もサービスアパート」というケースが多いので、経理・総務担当者さんの手間が省ける
ですね。
しかし・・・当たり前ですが、その分家賃は高くなります。
４０㎡といった単身者向けのスタジオタイプでも、２５００＄～、
ファミリータイプの２ベッドルーム以上となると軽く３０００＄から４５００＄はざらにします。
築年数の古くなったサービスアパートであれば、もう少し安い部屋もあるようですが・・・
しかし古いサービスアパートは、
何人もの人が入れ替わり使用している部屋だということと、
付属の家具や電化製品ももちろん古くなっています。
まだ、ブラウン管のテレビだったり・・・というのもあります。
また、相手は「ホテルという企業」ですから、ビジネスライクに契約更新時には１０％から多いときは２０％ほどの賃料アップを要求してくるサービスアパートもあります。
これは、直接お客様から聞いた情報ですので間違いはありません。
インフレ率がここ２年間１０％前後を維持しているベトナムですから、ある意味料金UPは致し方ないのですが、
過剰気味のサービスを維持するための人権費やサービス経費に、企業として計上しなければいけない「利益」を逆算して上乗せしてくるので、賃料に跳ね返ってくる額も、現地の個人オーナー所有の「コンドミニアム」の賃料より大きくなるのは、容易に想像がつくかと思います。
では「コンドミニアム」に目を向けてみましょう。
皆さんが持たれている「コンドミニアム」に対してのイメージは、
「サービスアパートよりサービスは良くないでしょう？」
「個人オーナーとの契約・・・何かあった時どうするの？」
「水道光熱費やら管理費やらの支払いって、面倒くさいな」
「ハウスキーピングや洗濯サービスは外せないんですけど」
こんなところでしょうか。
おそらく、こんなイメージを日本の経理・総務担当者様、そして最初からサービスアパートにお住まいの方はお持ちではないでしょうか。
「ベトナムでの安心な住まいはサービスアパートでしか実現できない」と当たり前のようにお考えになられているのではないでしょうか。
今回の稿は、日本でベトナム進出を検討されている総務・経理担当者様に経費削減のご提案をさせていただくつもりで書いています。
ベトナム赴任者様にかかるお住まいの家賃を、安心な契約の元に月５００＄から１０００＄ほど下げることができるご提案です。
私はハノイで3年間、日本で売買仲介に約10年間携わってきました。
住まいに対する数々のトラブルのパターンを考慮に入れて、日本からの進出企業様向けのサポートを続けて参りました。
そのノウハウを生かして、先に上げました「サービスアパート以外のアパート」に対する契約上の不安を取り除きます。
具体的には、
- ご契約から更新時の交渉手続きまで、全て窓口対応致します。
- 現地オーナーとの契約に関わる一切の交渉を代行致します。
- ハウスキーピングサービスから害虫駆除サービスまで当社で窓口対応し業者をご紹介致します。
- ご入居後に気がつくすべての疑問に「日本語対応」致します。
当社の「フルサービス」です。
要するに、お客様がオーナーと直接お話する手間は全く要りません。
全て当社が契約満了まで、また更新交渉まで代行対応致します。
では、上記の「サービス」をどんなアパートに付けてご契約できるかです。
サービスアパートをご検討されるお客様に、セキュリティやグレードの低いアパートなどはお勧めできません。
「コンドミニアム」を中心にご紹介いたします。
この稿で何気に写真を差し挟んでいますが、これは今まで当社が日本からの赴任者様に契約していただいた、「コンドミニアム」の写真です。
どれも築１年から２年の新築物件で、セキュリティからグレードは申し分の無いものです。
当たり前ですが、敷地内にサービスアパート並の、
フィットネスクラブ、
ショッピングエリア、
テニスコートやプールといったエクササイズスペース、
などが完備されているものが大半です。
その上家賃の㎡単価が全く違いますので、かなり広い部屋に安くお住まいいただけます。
物件や広さによって金額は変わってきますが、
ファミリータイプの２ベッドルームで、水槽光熱費、VAT（税金）、そして当社のフルサービスを付けて
１５００＄～２５００＄の範囲でご提供できます。
部屋の広さでいうと、１００㎡から１５０㎡くらいは確保できます。
「サービスアパート」ではないアパートに「サービスアパート並みのサービス」をお付けして、広く、安く、安心してお住まいいただく。
これが、お伝えしたい「ハノイリビング」のサービス方針です。
具体的にご紹介可能な契約実績のあるコンドミニアム名を申し上げますと、
『Golden Westlake（ゴールデンウエストレイク）』
※写真で更に詳しく確認されたい場合はこちらまで
タイ湖のほとりに建つ、リゾート型コンドミニアム。
外国の方々がたくさん契約されており、安心してお住まいいただけます。
『Keangnam Hanoi Landmark Tower（カンナム ハノイ ランドマーク タワー）』
※現在モデルルームOpen中です。詳細はこちらまで
開発著しいハノイ西部に位置する、2011年竣工の最新コンドミニアム。
設備、家具、電化製品の全てが最新。契約者が初入居となります。
『The Manor（ザ マナー）』
※写真で更に詳しく確認されたい場合はこちらまで
異国情緒あふれる人気のコンドミニアム。
近くに大型ショッピングモール「ビッグC」を控え生活至便な環境を満喫していただけます。
Sky City Towers（スカイシティタワー）
※詳細な物件情報はこちらまで
交通至便な「Lang Ha通り」に位置する大型コンドミニアム。
2011年竣工。ハノイ市街へ出るのもタンロン工業団地方面へ抜けるのも便利な立地。
まだ一部ですが、他にもご希望のアパート指定で「当社のフルサービス」を付けのお見積もりが必要であれば、ご遠慮なくお申し付けください。
潤沢な利益があり、経費をある程度使う余裕のある企業様、
また、海外赴任者への手厚い福利厚生を先ずは最重要視される企業様、
につきましては、今回のようなお住まいに関する経費削減のご提案は必要ないかもしれませんね。
しかし、ある程度のセキュリティ基準を保ちながら、経費の見直しをご検討されている企業担当者様、
ホテル（レジデンス）側の賃料アップの要請に、対応を迫られている企業担当者様、
また、ご結婚やご家族合流のタイミングで広いタイプへの契約更新がコストアップで難しく、悩まれている現地担当者様、
お力になれると思います。
ゆっくりと当社の管理物件を見ていただくことも可能です。
また、日本に居ながらにして、ハノイの物件詳細を確認したいご担当者様向けのサービスとして、ビデオ撮影依頼もお受けいたします。
パソコンを通じて、当社がお勧めしているコンドミニアム等をゆっくりご覧いただけます。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
以上、当社「ハノイリビング」のサービスを使った経費削減についてのご提案でした。
